安部公房 昭和52年 新潮文庫版
もってるのは昭和59年の11刷。
発表されたのは、いずれも昭和23年から24年にかけてという、著者の初期の短編。
「壁―S.カルマ氏の犯罪」が昭和26年だから、それよりも前。
安部公房は「壁」から突如作風が変貌したらしいんだけど、これらはその前のもの。
だから、私の思うような「らしさ」はここでは見られない。
私が安部公房をおもしろいと思ったのは「壁」を読んだから。
ということで、ここに集められた短編は、あんまりおもしろいとは思わない。困ったもんだ。困ることはないんだけど。
「牧草」
「異端者の告発」
「名もなき夜のために」
「虚構」
「薄明の彷徨」
「夢の逃亡」
「唖むすめ」
もってるのは昭和59年の11刷。
発表されたのは、いずれも昭和23年から24年にかけてという、著者の初期の短編。
「壁―S.カルマ氏の犯罪」が昭和26年だから、それよりも前。
安部公房は「壁」から突如作風が変貌したらしいんだけど、これらはその前のもの。
だから、私の思うような「らしさ」はここでは見られない。
私が安部公房をおもしろいと思ったのは「壁」を読んだから。
ということで、ここに集められた短編は、あんまりおもしろいとは思わない。困ったもんだ。困ることはないんだけど。
「牧草」
「異端者の告発」
「名もなき夜のために」
「虚構」
「薄明の彷徨」
「夢の逃亡」
「唖むすめ」