我が国では上告されれば99・9%は罪が確定しひっくり返すのは
難しいと言う事をテーマーにしたテレビ番組が流されて居ます。
今回1992年飯塚で起きた女児2名の殺害事件で死刑が確定し
2008年死刑が執行された死刑囚の再審請求を福岡高裁が
つ認めず退けました。
この容疑者は逮捕後一貫して無罪を主張する。
しかし被害者に付着した血痕のDNAが死刑囚と一致その他
被害者所持品遺棄現場で死刑囚の車の特徴と一致して居る等の
証拠で福岡地裁で死刑判決・福岡高裁控訴棄却・最高裁で上告
棄却2008年死刑が執行された。
2009年諦め切らない死刑囚の妻が再審請求。
14年福岡高裁が再審棄却。
即時抗告するも抗告審は終結と判断を下す。
今回福岡高裁も再審は認めない事を決定した。
事件起きたのですから犯人は必ず居る筈です。
裁判は実際起きた犯罪を裁くのでなく、犯罪の証拠を出して
犯罪を証明する事となって居るので、頭のよい奴がどうにでも
言い逃れが出来、それを見抜けない裁判官が判決を下すので
大変コワイ。
遣り方次第では冤罪が罷り通り、犯罪者は大手を振ってのさばる
事もある、不条理ですが真相は26年も経てば証明出来ませんね。