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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

むずかしいと思ってた馬にラクに乗れるとうれしかったりする

2014-08-18 20:05:48 | 馬が好き
朝から陽射しがきつく、暑くなりそうな感じだけど、予定どおり、乗馬に行く。
なんか涼しげな馬はいないものかね、とかバカなこと言いつつ行くと、きょうの馬はゼダイ。…暑くなりそうだ、と思う。

ゼダイに乗るの、ひさしぶり。もともと私なんぞが乗る馬ではない。
帰ってきてから調べたら、5月に二回ほど乗ってるけど、もしかしたら試合にこの馬で出るかもって理由で乗ってるんで、そうぢゃなきゃ組み合わせとして回ってはこない。
ということで、きょう乗ってる最中は気づかなかったんだけど、ゼダイで部班したのって、初めてということである。
ん? いま、そう書いてて、突然気づいたんだけど、これって今日は障害やれよって意味だったんだろうか…?
(まあいいや、おわってしまったことは。)

早めについたと思って、余裕かましてノロノロ馬装してたら、おくれをとりそうになったので、途中から急いで、ほかのひととだいたい一緒に馬場に入る。
せっせとウォーミングアップする。この時間、大事。
ゼダイは、おもったように動いてくれない印象あるし。なんとか、始まる前に、動かす要素をつかんでおかなくては。
常歩で輪乗り。脚つかう、前にちょっとだけ出てくれる、ホメる。繰り返す。
うまく動かせない馬については、それしかないと思う、というのが最近の私の結論。要求して、ちょっとでも応えてくれたら、ホメる。
馬は賢いので、そうやってホメてくと、多少はこっちに合わせてくれる。
つまり、脚の使い方は人によってちがうんだけど、「あー、このひとは、これで前に行ってくれ、ってことなのね」と理解してくれるんである。
本来の、調教でつくられた約束事とは、異なる動きをする、ヘタが乗ってても、「なんか違うんだけど、しかたねーなー」と、つきあいがいいのが、いい馬ってもんである。

気のせいか、なんか動いてくれそうになってきた。あとはジャマしないようにするだけである。
ここんとこ、暑いし、よけいなむずかしいことはなんにもする気がない。脚つかって前に歩ってくれるなら、ハミうけがどうのこうのとか考えない。
引っ張るのを予防するため、手は前に出しておく。自首して手錠かけてくださいって位置?
んぢゃ、部班やるよ。先頭だって。まわりを見渡すと、先頭向きの人馬の組み合わせがたしかに見当たらない気もするが、私だって知らないよ、この馬で。
速歩スタート。とにかく動かす。ジャマしない。隅角で押し込んでキッチリまわろうとか気にしない。
意外と動く、私の予想よりは動く。アタマの位置を下げようとか丸くしてやろうろか、考えない。
ときどき脚つかって前出す、出たら声だしてホメる、そのあと何もしない状態をめざす、脚使い続けない。
私の思ってたより心配してたよりは、動く。なにもしない状態でも、なまけようとしたりしない、動き続ける。
なんか、とても乗りやすい。一定のペースをずっと保ってる、ゼダイ。脚つかわない、手ひっぱらない、そう思うと、なにもする必要がない。
輪乗りで速歩、軽速歩だったのがやがて正反撞。ゼダイは動きが大きな感じがするので、遅れないように前に動くつもりで乗る。ベタっと座ろうとすると逆に遅れる。
輪乗りから蹄跡へ、斜めに手前を替えたら、また輪乗り。
輪乗りに入るとき、脚つかって、意識して何歩か勢いよく前にだすと、なんかスムーズな気がする。先頭なので、そのへんのペースチェンジ勝手にやっちゃう。
前に出さないで、手綱だけ開いたりするから動きが止まっちゃうのかな、これまでの苦戦したときは。
駈歩。なんか号令に反応してるような気がする。用意の段階で、かなりいい前進気勢になるので、ポンと出すようにするんだけど、それでも、ちょっと2,3歩よけいに歩いちゃう。
出たら、とにかく前に出す、なんかパランパランしてたら、グイグイってなるまで前に出す。手綱引っ張らない、身体揺すらない。
とりあえず前出る勢いが放っておいても保てるくらいになってから、やおら長かった手綱を持ち直し始める。もうちょっとだけ内向いてみない?もうちょっとだけスピード出さずに走らない?とか始める。
駈歩から速歩にするときは、発進のときより、明らかに号令を聞いて動いてるよ、ゼダイ。

しかし、きょうは「前へ」の言葉に対する反応が抜群、サッと前進する。やる気があるなあ。まあ、ヘタなカカトでのキック喰らうより先に動いちゃったほうがラクってのが、馬の言い分だろう。
ほかの何人かが乗り替わったけど、私とゼダイは引き続きのまま二鞍目に突入。きょうはゼダイがよく動いてくれて、ラクしているので、まったく私としてはかまわない。
二鞍目は、ちょっとだけ全体のスピードが遅めでよさそうな感じだったので、比較的ゆっくりの時間帯が増えた(一鞍目は長蹄跡で勝手に歩度伸ばしてたが、こんどは伸ばさない)。なので、座りとハミうけを少しだけ意識して、正反撞のときの乗りかたに注意を払ってみた。
でも、結局考え出すと、身体のあちこちが固くなってきて、うまく乗れないので、なんも考えずに楽しく揺られることに最後は戻した。ああ、速くしようとか抑えようとかって余計なことしなければ、馬に乗っているのは楽しい。

練習おわり。背中にドスンドスン乗っちゃったと思ったので、放牧場にすこしだけ放してやってから、手入れ。

ゼダイは、寝っ転がるより、まわりに食える草ないか探すほうが先だったみたいだけど。

ポケットからカメラ出そうとするたび、なにかおやつ出てこないか待ち構えてたし。
(ゼダイは、すごい食いしん坊。とてもレディーとはいえない食いっぷりをみせる。)

どーでもいーけど、私のほうは、帰ってきて、先週同様、1キロくらい減ったかなって思って、体重計乗ったら、朝起き抜けに量ったのにくらべて、2キロ減ってたんで、驚き。
驚いてもしかたない、真夏の乗馬のあとは、あわてずさわがず、まずは「ガリガリ君」である。
コメント
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