阿倍氏が健康を理由に突然辞意表明され臨時自民党総裁選で
新しい自民党総裁選出となった。
突然の事で政治に空白は許されないと言う事で執行部は今回
党員・党友総員投票は割愛し各都道府県連に一律3票の地方票
141票と両議員票394票で総裁を決する事となった。
従来は両議員表394票と全国党員・党友総員投票394票で決して
居ただけに緊急の場合とは言え、可成り不公平さは免れない。
自民党総裁選は今日東京のホテルで起なわれその結果が発表
されました。
先ず各都道府県連3票の141票の地方票は石破候補42票・菅候補
89票・岸田候補10票が発表された。
次に両議員票394票と合算され、石破候補68票・菅候補377
票・岸田候補89票と発表され7割を獲得した菅候補が総裁に
決定しました。
今後何時衆議院が解散されるか判らないが臨時国会首班指名
で総理大臣になる事は確実となった。
無派閥の菅氏が総裁に選出された事は異例の事だと言う。
第2次安倍内閣から連続2800日支えて来た菅氏をいち早く
二階幹事長が担ぎ上げ、それまで禅譲が有力視されていた
岸田氏に取って代わった。
その後党の最高実力者麻生派・最大派閥細田派・竹下派
等5派閥が支持表明し菅氏が絶対有利となった。
総裁は菅氏に決定したが、何様無派閥なので強力なバック
アップが心配される。
また政治・経済・外交面で安倍氏の様に精通しているとは
言えない様で政策面で不安が残る様です。
それに今回の総裁選は安倍氏の残り任期を務める中継ぎで
本番は来年10月の総裁選とも言われ、それまでに菅氏が
実績を出し揺るぎない総裁となれるかが問題ですね。