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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

猛暑日の乗馬

2013-07-08 20:24:01 | 馬が好き
最高気温35度の予報だけど、乗馬に行く。
誰だって暑いのはヤだ、こういう暑い日は、さくっと乗って、「あー、楽しかった、暑いけど運動して汗かくと、それなりにスッキリするね」って気持ちを、馬と共有したいものだ。
そんな私を待ち受けていた馬は、リニモスター、たぶん二度目、前回の記憶はほとんどないけど。
それはそうと、芦毛は夏に強いって、競馬の世界では言われることあるみたいだけど、私の知る限り、乗馬で、夏の暑い日に、いちばんバテて馬房で死んだように寝っ転がってんのは、たいがい芦毛である。
さて、馬房から出してみたら、ベターっと明らかに寝っ転がってたことに起因する茶黄色の汚れがついたりしてる、よっぽど洗っちゃおうかと思ったくらい。
芦毛は汚れが目立つからなー。濡れたタオルでゴシゴシこすってるうちに、ほかのひとより早く到着したアドバンテージはなくなってしまった。

おい、馬房から出そうとしたら耳うしろに倒して威嚇したくせに、馬装した瞬間に寝ようとしてるのは、どうなの?
さて、暑くて人馬ともにやる気ないんだけど、馬場に入ったら、常歩。でも、覆馬場は、そんなに想像するより暑くなかった。(もっと蒸すかと思ってた。)
速歩スタート、って思ったら、2,3歩で止まっちゃうよ。さらにうながすと、何やら後退までする。
脚、それでもダメならムチ、ちょっと進みかける、またイヤイヤ。トホホ。
「思いっきり怒ったほうがいいよ」とは、乗ったことあるひとのアドバイス。
んぢゃ、ムチ本気で使うぞ。って、いきなりワケもわからずバチっとやるもんぢゃなく、脚、無反応、もしくは反抗、そのタイミングで、ピシャリ。正確には「怒る」ぢゃなくて「叱る」でなくてはならないよね?
意志をはっきり伝えたら、観念したように動き出したんで、よしよし楽しくやろうなって言って、すこしラクにしたまま速歩する。
だんだん手綱をちゃんと持ってって、輪乗りする。
きょうの目標、(1)拳を使うとき引いたり下げたりしない(押さえつけない)、(2)外の肩を回転方向に回さない、以上2点をチェックポイントにする。
両手は、からだの前の架空の台の上に置くよ、開いたらなるべく早く戻すこと。輪乗りの手前を替えるとき、丁寧に。外側の肩を後ろに引くような感じ、大型車のハンドルぐりぐり回すようなマネをしてはいけない。
速歩ですこしスピードアップ・ダウンしたら、常歩はさんで、駈歩もやる。
わりとよく動いてくれるんで、外の肩と肘に気をつけて、輪乗りする。
はい、ちょっと休憩。いったん手綱伸ばして、常歩。暑いよなー、おい、って馬に話しかける。

休憩も適当なとこで終わり、また手綱持って、速歩、しようと思ったら、また止まったよ。
まーったく、さすがにこれでおしまいにして帰ったりはしないぞ、って言って、またピシッとやる。壁を蹴ったり、ほかの馬を驚かせたりしない場所とタイミングに気をつける。
動いてくれるようになったら、ちょっと軽速歩での輪乗りを続ける、外の手綱での回転を心掛ける。
右手前はまあまあ、でも左手前は馬の顔が外(右)向いてるような感じで、内(左)に倒れるというか入ってきちゃう感じ。
納得いかないんで繰り返し。でも左手前ばっかやったって馬も嫌だろうから、輪乗りの手前は均等に。こっちは上手だね、ぢゃあ反対周りしよっかー、とか言いつつ。
そしたら「障害やりますか?」って。
うーん、私基準ぢゃ、とても障害に向かえる状態ぢゃないんだけど、まあ、暑い日はあんまり根を詰めるんぢゃなくて、遊び気分でやってみるのもいいかなって思って、アブミひとつ短くして手袋もはめる。

最初、駈歩で横木通過。
回転のとこ強くって心掛けて、横木向いたら馬の駈歩に乗ってく。おー、いいぢゃない、なんか思ったより(さっきまでより?)いい駈歩。躊躇せず前に出てくよ、跨ぎきったら、まーっすぐ行ってスローダウン。反応よし。
そしたら、50センチくらいの垂直。ワタシ的な常識としては、速歩でクロス→駈歩でクロス→駈歩で垂直、みたいな段階を踏むのがふつうだと思ってたんだけど、いきなり駈歩で垂直だ。
ただし、障害の前に2本の横木があって、障害の向こう側にも2本の横木がある。左右どっちの手前で入るときも同じこと、駈歩で横木跨ぐ・跨ぐ、ジャンプ、跨ぐ・跨ぐ。
まっすぐ真ん中に入りたいんだけど、なんか左に行っちゃう(特に右手前?)。
真ん中、真ん中、って唱えながら入ってくんだけど、どっちかっていうと飛んだあとの横木2本のほうが悪い。
「真ん中!」って先生に言われちゃうのは、飛んだあと。飛んだとこで緊張緩んで、馬の好きにさせちゃってんのかも、俺?
繰り返し。回転強く、障害向かうと、思ったより(フラットワークのときと比べたら想像してたよりも)前進気勢あるよ。
駈歩に乗ってく、乗ってく、ジャンプ。障害飛ぶとき、手を前に出すように意識する。
左に傾いちゃったとき、「少し速い。速いから、馬が苦しがって左に行く。」とは先生。
私はまた、前に推進するのが弱いから、馬が隙をみつけて逃げようとしてんのかと思ってた。やれやれ、いかに私のイメージ・理論がダメダメなのか分かろうというもの。
障害の高さを上げたり、オクサーに変えたりして、繰り返し。
回転のとこで動かしてく、正面向いたら待って待って、って感じ。跳ぶときは、ポンって手をラクにしたい。
何度か、遠いって思ったとこから踏み切って、飛んぢゃった。オクサーを遠くから飛んぢゃうのは、私にとっては怖いところだけれど。
とにかく障害始めてからの、馬のやる気が、著しいっていうか頼もしい。ほんとは、遠いと思ったときは、もう一歩入れさせて、近づいてからポッコンと上にあがりたいんだけどね。
止まったりすることなく、終了ーっ!

先生からも、「障害はじめてからのほうが、馬が前向きでしたね」と講評いただく。
毎回毎回、飛んだら、まーっすぐいって、スローダウンして、そしたらホメまくるようにしてたんだけど。
そういう評をいただいて、またホメる、っていうか「楽しかったろ、面白かったよな、おい?」って喜びを共有しようと話しかける。
まあ、そこそこ、馬も自信ありそな態度にみえたんで、よかったんではないかと。
速歩でクールダウンして、やがて常歩。

扇風機の前で涼めよって言ってみたら、あんまり興味なかったみたいだけど。
かなり汗びっしょりになってまで頑張ってくれたんで、洗ったあとにリンゴやろうとしたんだけど、ひとかけは食べたが、あと食べない。
せっかく持ってきたのになあー。

人間のほうは、帰ってから、かなり暑いので、ガリガリ君が必要になったんで食べた。
コメント (2)
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