豊洲市場移設の問題は当初から利権が絡んだもので、土壌汚染が噂されて居た東京ガスの
跡地を強引に都は買わされ築地市場移転工作が行われた様です。
そもそも築地市場は、老朽化を理由に東京五輪の交通インフラ工事に邪魔になる築地市場を
移転させる必要があったと言われて居ます。
それを進めた政治家の口車に乗って当時の石原都知事が決定した。
豊洲市場移転では相当出鱈目な事を都が遣って居た事が今になって判って来た。
それは石原・猪瀬・舛添の3代の都知事に知らされる事なく行われた様だ。
都政を実際動かすのは東京都のお役人で知事は飾り物でしかなかった様です。
都の役人は都議会と結託し好きな様に遣り放題だった様ですね。
土壌汚染対策の盛り土は何時の間にか立ち消え地下空間を作る事となった。
処が営業開始直前の検査で豊洲市場地下に溜まる汚水からシアン等が検出された。
丁度期を同じく都知事が交代となった。
東京都や都議会が一番嫌った小池氏が都知事になってしまった。
都知事は東京都政改革本部を立ち上げて、豊洲問題や東京五輪経費問題を取り上げた。
すると出て来るわ、出て来るわ色んな問題が出て来ました。
しかし幾ら都民の支持を得て居ても都民から選ばれた都議会の反対にあえば何も決まりません。
其処が小池都知事のウイークポイントでもあります。
都の責任者の処分・都知事報酬の半減等で都議会は一応終了し今後は特別委員会が懸案問題
解決を議会終了後も審議続行となった。
処で今回豊洲市場の地下空間のベンゼル・シアン・水銀の大気汚染検査で国の指針値を7倍も
上回る水銀が検出された。
因みに国の水銀の指針値は1平方立方当たり1年平均値は0・04マイクログラムとされて居る。
処が地下空間の大気では0・20~0・28マイクログラムが検出されたとか。
取るに足らない数値かも知れませんが、矢張り都民の食を預かる卸売市場としてはどうかと
思われますね。
この際一時的延期とせず、根本的見直しをしてはどうか?
他所の自治体の事ではあるが気になりますね。
今なら間にあうので築地市場をそのまま継続して、問題の環状2号線のルートを考え直したら
どうでしょうね?
まずは都民の食の安全が優先です。