今年自民党総裁3選が懸かって居るので何とかポイントを上げたい阿倍首相
春闘で必ず3%の賃上げする様に、労使に要請した。
又政府は賃上げした企業には税制面で優遇する事をちらつかせた。
是を受け経団連も傘下の企業に3%賃上げを要請しました。
世界経済の活気の恩恵を受けて居る大企業は二つ返事で応じる様す。
ただ今だ先が見えない中小企業等は悲鳴をあげ、それ所ではないと言った
状況との事。
企業総数の99・7%を占める中小企業の判断で今年の春闘の成果が
決まりそう。
是までの春闘は2008年のリーマンショツクで賃上げ率2%を切り
民主党政権誕生・東日本大震災と春闘賃上げ率は下がる一方でした。
その後消費税8%に増税の2014年2・28に賃上げ率が上がった。
昨年の春闘の賃上げ率は2・34%で、今年3%の賃上げ率要求です。
幾ら景気がよくなったからと0・66%のアップは酷ではないかと
言うの企業側の言い分。
今年は働き方改革で長時間勤務が禁止され超過勤務手当が減ります。
労働者側は3%の賃上げが切実なものになって来ます。
大手企業は中間決算で収益を上げて居るので、3%に賃上げには
応じられるとか。
問題は政府の税制面で賃上げの優遇策に中小企業が乗って来るか
です。
3月の春闘妥結までは、まだまだ色々屈折がありそうですね。