総合経済対策の裏ずけとなる22年度第2次補正予算が成立した。
一般会計の歳出総額は28兆9222億円です。
物価高対策とし電気都市ガス料金負担軽減策が来年1月使用分から
始まり、3兆1074億円・ガソリン等燃料補助金に2兆272億円。
是で標準的世帯の家計負担を9ケ月で4万5千円軽減出来ると
弾き出した様だ。
企業に賃上げ促進支援に7800億円・出産子育て支援に1267億円
新型コロナ対策で自治体への交付金1兆5189億円・ワクチン確保
に750億円。
複数年度で支出する基金予算は50基金で8兆9013億円に至る。
尚歳入の8割、22兆8520億円は赤字国債で賄う。
問題となるのは歳出の3割を占める基金でこれまでの基金への
積み増しと、16基金が新たに設けられて居ます。
基金の管理運営は公益法人等が担当するのでチェックの甘さが
指摘される。
因みに各省庁が公開して居る基金状況は21年度143基金で収入
7兆2723億円、支出2兆1360億円、残高12兆9227億円。