江口寿史 1985年 集英社ジャンプコミックス
江口寿史つながりで、昨日のつづき。(江口やりだすと、止まんないね)
きのうの『江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短編』に、『エイジ‘85』ってことで、この「エイジ」の続編が載ってたもんで。
続編ってことだけど、そもそもこの「エイジ」は、物語がこれからってとこで、終わっちゃってる。
しかも、作者にしては珍しく(もちろんギャグはあちこちに入ってるけど)、ストーリー重視の本格少年マンガか、と思わせといて、パタッと終わっちゃったんで、ファンのガックリ度は高かった。
(内容は、高校生が主人公のボクシングもの。)
単行本のトビラにいわく、
>「エイジ」は、1984年8月から、翌1985年2月まで「フレッシュジャンプ」に連載された、作者はじめての「スポーツ根性コミック」である。
>一読しておわかりのように、これは未完のストーリーである。「エイジ」がこのあとどんな人生を歩むのか..それは「エイジ2」「エイジ3」を待っていただきたい。いつの日かそれは描かれるはずである…
ちなみに、“ひばりくん”のあと、「エリカの星」に至るあいだの途中に本作はあると思うんだけど、このへんから作者のこだわりである「ハナの穴を描く」が始まっているといえると思う。
「ハナの穴を描く」って何のことかっていうと、、江口寿史の作画のテーマであって、「ハナの穴を、ちゃんと描いて、それでいてカワイイ女性を描く」ということである。
ちまたにあふれてる、いわゆるカワイイ女の子の絵というのは、たいがいハナは「く」の字かなんかで、ハナの穴を描いてるものはない。
その点、実際に人物を写真に撮れば鼻の穴は映るわけで、同様にリアルにハナの穴を描いて、それでいてなおかつ“カワイイ”と認められる女の子の絵を描こうとする、江口の探究心は、ほんとエライと思う。(でも、その追求する分、原稿遅れんだけどね。)
江口寿史つながりで、昨日のつづき。(江口やりだすと、止まんないね)
きのうの『江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短編』に、『エイジ‘85』ってことで、この「エイジ」の続編が載ってたもんで。
続編ってことだけど、そもそもこの「エイジ」は、物語がこれからってとこで、終わっちゃってる。
しかも、作者にしては珍しく(もちろんギャグはあちこちに入ってるけど)、ストーリー重視の本格少年マンガか、と思わせといて、パタッと終わっちゃったんで、ファンのガックリ度は高かった。
(内容は、高校生が主人公のボクシングもの。)
単行本のトビラにいわく、
>「エイジ」は、1984年8月から、翌1985年2月まで「フレッシュジャンプ」に連載された、作者はじめての「スポーツ根性コミック」である。
>一読しておわかりのように、これは未完のストーリーである。「エイジ」がこのあとどんな人生を歩むのか..それは「エイジ2」「エイジ3」を待っていただきたい。いつの日かそれは描かれるはずである…
ちなみに、“ひばりくん”のあと、「エリカの星」に至るあいだの途中に本作はあると思うんだけど、このへんから作者のこだわりである「ハナの穴を描く」が始まっているといえると思う。
「ハナの穴を描く」って何のことかっていうと、、江口寿史の作画のテーマであって、「ハナの穴を、ちゃんと描いて、それでいてカワイイ女性を描く」ということである。
ちまたにあふれてる、いわゆるカワイイ女の子の絵というのは、たいがいハナは「く」の字かなんかで、ハナの穴を描いてるものはない。
その点、実際に人物を写真に撮れば鼻の穴は映るわけで、同様にリアルにハナの穴を描いて、それでいてなおかつ“カワイイ”と認められる女の子の絵を描こうとする、江口の探究心は、ほんとエライと思う。(でも、その追求する分、原稿遅れんだけどね。)