赤田祐一+ばるぼら 2013年7月 鉄人社
最近読んだ本。たまたま店頭で積んであるの見て、ついフラフラと手にとった。
ときどきあるんだけど、ふだん行かない書店をのぞくと、積んであるのが自分にとって見かけない新奇なもので、あれもこれもと買いたくなっちゃったりする。
(それが出張先なんかで起こると、まーたムダにカバンを(だって読むための本は持ってきてるのに、さらに買うんだから)重くしてしまうのだが。)
で、本書はタイトルにあるとおり、消された=まえがきによれば「作者の意志とは無関係に、何らかの外的要因によって、市場から抹殺されてしまった」マンガをとりあげている。
単行本未収録とか、問題シーンの削除や修正とか、出荷停止とか、出回っちゃったものの回収とか、そういう事態のおきたケースを集めて、何があったかの解説。
そんなことになっちゃった理由は、「人権、猥褻、宗教、著作権、盗用疑惑、業界裏事情」など、いろいろ。
でも、最近は自主規制ってのが多いらしいからねえ、大手のメディアなんかでは。「何か言われるかもしれない」とスタッフが思いついたら、なんでもカット。そのうちテレビの背景なんて、ぜんぶモザイクか、なんかCGとかでつくったような画になるのかもしれない。
まあ、それは別の話として、基本マンガの描き手が巻き込まれたトラブルの数々だから、そんなおもしろいってわけでもないけど、こういう歴史の勉強はしないとね、という気はする。
とりあげられてるのは昭和16年の「のらくろ」から始まって、時代順に約60本。
最近読んだ本。たまたま店頭で積んであるの見て、ついフラフラと手にとった。
ときどきあるんだけど、ふだん行かない書店をのぞくと、積んであるのが自分にとって見かけない新奇なもので、あれもこれもと買いたくなっちゃったりする。
(それが出張先なんかで起こると、まーたムダにカバンを(だって読むための本は持ってきてるのに、さらに買うんだから)重くしてしまうのだが。)
で、本書はタイトルにあるとおり、消された=まえがきによれば「作者の意志とは無関係に、何らかの外的要因によって、市場から抹殺されてしまった」マンガをとりあげている。
単行本未収録とか、問題シーンの削除や修正とか、出荷停止とか、出回っちゃったものの回収とか、そういう事態のおきたケースを集めて、何があったかの解説。
そんなことになっちゃった理由は、「人権、猥褻、宗教、著作権、盗用疑惑、業界裏事情」など、いろいろ。
でも、最近は自主規制ってのが多いらしいからねえ、大手のメディアなんかでは。「何か言われるかもしれない」とスタッフが思いついたら、なんでもカット。そのうちテレビの背景なんて、ぜんぶモザイクか、なんかCGとかでつくったような画になるのかもしれない。
まあ、それは別の話として、基本マンガの描き手が巻き込まれたトラブルの数々だから、そんなおもしろいってわけでもないけど、こういう歴史の勉強はしないとね、という気はする。
とりあげられてるのは昭和16年の「のらくろ」から始まって、時代順に約60本。