日々好日

さて今日のニュースは

来年の春闘連合は5%要求決定・官製春闘で連合は恰好つかず・どれだけ組合員の信頼取戻すか

2022-10-19 06:11:13 | Weblog
ここ十数年の間に春闘もすっかり様変わりしてしまった。

労働者と経営者の生活権や企業の生き残りを賭けた闘争が、国の
経済力の問題で国が労働者側に立って企業に賃上げを要求する
構造になって来た様だ。

国もGDP成長率を重視し生産性を高めるため、企業に対して
賃上げを要求する様になって来た。

国は企業に対すると課税の優先政策で賃上げを迫るが、企業も
生き残りを賭けて抵抗仲々賃上げは遅遅として進まない。

すっかり国ににお株を取られ形なしの連合ですが、来年の春闘は
基本給一律ベースアップを月給の3%に賃上げを打ち出した。

連合は歴史的円安等で物価高騰・企業の業績低下を見ての
低姿勢要求となった様だ。

要求額5~6%を打ち出した27年前とは雲泥の差となる。
お互いが思いやっての要求なのでしょう。
過度の要求は企業を追いやり、事態が混迷するのを避けたの
でしょうか?

自公は国家安全保障戦略等の安保関連3文書で協議・敵基地攻撃保有や防衛費増額で見解の相違

2022-10-19 05:31:30 | Weblog
自民党と公明党は外交・安全保障政策の長期指針となる国家安全
保障戦略等安保関連3文書に関する協議会を開いた。

相手国のミサイル拠点を叩く敵基地攻撃能力の保有や防衛費増額
で両党で見解の相違がある事への協議となる。

岸田首相の所信表明で5年以内に防衛力の抜本的強化を明言した
が、公明党は方向性には一致すれど、微妙なずれが出て来て居る。

自民党はミサイル敵基地攻撃能力の保有でも、ミサイル基地に
限定せず、指揮統制機能を含むと明記するが、公明党は反撃
能力保有には反対しないが、あくまで専守防衛の範囲内で必要
最小限度にとどめるべきと主張。

また防衛費増額ではGDPの2%程度まで引き上げを目指すとする
自民党に対し、必要性だけではなく優先順位を明確にすべきと
反論して居ます。

防衛費の財源についても自民党は赤字国債や法人税増額を充てる
意見等があるが、公明党は国債に頼らない恒久的財源確保を訴え
るが、これは消費税等の引き上げを意味する様です。

世界状況が切迫して来て防衛力の強化が大きな課題となって来た
が、さてその財源となるとどうするかが問題となる。
両党とも基本的には防衛力強化には一致して居るが
細かい事となると、相当ずれがある様です。