菅首相は就任して打ち出した方針は各省庁のデジタル化と縦割り
行政の弊害の除去でした。
そのため現在内閣官房IT総合戦略室・総務省・経産省所管の
デジタル化部門をデジタル庁に一元化しようと言う構想です。
菅首相は検討を加速し年末には基本方針を定め次の通常国会に
必要法案提出を急がせた。
同時にデジタル分野の重要法案IT基本法の抜本改正法案の
提出を行う意向。
此れでハンコ万能、書類重視・対面主義見直し等行政手続き
の簡素化を狙う。
諸国はすでにデジタル化が進み、ネット行政に進化して居る。
我が国は今だ書類主義ハンコ行政と対面行政のままです。
確かにこちらの方が血が通った行政とも思われるが非効率的
で時代の流れに取り残されてしまいます。
このデジタル庁創設に対し各省庁は省益の問題・権限の問題
人材の問題等で、殆ど拒否反応だそうです。
此れまで遣って来た事が全て変わるのですから、官僚として
反対するのも判る気がします。
何処まで菅内閣が出来るか?
行政の簡便化や、縦割り行政打破のためにも、ぜひこの構想
は成功させたいですね。