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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

キングフッドに、腕ずくで、乗る

2010-12-27 20:25:41 | 馬が好き
クリスマスも関係ないけど(仕事があるって意味)、年末年始ったって関係ないんで(することないって意味)、いつものとおり、乗馬に行く。
でも、冬休みに入ってる少年団が来てるはずだから、8時半には行かなくちゃね。一緒に集合して、一応、馬房ひとつ掃除して、ちゃんと働く。

どうでもいいけど、寝藁のあげかたって正しくはどうやるのか、いまいちわかってない。なんか適当に、馬房の出入り口が空くように、対角線にワラを寄せて、真ん中へんが一番汚れてっから掻きだすんだけどね。ま、いっか。
んぢゃ、馬装すっか。馬は? キングフッド!?

キングフッドには、一回しか乗ったことがない。なんだか走られてエライ目にあった記憶がある
あんまり乗りたくなくて、以来敬遠してた。「なんでもいい」って先生が言うときも、私が「どれでもいい」って言うときも、正直、そこにキングフッドは選択肢として入ってませんでした、私としては
しかし、きょうは子どもたちいっぱい来てるし、あてがわれちゃったら替えようがないね
そういえば、前回乗ったときも、子どもたちと一緒だった。整然とした輪乗りを、ひとり崩してたような気がする、私 前の馬あおって、子どもを落馬させたりしたら、来ないほうがいい、シャレにならん。
馬装して出撃ぃ。背、高くないんだよね、キングフッド。見た目はカワイイんだ。乗ると、いうこときかんけど
常歩してて、なんか元気に速歩になりそうになる。グッと抑えて、アタマあげられて、フニャっとした手応えで、「あー、これだ、これ」とイヤな記憶を思い出す
グイっと手綱ひくと、そのままアタマというかクビというかが、こっちに引っ張られて手応えない。手綱短く持つと、そのままどんどん抵抗なく馬のクビがやってきちゃって、ガツンとぶつかるところがない。どう見たって、そのまま乗ったら、背中そっくりかえったカッコになるに決まってるんで、もう少し手綱もつ手を弱くすると、フラーっと馬が前にいく。
これだったら、手綱引いたら、ガッて下に引っ張り返す馬のほうが、まだ分かりやすくてラク。(そのときは、ハミをギシギシギシと引っ張り寄せたりしちゃう、強引でスイマセン
馬場に出る。シャレで、より若い子どもたちの部班チームに入ってみたいけど、キングフッドぢゃ入れないな、爆走して驚かしたら困る。上級者チームに入るんだけど、それはそれで障害飛ばされたりするんで、ドキドキである
なんとかハミうけをって、常歩で探るんだけど、いまだ同じ、どこで馬をつかまえとくか、その釣り合う接点がわからない
隊列のうしろのほうについて、速歩開始。あー、元気だー、油断すると前の馬にくっついちゃいそうだよ
ストライドは小さくて、テッテッテッテッて速いスピードで進むんだけど、アタマあげたり、逆に引っ張られたり、どうにも丁度いいところでコントロールできない。
こっちも、グーッと引っ張るんだけど、あんまり引っ張り過ぎてもブレーキがバカになるかなと思って、ときどき緩めたりして時々チョンチョンってブレーキかけてみる戦術に変えたりしたけど、ダメだ、効き目ねーよ
引っ張り上げるようなカッコだから悪いのかなと思って、手を前に出して、アタマを下げさせて、そこらへんで馬の口をつかまえてみようと思うんだが、あ、これもダメだ、とっとと前に流れてっちゃう
また、ゴーインに引っ張って、脚入れたりしてっと、キングフッドが「gugugu~!」とかってノドの奥から唸るように鳴くんだよ、怖ぇーなー
そうこうしてるうちに、アブミあげての速歩。そのまま地上横木またいだりして
反撞はキツくないんだけど、とにかく一歩一歩が速いんで、ついてくの大変。ヘタにスピードおさえようとかしてると、自分の身体がおくれて前かがみになりかけるんで、上体を後ろにして腕力使って抑えるような形になっちゃう。
たちまち、自分の脚の内側に、上から下まで力が入るのがわかる こうなると座ってられないし、脚も使えない。力抜いて深く坐れって思う、ヒザの力を抜いて、自分の脚の重さを下向きに感じるように、前に突っ張らず、後ろに力入れて上げず、ってこと意識する。
んぢゃ、輪乗りで駈歩。ブッ飛んでっちゃったらどうしよう、って思うんだが、意外と何とか収まって駈歩する。前の馬のかなり外をまわらないといけないけどね
ただし、特に右手前で、馬が外向いちゃってる。ちょっと強引にクビを内に向かせて、内側の脚でグッて馬体圧して、なんとか丸くさせようとする
えっらい勢い出てきた、手綱のブレーキきかないよ。「止めるくらいのところで駈歩していい!」って言われて、思い切ってグーッと引く、なんだか釣り合いがとれる。そこでラクにする。そしたらまた勢いよく走られる。久しぶりに全力で引っ張る。馬の上という、足踏ん張れないところで出す、腕力の全力って、どんなもんなんだか
んぢゃ、障害。やばそうなんで、アブミ短くしたりしない。
駈歩で3メートル間隔の横木通過。通過は勢いでするけど、止まんないんだろうなって、身構えて乗ってく。通過したあと、真っ直ぐ行ってスローダウン、意外と素直に止まる。背筋と腕の後ろの筋肉の全力出してんだけどね。
速歩でクロス。行くんだろうな、これ、って思いながら向かうと、意外とおとなしく向かってく。飛んだあと、駈歩になる、真っ直ぐいって止める。お?アタマあげたりしないで、いいカッコで止まる
何回か繰り返し。飛んだあとのほうがテーマだけど、自分の身体を起こして、ジーッと抑えると、意外と手の中に入ってくる感じ
んぢゃ、さっきの横木5本を、30センチくらいの高さにして、跳んでくよ
うひゃあ、見るからにやぱそう、って向かってくと、お?意外といい感じ、前に出てるのを受け止めてる感じで、ゆっくりと待った状態で入ってく。障害のなかに入ったら、引っ張って勢い殺してもしょうがないんで、バランスに気をつけて馬の真上にいることだけ心がける。跳び終わったら、身体起こして、真っ直ぐ行って、速歩から常歩、静止。意外とバタバタしないで、きちんと止まる
繰り返し。障害に向かうときの速歩が、思ったより、いい 前に出てるのを受け止めてる感じ。なんだよー、さっきの部班で俺はこれがやりたかったんだよー、って思いながら、障害を飛ぶ こうなってくると、無理に前に出してかなきゃいけない馬より、ラク
障害飛んだあとも、勢いいいけど、そこをグッと抑えると、なんだかうまい具合に収まる。どうやら、駈歩から、障害までやって、ようやく前に出したのを受け止めるって状態に近づいたみたい。
しかしなー、最初のドンドン行っちゃいそうな勢いのときに、さらに脚使って前に出して受け止めるったって、難しいよなぁ
思いっきり筋力つかって、練習終了ー。ひさしぶりに腕力で馬乗っちゃった
終わったあと常歩してても、油断すると前へ突進しちゃいそうなんで、手綱放して写真撮ったりできないよぉ。

結局、常歩をちゃんとできず と思ったら、馬場を出て、厩舎帰る道すがらで、やおらハミうけができる
これか!?って思ったんで、すぐに降りずに、厩舎まわりを常歩する。ときどき速歩しそうになったり、反抗するんだけど、前に出して受けとめると、ちょうどいいところに馬のアタマが来る
終わるころ、ようやくわかったよ、って思う。最初から、これができてりゃーなー よーし、次回は(もし、あったら、だけど)最初からこれを目指そう
それにしても、あしたは絶対筋肉痛だな、こりゃ
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