日々好日

さて今日のニュースは

総合経済対策の裏ずけとなる22年度第2次補正予算28兆円成立・歳出の3割占める基金の使途

2022-12-03 07:44:00 | Weblog
総合経済対策の裏ずけとなる22年度第2次補正予算が成立した。

一般会計の歳出総額は28兆9222億円です。

物価高対策とし電気都市ガス料金負担軽減策が来年1月使用分から
始まり、3兆1074億円・ガソリン等燃料補助金に2兆272億円。

是で標準的世帯の家計負担を9ケ月で4万5千円軽減出来ると
弾き出した様だ。

企業に賃上げ促進支援に7800億円・出産子育て支援に1267億円
新型コロナ対策で自治体への交付金1兆5189億円・ワクチン確保
に750億円。

複数年度で支出する基金予算は50基金で8兆9013億円に至る。

尚歳入の8割、22兆8520億円は赤字国債で賄う。

問題となるのは歳出の3割を占める基金でこれまでの基金への
積み増しと、16基金が新たに設けられて居ます。
基金の管理運営は公益法人等が担当するのでチェックの甘さが
指摘される。

因みに各省庁が公開して居る基金状況は21年度143基金で収入
7兆2723億円、支出2兆1360億円、残高12兆9227億円。



専守防衛内で自公民安保政策大転換か・懸案事項は文民統制放棄と先制攻撃の恐れ

2022-12-03 07:10:01 | Weblog
敵基地を攻撃する反撃能力の保持で自民党と公明党が合意しました。

ただ原則的専守防衛を逸脱しないとの条件が付いては居るが是は
難しい問題をはらんで居る。
専守防衛の中で現実的敵地攻撃が出来るかです。

此処で懸案事項がまた生じました。
それはシルビアンコントロールの放棄で先に手を出す恐れが出て
来た事です。

一般的に喧嘩でも遣られる前に遣れと言うのが鉄則です。
ここをどう解釈するか?

下手をすると日本がまた同じ過ちを犯す危険性が出て来た様だ
今回の自民公明の反撃能力保持の合意には我が国の安保政策の
大転換とも取れる意味合いを含んで居る様だ。