日銀が9月の短観を発表した。
短観とは企業代表等が出した景況感を指数化したもので極めて
大雑把なもですが是が不思議に的中景気判断指数となって居る。
大企業製造部門では前回調査から1ポイント悪化プラス8。
大企業非製造部門は新型コロナ禍緩和で1ポイント改善プラス14。
大企業製造部門では16業種中9業種が悪化
食料品-・化学等広い業種で原材料の高騰の影響を受けた。
大企業非製造部門ではコロナ禍緩和で、通信・宿泊・飲食サービス
等12業種中8業種が改善された。
3ケ月後の先行指数は大企業製造部門は1ポイント改善プラス9。
大企業非製造部門は3ポイント悪化プラス11を見込む。
中小企業製造業はマイナス4、非製造部門は3ポイント改善
プラス2。
3ケ月先行指数は中小企業製造部門1ポイント悪化マイナス5。
非製造部門は5ポイント悪化マイナス3。
総合的に見ると景況感は3期連続悪化し、3ケ月先行指数も
極めて悪化が見込まれると言う。
尚人手不足では製造部門でマイナス19、非製造部門でマイナス
34と極めて厳しい。