日々好日

さて今日のニュースは

最後の事務次官会議

2009-09-15 06:51:57 | Weblog
新政権発足を明日に控え、政権を明け渡す自民党も、受ける民主党も大体準備は 
昨日で終了した様です。
国会控え室の陣取り合戦も解決し、今は参院側に移り、公邸の主も入れ替わりを待つばかりです。
そんな中で麻生自民党総裁と鳩山民主党代表との政権引き継ぎの会談が行われた。
流石大人の二人、鳩山代表は麻生総理に首相経験者として今後も指導協力を要請し
麻生氏は安全保障で日本の進路を間違えない様にと釘をさした。
是と同時に最後の事務次官会議が行われました。
事務次官会議は脱官僚政治の象徴として民主党が廃止を真っ先に挙げました。
1866年の明治政府以来日本の政治の中核として123年間続いてきた官僚政治
も民主党政権実現により幕を閉じる段取りとなった。
この会議は毎週定例閣議の前日の月曜、木曜の週2回開かれ、官房副長官が取り仕切り、
各省の事務次官・警察庁・金融庁・消費者庁の各長官及び内閣法制次長で構成される。
閣議案件をここで事実上決定し、全員一致しない案件は閣議にかけられないと言う
申し合わせがあるが、法的根拠は何もありません。
民主党はこうした官僚主導の政策決定システム打破し事務次官会議廃止を唱えた。
是に代わる機関として閣僚会議を設ける事とした。
これは関係閣僚がそれぞれの案件について検討したものを閣議に挙げて決定すると
言う画期的システムです。
当然今までの様な事務次官会議の様な全体会議でなく、専門的各省間の閣僚会議が
開かれ事となり、より具体的検討が可能です。
是までは族議員や自民党内で調整し、官僚主導で法案をまとめ、事務次官会議に 
掛けて閣議決定すると言う流れでした。
これに対し民主党は、国家戦略局等で決まった大筋を、各省に貼り付けられた、 
100名の政務官や副大臣が官僚を指導して法案を作成する。
これを各関係「副大臣会議」で調整して各関係「閣僚会議」で討議します。
討議された内容を「閣議」に挙げて決定と言うシステムに変更します。
タテ社会のシステムをヨコに広げ様との試みでもあります。
これがまともに動けば画期的システムで、言われる「お役人天国」は壊滅するでしょう。
ただ不安があります。
いまは新閣僚就任あいさつから、国会答弁まで全て完璧な官僚の揃えた原稿を読み上げればよかったが、今後自分で取り揃えなければなりません。
始めが肝要です。
これが上手く行くか、行かないか明日の閣僚発表後の記者会見が見ものです。
次ぎに法案作成の課程で官僚を指導する政務官や副大臣にそれだけの力量はあるかと言う事です。
結局は老獪な官僚に丸め込まれて骨抜きの法案が出来上がる可能性があります。
ましてや何事も初めての新人議員が過半数を占める民主党です。
今は次期政権に擦り寄っている官僚ですが、自分たちの生死に関わる事になれば、
所謂省益をそう簡単に捨て去るとは思えませんので、これが上手く機能するかは不透明です。
彼等は今は頭を下げて嵐の過ぎ去るのを待てばまた自分達の世界が来ると確信して
居るに違いありません。
兎に角123年間のアカが染み付いた、体制はそう簡単には、改革できないのでは
と思えます。
何れにしても明日から民主党の力量が試され事となります。
今夕に内閣の陣容も判明するとの噂が流されて居ます。
期待したいと思います。




公務員給与カットか?

2009-09-14 09:56:13 | Weblog
民主党がマニフェストに掲げた国家公務員総人件費2割カットがいよいよ実現に向け動き出した。
この問題は、ムダな経費削減とか、国家公務員の力を削ぐ日干し作戦ではなんて、
穿った考え方にも取れるが、優遇されヌクヌクと過ごすお役人を少しは自覚させる事が出来るにで
はないかと言うのが国民の本音です。
とは言え身命を賭してお国のため尽くされるお役人に冷たい処遇は如何かと言う、
意見もあります。
ご存じの様日本では公務員は労働者の権利である団結権や団体交渉権。ストライキ等
の争議権が禁止されて居ます。
その代わり人事院等が給与改定勧告等を行う人事院勧告制度が取られて居ます。
今回民主党はこの国家公務員の労働基本権をを人事院勧告制度の見直しで回復させる事とする。
毎年の給与改定は人事院勧告を受け労使交渉で決める仕組みに替えると言う一大
転換をきめました。
その上で厳しい財政状況に理解を求め労使合意の給与カットをしたいと言う甘い
構想の様です。
交渉権を認める代わり給与カットに協力せよとは他人事(ひとごと)ながら、余りにも虫の良い
考え方と思えてなりません。
まあそれは良いとして、全国57万5千人の国家公務員、総人件費5兆3千億円を
2割カットし1兆1千億円削減を目指す事は国民にとっては良い事です。
是と同時に大幅な人員削減を盛り込んだ「公務員制度改革実施計画」策定方針を
固め、2011~2013年度実行に本気で取り組んで行くと言う。
まだ先の話とは言え(それまで民主党が政権維持して居ればの事ですが)給与の
20%カットとは下っ端役人にとっては、少し惨すぎる気がせんでもありません。
月給40万円の人なら8万円のカットですからそれは大変です。
幾ら格安官舎や福利厚生が完備されて居ても下級官吏にとっては、大変な事と
思います。

新型インフレエンザワクチン

2009-09-13 14:43:37 | Weblog
政治的空白の隘路をあざ笑う様に新型インフレエンザが猛威を振るって居ます。
既に日本でも13人目の死亡者が出ました。
世界ではすでに3千名を越える死亡者が記録されて居ると言う。
今回の新型インフレエンザは弱毒性と言われながらも感染者は日本で13万人にも増え各地で
休校や休業が続出しています。
今の処風評被害で体した事も無い様に思われますが、是から冬場に向い何時強毒性
ウイルスに変身するか判らない危なさを秘めて居ます。
芸能人や、スポーツマンにもボツボツ感染者が出てきた様です。
今日から始まる秋場所の力士まで感染者が出たとのニュースまで流れました。
何か危険信号の様な気がして心配です。
政府は先日やっとワクチン優先接種順位を発表しました。
医療関係者や幼児、子供児童や持病持ちの高齢者等が最優先と決まりました。
是からは10月の接種開始に向け基礎疾患の定義や接種スケジュール。接種出来る
医療機関の選定や公表等の作業が進められます。
ワクチンの供給量が限られて居るので確実に接種出来る様に母子手帳や健康保険証等で本人確認し接種料金も全国一律で予約制で実施の意向です。
是には国が直接関与する方針との事です。
問題は主に児童学生用に接種される輸入ワクチンの扱いです。
輸入ワクチンは、特例承認で一部の臨床試験所謂「治験」の上、使用する事になりました。
是を受け、スイスの大手製薬会社が鹿児島県内で健康な成人200名と100名
前後の児童を対象に治験を今月から始める事になりました。
もし副作用が出た場合国がどう責任をとるか、今の処自民党の桝添厚労相担当で
あるかと思いますが、民主党の直嶋政調会長が副作用補償の特別措置法案を社民等3党の共同提案で提出する事を明らかにしました。
後は低所得者の接種料金をどうするかの問題が残されて居ます。
新しい民主政権の初仕事として期待していますよ。


人材不足の民主党?

2009-09-13 08:55:18 | Weblog
我が党は優秀な人材が豊富で、あらゆる政策に対処出来ると、大言豪語していた、民主党
いざ組閣と第1党としての党運営となるとソウも行かなくなって様です。
ご存じの様に小沢幹事長が国会運営や党務の裏方を取り仕切り、鳩山代表が表舞台
の政府・内閣を取りまとめる段取りになった様です。
現在民主党議員は衆参合わせて416名その内209名が新人議員という構成です。
新人議員には新人議員の良い処がありますので、一概にこれがマイナスとは言えませんが、
矢張りしたたかな海千山千の老獪な議員や官僚相手にツブされ兼ねない面
もあります。
今回当選された民主党新人議員にはその様な心配はないと信じたいが、良い様に、
踊らされてポイと言う事例を嫌と言う程見てきました。
処で来年の参院選対策や国会運営に力を入れる小沢幹事長と次期首班指名間近で、
組閣の構想に忙しい鳩山代表で今人材の取り合いが始まったと言う。
今の処組閣人事は、平野官房長官と岡田外相、菅副総裁格で国家戦略局担当相が
確定と言われ、福島社民党々首と亀井国民新党代表の入閣が決まって居ます。
ただこの3党連立も来年の参院選の結果次第では解消の噂も流れて居ます。
処で民主党の「脱官僚政治」の総本山とした「国家戦略局」成立が少しオカシク
なって来ました。
この「国家戦略局」は今までの内閣の機構を変更するものですから、当然法の整備
を必要とします。
国家行政組織法や内閣設置法等の整備が急がれますが、とても内閣発足には間に
合いません。
その間「国家戦略室」と言う陣立て対処せざるを得ない事がハッキリしたらしい。
勿論名前だけで機能は同じものです。
ただ権威がやはり初めの構想とはいささか異なる感じはどうしても否めません。
直接首相は陣頭指揮で指令を出す事になりそうです。
しかしそれも推定の域を出ません。
未だ外貌も規模も不透明な不思議な機関です。
話しを戻しますが、民主党は各省庁に100名の議員を貼り付けて官僚を監視指導
を行うと発表しています。
果たしてこの任に当たる卓越した100名の議員確保が出来るか?
ミイラ取りがミイラになっては、目もあてられません。
それに民主党は官僚との打ち合せ等一切禁止とか、これでどう官僚を上手く使う事
が出来るのやら。
すでに、官僚とのせめぎ合いが始まった様で、保身に走りながら、ちゃっかり縄張り守る
老獪な官僚をどこまで使いこなせるか、これは見ものです。
オット失礼、徹底した官僚政治の撲滅でしたね。
それにしても、経費節減をお題目の「行政刷新会議」の話題も全然聞こえて来ない
のも不思議と言えば不思議です。
確固たる党運営をはかるにはそれなりの睨みの利く議員の配置が必要です。
民主党には鳩山・小沢両巨頭を支持する小沢・鳩山・旧社会党系・旧民主党系の、4派があります。
これに対し岡田幹事長支援の菅・前原・野田グループが有って内部的には相当複雑
な要素を含んで居ます。
小沢チルドレンを擁し最大派閥になった小沢グループ、色々人材の取り合いも大変
な問題を含んで居る模様です。
全くイラヌお世話で申し訳ないが、大きくなればなったで、苦労の種も増えるものです。
何だか組閣を前に難問山積で鳩山代表もさぞ頭を抱えて居られると思います。
御同情申し上げます。国民の期待に背かない活躍を祈ります。

補正予算の引き上げ?

2009-09-12 09:43:34 | Weblog
民主党の完勝による国会の陣取り合戦どうにか決着がついた様です。
自民党は一応幹事長室を含む2階の特等席から3階に撤収したが、総裁室はからくも
守ったと、ほっと安堵の胸を撫で下ろして居るとか居ないとか。
現在の自民党には、歯ぎしりしてまた奪還する元気があるのでしょうか?
処で話しは、国の根幹を揺るがす予算の問題で、早くも脚光を浴びて来ました。
民主党は官僚と族議員が作り上げたも同様な2009年度予算案は全て否定、白紙で
作成し直すと本気で宣言しています。
果たして限られた月日で可能なのか?
いまだ陣容も具体的外貌すら判らない、民主党の心臓部となる「国家戦略局」で、
新しい予算案を作成し来年度の予算審議に間に合わせると言うのだから、相当の
勝算がおありの事だと思います。
207兆円の予算の見直しで17兆円の財源を捻出すると言う相当高いハードルを
科して挑戦されるのだからそれは相当厳しいものになるでしょう。
ましてやその相手は、野党の自民党が後押しするしたたかな官僚相手です。
余程性根を据えて掛からないと泣きを見る事必定です。
民主党はどうやら景気対策一辺倒から、福祉や子育て、雇用関係に力を入れて行く
方針の様です。
どうも目の先のバラマキ優先の気がして根本的解決は余りにも理想過ぎる嫌いが
ある様に思えて不安です。
まそれは今後の民主党の成果に期待するより外はありません。
処で今問題になって居るのは麻生内閣時代に景気対策として打ち出した景気浮揚の
2009年補正予算の未執行分の問題です。
ご存じの様に、この補正予算は多年度にわたり継続的支援を行うために作られた、
景気対策の補正予算です。
地方の雇用や公共事業の支援。低公害社会の構築のためのエコー対策費、或いは
中小企業支援等の不可欠な支援を含み、国会で承認された予算です。
確かに、この補正予算は泥縄的に作成され「玉石混合」の嫌いが有った事は否めませんが、
凍結引き上げは、少しやりすぎではと思われてなりません。
調査の結果約15兆円のうち5割の8・3兆円が未執行と判明しました。
大半が地方支援の予算であるため、自治体は既に見越して前倒しで事業を始めた所
もあり、それが凍結となると大変だと騒ぎ出して居ます。
民主党は一応地方自治体に下りた物までは手をつけないと言ってはいるが、多年度に
渡る予算は見直して優先政策に振り向けると明言しています。
地方に配分出来てないものは地方に理解して貰い執行停止すると岡田民主党幹事長
は明言しています。
どうやら地方や景気支援策は優先順位が低いらしく、子育て支援や雇用対策優先で
配分していく気配です。
問題は民主党が良しと判断した事が、果たして国民の為になるのか?
目先の成果ばかり気にして、将来の国の行く末に、不安を抱かせる事のない様に、
民主党はしっかりして欲しいものです。

オバマ政権の危機?

2009-09-11 10:12:56 | Weblog
今米国では公的医療保険制度の賛否について大揺れに揺れて居ます。
これは今まで米国、民主党大統領がなしえなかった公的医療保険制度の創設に向けて、 
公約通りオバマ大統領が動き出した事に対する支持率の急降下にあります。
これはオバマ政権の成否に関わる重大な局面に至ったと言っても良い事です。
現在日本は世界に誇る国民皆保険で、無保険者の嘆きはほんの少人数でしかない。
処が米国は「自分の事は自分で解決」が鉄則で、国の介入には抵抗がありました。
特に富裕層の支持が多い共和党はこれが浸透して、強固な反対者が多い。
処が低所得層の支持者が多い民主党は、カネガないため保険会社と契約出来ない
無保険者の公的医療保険制度の導入が長年の念願でした。
是まで、民主党政権下で何度も成立間際までこぎ着けた事も有ったが、米国民の 
厚いカベに阻まれて実現できなかった経緯があります。
これ以上増税になるのは勘弁して貰いたい。
国家財政の赤字が増大する。
医療費に当てず勝手に使って居る者の分まで何で負担せねばならないか?
国に干渉されたくない。自由が奪われる。ほっといて貰いたい。
等々が米国民の大半の声です。
是に対し無保険で亡くなる命も多く、低所得者にとっては、公的医療保険制度導入が頼みの綱です。
オバマ大統領は異例の議会演説をして国民に公的医療保健制度導入を呼びかけました。
10年間で9000億ドル日本円で90兆円、大体日本の1年間の国家予算に匹敵する金額です。
これで米国に公的医療保健制度が導入できると言う。
日本は幸いにして先人が導入した国民皆保険制度があって、この恩恵を受けて居ます。
が近年高齢者急増、少子化等の問題で支える人より受ける人が増して、国民皆保険
そのものがおかしくなってきました。
それと医療費急騰や医者不足、医療報酬切り下げ等で、医療機関の急減等医療現場が
崩壊しだしました。
何より保険者の地方自治体や民間企業が悲鳴を上げて、保険料の値上げやリストラ
で対処しました。
これが低所得者を無保険者として、ドンドン増加しています。
国や地方団体の補助も限度があります。
麻生政権は「中負担中福祉」を叫び費用負担増大を叫びました。
これでは益々無保険者が出てくるでしょう。
日本もやがては国民皆保険を支えきれなくなって、米国の様な「自己負担」が原則の医療保険体制
になって来るのでしょうか?

駆け込み天下りラッシュか

2009-09-11 08:24:58 | Weblog
民主党への政権交代を前に、駆け込み天下りと思われる高級官僚の移動が急増して
居る事が暴露されました。
これは兎角評判の良くない「官民人材交流センター」即刻廃止等、天下りに厳しい対応を宣言した
民主党政策をサキヨミし、厚顔無恥の卑劣な駆け込み天下りではないかとの疑いがあります。
どの位の数かと言うと、官民人材交流センター設立後是を利用した高級官僚は衆院
解散前までに172名でした。
それが、解散後8月末までに、実に121名の官僚が天下りしたと言う資料が明らかにされました。
その中には事故米問題で詰め腹を切らされた農水事務次官や、年金問題で国会審議に関わった
厚労省審議官等、多数の名前が挙げられて居ます。
一番歯がゆい思いをするのが、麻生内閣時代に公務員制度改革で内閣人事庁設置に
激しく抵抗した人事局総裁が任期を残しまた「渡り」を敢行するのではないかと 
言う事です。
この人は旧郵政の天下り官僚で様々な処を「渡り」歩いてきたツワモノです。
民主党政権に見切りをつけ恐らく「渡り」に踏み切ったのではと思われます。
その殆どが天下り先は前任者が任期を残し、トコロテン式の押し出し人事だとの事です。
前任者の中には着任間もなく3年8ケ月も残して押し出された人も居るとか。
これから「渡り」の始まりでしょうか?
関係省庁は偶然の一致だと強調しています。
特に石破農水相がその片棒を担いで居る疑いが有るのはショックです。
本人は官民人材センターを通して正規に再就職先を決めたとか、自分で見つけたとか言って
居るらしいが、何れも再就職先は同じ省庁の関連法人等で国から補助金を頂いて
居る団体である事です。
人材の再活用と言うと聞こえは良いが、週1勤務の名誉職では背中に背負った鴨が
目当てと言われても仕方ないのではないでしょうか。
多額の退職金を頂いて、その上年俸1600万円以上と言えば止められません。
天下りの弊害、天下り先との癒着・談合や不当価格の随時契約、渡りのシステム等
即廃止。
国家公務員制度の新たなシステテム作り断行。
是非新しい政権の民主党に「マニフェスト」通り実行して頂きたい事の一つです。

民・社・国3党連立合意す

2009-09-10 08:41:59 | Weblog
スッタもんだの末、ヤット民主党、社民党。国民新党が連立政権樹立で合意した。
ただ重要問題は先送りで爆弾を抱えての、まずは合意となった感じです。
「護憲平和」の社民党「郵政民営化見直しに」に拘る国民新党を、抱え民主党が
「脱官僚政治」「財政の見直しムダ削減」「米国と対等な関係の構築」等々・・
を目指し実現出来るか是からイヨイヨ挑戦が始まります。
連立合意内容の問題点は、まず3党首が入った「閣僚委員会」を設置し基本政策を
討議し閣議に諮る事とした。
しかしこれは民主党の目玉「国家戦略局」と二重構造になりはしないか?
今の処「国家戦略局」は予算編成の基本方針については民主党だけでスタートし 社・国
の参加は検討するとして居るが早くもオカシイ関係になりそうです。
次ぎに問題の外交安全保障関連ですが、「沖縄県民の負担軽減のため日米地位協定
の改定を提起する」「米軍再編や在日米軍基地見直しの方向に臨む」と何となく
玉虫色の合意の様に取れます。
果たして、米国は民主党が言う堅固で対等な日米関係の構築と取ってくれるか?
特にインド洋給油活動即停止、ソマリア沖海賊対策の海自艦隊引き上げを叫ぶ社民
が何処まで折れて民主党に協力出来るか?
今回の合意には敢えて触れて無い様です。
民主党はインド洋給油活動の延期はないと明言しています。
インド洋やソマリアから自衛隊を引き上げて、それに変わる金銭の援助で米国が
快く了解するか?
日米安保体制の根幹に関わる問題で、これは大きな時限爆弾を抱えて事になりはしないでしょうか?
米軍への「思いやり予算」をとってみても日本国民としては屈辱の「みかじめ料」
としか思えません。
民主党が其処まで是正できるか?これは社民党と言わず国民の大半が願う事です。
最後に憲法問題で三原則遵守憲法が保障する諸権利の実現で合意しています。
是は既に成立し来年から動き出す予定の、憲法手続き法である国民投票法の封印を
意味するのでしょうか?
民主党の中の大半は改憲に理解を示すと見なされて居ただけに大変残念です。
また国民新党と合意した「郵政民営化の見直し」は既に動き出した郵政をどうする
積もりなのか?
民営であるが、国営の色合いが濃く、未だどちらとも言えない中途半端な状態で、
ドンドン突き進む郵政会社です。
反面民営会社と良いながら一手に国債引き受けて居るのはどう見てもおかしな現象
です。
問題を多く抱えた郵政民営化の見直しもまた民主党には重荷となる事は間違いない
様です。
首班指名前で新内閣が発足してない民主党にこの様な事言っても詮方ない事です。
何れ民主党の誇る偉大な先生方が、この様な難問題を解決して呉れる事を期待したいと思います。

連立政権難航?

2009-09-09 09:46:56 | Weblog
衆院選で完勝を勝ち取った民主党は一挙に新しい政権を一日も早く手がけたい処ですが、
その前に社民党や国民新党との連立合意が仲々成立せずに、モタモタして居る様です。
連日岡田民主党幹事長。重野社民党幹事長。亀井国民新党代表等が協議を重ねるが
三党の連絡調整機関や自衛隊海外派遣問題や、安保問題、日米関係特に沖縄の
米軍再編の問題等で暗礁に乗り上げ、仲々進展しません。
どうにか三党連絡調整機関問題は「閣僚委員会」で調整出来そうです。
自衛隊海外派遣問題や、日米関係問題は社民党の根幹に関する事で下手な妥協は
許されない状況で、後はどの様に調整し表現するかの問題までこぎ着けた様です。
言葉を換えると何処までゴマかして記載するかと言う事です。
国民新党は相変わらず「郵政民営化見直し」等バカの一つ覚えみたいな事を取り付けた様です。
大勢に関わらない小さい事なので、民主党はすぐ飲んだのでしょう。
今後三党々首会談で安保問題等無事クリア出来るのか?
社民党も可成りの強気で合意は不透明です。
どうも出だしから難航して居る様です。
国民の期待が大きいだけに、新政権で新しい改革を実行し一刻も早く不安を払拭して欲しい。




はちゃめちゃな自民党両院議員総会

2009-09-09 08:05:29 | Weblog
衆院選で歴史的惨敗を喫した自民党は今回両院議員総会を開き再生に向けて結束を
諮る筈でした。
しかし結果は自民党も、此処まで落ちたかと言う程の無様な醜態を国民の前に曝け出してしまいました。
小泉さんが叫んだ「自民党をぶつ壊す」と言ったセリフ通り壊れたかに見えたが、
55年体制は未だ健在で、是では新生自民党なぞ夢の又夢でしかなさそうです。
今ではどうでも良い様な自民党総裁選は、国会で新しい首相が決まり、国連総会に出席しようと言う18日に自民党は総裁選を告示し28日総裁選投票開票しようと言うスケジュールです。
何考えて居るのやら。
今回の自民党両院議員総会はこの首班指名に自民党はどう対処するかで揉めた。
辞任を表明した麻生さんの名は書くべきでないとの強い領袖達の反対。
ゼロから立ち直るには、白紙投票すべきだと主張する若手議員。
白紙投票は国民から付託された義務放棄だから誰でも良いから記名せよと中堅議員は執行部に迫った。
先送りしたい執行部でしたが、若手・中堅議員に追い詰められ、とうとう場当たり的に議長役の若林議員を「自民党の首班候補」に選出してお茶を濁しました。
全く情けない無様なものです。
是が今まで飛ぶ鳥を落とす権勢を誇った自民党の末路でしょうか?
今回の衆院選で派閥の領袖と言われ大物議員の権威は地に墜ち、若手や中堅議員が
大きな顔をして自民党牛耳って居ます。
しかし今はどうでも良くなった自民党の総裁選立候補に依然としてスイセン者が
20名以上必要とする条項に10名に改正すべきと異議を唱える中堅議員に対し
党の規定を振り翳して執行部は押しつぶした。
ここで留意すべきは、あれだけ党の改革を叫ぶ若手議員の賛同者が少なかった事
です。
本当に自民党を本気で再生する気があるのか?
これではとても民主党にまともに刃向かえません。
一日も早く民主党の鳩山代表に負けない様な総裁を選び出して新しい自民党を再建して欲しい。
まだまだ自民党に期待している国民は多く居る筈です。
日本のためには健全な野党として、お互いに切磋琢磨して、新しい世直しをして 欲しいものです。