3週間ぶりに乗馬にいく。
私がサボってたわけではなく、私の休日に練習設定がなかったのである、馬と場所貸してもらって乗せていただいてるので、思うようにならないのはしかたない。
乗馬をしないと、他になんにも運動をしない私ではあるが、いま土日の仕事の場面だけではとにかく歩きまわってる、だいたい18キロってとこか一日。
朝7時ころ出勤して、9時半くらいから本格的な用務始まるんだけど、いろいろあって既にその時点で6キロ歩いている。それから夕方4時半くらいまでのあいだに10キロ歩く。あと帰り道とかでうだうだ2キロくらいか。
以前にもやったことあるんだけど、前はそんだけ歩くと脚のスネの筋肉が痛くなったもんだが(たぶん私の足首の硬さと関係してると思われる)、いまは尻の筋肉(脚を後ろに振り出すときに使う?)と腰が痛くなる(大きな筋肉が衰えてるのにはトシを感じる)。疲労のピークは火曜日ごろになるんだけど。
そういうわけで、きょうもこの状態で、気合いさえ入れれば馬には乗れるんだけど、翌日以降どうなっちゃうか(特に腰が)、若干の不安を抱えながら出かけてくことになる。
しかし、ひさしぶりだと、なんか忘れたりしないかなんてことも気になる。
キュロットだろ、ソックスだろ、手袋もって、長靴とムチ、プロテクター、帽子被って、さあ行くかと外に出たとたん、ヘルメット忘れてたのに気づいて戻る。
それで目的地に到着したころに、最近いつも使うことにしてるビタミン剤を飲んでくるの忘れたことに気づく、あーあ、今日カラダ動かねえぞ、こりゃ。
さてさて、3週のあいだに季節はぐんと秋らしくなって、きょうの東京の朝の気温は12度、昼間の予想は20度だって。
ちなみに数々の名馬の産地である、標茶では今朝の最低気温マイナス6度らしい、寒いよね、北海道。
馬房に行ってみると、馬たちも馬着を着てる、そうだよな。

きょうの馬は、リッヒーライアン。(↑外から声かけると、こんなして出てくる。これ、決して敬意をはらってアタマ下げてるわけぢゃなく、「なんかうまいもんでも持ってね?」って私の持ち物検査しようとしてんである。)
んー、だいじょうぶかなあ、動くときは動くけど、苦労させられたら今の疲れてる俺、ひとたまりもないぞ。
白い馬体は汚れてると目立つので、すこしゴシゴシしてから、馬装して、できたら乗ってく。
馬場に入ったら部班の区画へ。
やっぱりアブミをひとつ短くする、長くして脚で馬を抱え込むより、アブミに立ったとき軽く乗りたい気分。
ウォーミングアップだけど、なかなか前に歩いてくれない、困ったなあ、脚に反応したときは声かけてホメる。
隅角をえらく内に入ってまわろうとしがちなので、内の脚を馬体にくっつけて奥まで行かせてから、手綱を明確に開いて回転させる、できたらホメる。
そのうちみんな列になりはじめたので、この馬ではラクをしたいので、後ろのほうにまわり、6頭立ての4頭目につける。
常歩で周回、前のでっかい馬はけっこう内回りをしたがるので、ついてかないように隅角は奥まで行ってまわる、直線で追いつくように急がせる。(ほんとは歩度伸ばしたいのだが、ストライド広がらない。)
だー、おもったいなー、こやつナメてんだろと、ドンドン脚でどつくんだが、「脚つかったら反応させる、反応のない扶助使わない!」とさっそく関係性にダメ出しされる。
しかたないんでムチちらちらさせる、脚→シカト→ムチ→シャンとして動く、ってできたら、その回数なるべく減らして、脚→動く→ホメる、のほうを増やしていきたい。

んぢゃ、速歩スタート。一発で出たら、とりあえずホメる。まだ本気の動きぢゃないので、脚で前出ろという、もう少しだけ動いたらホメる。動き出したら、なにもしない時間帯つくるようにする。
なんかねえ、いつもそうなんだけど、動いてるか前出てるか、ちょっとわかんない感触なんだよねえ、最初。
フワンフワンしててリズムとりにくい。やってるうちに勢い出て来るから、動いてないってことなんだろうけど。
軽速歩の座るときほんの軽く座るようにして、アブミに立った自分の股の下で馬の背中がスイスイ動くことを目指すんだけど、いやー、思った感じと違う、まだ後ろ肢の踏み込むパワーが足んないか。
さて、ぢゃあ前から順に番号、自分の番号おぼえたら、奇数偶数で分かれるよ。中央線を進んで、奇数番は右へ、偶数番は左へ、半周したらまた中央線の入り口から合流。
うまくできるまでやるぞと言われて、反対側の長蹄跡の様子を見て、私の前に入るべき馬の一馬身うしろくらいをキープするようにする。
だけど、あの馬はわりと内回りしやすいタイプだから、少し急いどかないと合流するとこで遅れるかなとか余計なこと考えてると、いざ中央線に入ったら距離が詰まっちゃったりする。本気出すと速いのよ、リッヒーライアン。
ときどき左右の回転方向を取り換えるたら、今度は斜めに手前を替えを入れる。右行った馬と左行った馬が斜線に入って真ん中で交差する。私は3頭目の馬が眼の前通り過ぎたあと、5頭目の馬が来る前に真ん中を通過する。

そしたら、また列になって蹄跡進んで、真ん中へんで巻乗り、蹄跡から駈歩。
この馬が得意なほうの左手前なので難なく出る、でも、やっぱ最初はリズムがつかみにくい。
上でグラグラ揺すっても馬駆けにくいだけだと思うので、とにかく鞍の真ん中に座ること心掛けて、動いてきてくれるのを待つ。
駈歩の勢いが出てきたようなので、馬の顔をちゃんと内に向けて隅角をしっかり曲がるようにする。
勢い出てくると、馬のアタマが下がってきたりする、はっきり言ってどこがベストポジションでバランスがいいのか皆目わからない、ジャマしないでテキトーに乗っていく。
こんどは右手前。逆手前で出かかったような気がしたので、速歩整えて、急がせないで出すと、まあふつうに出た。
あー、ダメだダメだ、こっちの手前は隅角超内回り、前のでかい馬のあと追っかけて、短蹄跡通らずにUターン状態。
あれこれいじると駈歩が途切れちゃいそうな感じなので、軽くあきらめて、前進すること優先でテキトーに乗ってく。おかげで長蹄跡ではかなり勢いだけはいい。
駈歩おしまい、最後の軽速歩では、手綱を伸ばす、クビすこし下がってく、急ぎそうになるのを、人間のほうから軽速歩のリズムをゆったりにしてやる、リラックスしてそうなとこをホメる。
おしまい、乗り替わり。
二鞍目のひとを見てると、最初やっぱかったるそうだったけど、やがて動いてくる。
駈歩でアタマ下げたりしてんのを見てるうちに、そうだ、この馬は手に重く出てきて弓を張ったような手応えになるときのほうがいいんだと以前の注意を思い出す。あー、いまから、もう一回乗りてえ、試してみたいこといっぱい。

練習おわったら、けっこう汗かいてたみたいだし、練習前から気になってた汚れはあるしで、ジャブジャブ洗う。
けっこうハエもいたりするんだが、そんな簡単にバタバタしない。人がなんかやってると口寄せてくる。まったくもって乗らないとカワイイ。
乾くのにちょっと時間かかったけど、おしまい、馬房に入れてから、リンゴやる。

いまリンゴのほうがニンジンより安いんぢゃない?
それにしても、いちばん高いのはキャベツだよねえ。

↑これは、リッヒーのちっちゃいとき、って筈もなく、となりにいたネロ。
私がサボってたわけではなく、私の休日に練習設定がなかったのである、馬と場所貸してもらって乗せていただいてるので、思うようにならないのはしかたない。
乗馬をしないと、他になんにも運動をしない私ではあるが、いま土日の仕事の場面だけではとにかく歩きまわってる、だいたい18キロってとこか一日。
朝7時ころ出勤して、9時半くらいから本格的な用務始まるんだけど、いろいろあって既にその時点で6キロ歩いている。それから夕方4時半くらいまでのあいだに10キロ歩く。あと帰り道とかでうだうだ2キロくらいか。
以前にもやったことあるんだけど、前はそんだけ歩くと脚のスネの筋肉が痛くなったもんだが(たぶん私の足首の硬さと関係してると思われる)、いまは尻の筋肉(脚を後ろに振り出すときに使う?)と腰が痛くなる(大きな筋肉が衰えてるのにはトシを感じる)。疲労のピークは火曜日ごろになるんだけど。
そういうわけで、きょうもこの状態で、気合いさえ入れれば馬には乗れるんだけど、翌日以降どうなっちゃうか(特に腰が)、若干の不安を抱えながら出かけてくことになる。
しかし、ひさしぶりだと、なんか忘れたりしないかなんてことも気になる。
キュロットだろ、ソックスだろ、手袋もって、長靴とムチ、プロテクター、帽子被って、さあ行くかと外に出たとたん、ヘルメット忘れてたのに気づいて戻る。
それで目的地に到着したころに、最近いつも使うことにしてるビタミン剤を飲んでくるの忘れたことに気づく、あーあ、今日カラダ動かねえぞ、こりゃ。
さてさて、3週のあいだに季節はぐんと秋らしくなって、きょうの東京の朝の気温は12度、昼間の予想は20度だって。
ちなみに数々の名馬の産地である、標茶では今朝の最低気温マイナス6度らしい、寒いよね、北海道。
馬房に行ってみると、馬たちも馬着を着てる、そうだよな。

きょうの馬は、リッヒーライアン。(↑外から声かけると、こんなして出てくる。これ、決して敬意をはらってアタマ下げてるわけぢゃなく、「なんかうまいもんでも持ってね?」って私の持ち物検査しようとしてんである。)
んー、だいじょうぶかなあ、動くときは動くけど、苦労させられたら今の疲れてる俺、ひとたまりもないぞ。
白い馬体は汚れてると目立つので、すこしゴシゴシしてから、馬装して、できたら乗ってく。
馬場に入ったら部班の区画へ。
やっぱりアブミをひとつ短くする、長くして脚で馬を抱え込むより、アブミに立ったとき軽く乗りたい気分。
ウォーミングアップだけど、なかなか前に歩いてくれない、困ったなあ、脚に反応したときは声かけてホメる。
隅角をえらく内に入ってまわろうとしがちなので、内の脚を馬体にくっつけて奥まで行かせてから、手綱を明確に開いて回転させる、できたらホメる。
そのうちみんな列になりはじめたので、この馬ではラクをしたいので、後ろのほうにまわり、6頭立ての4頭目につける。
常歩で周回、前のでっかい馬はけっこう内回りをしたがるので、ついてかないように隅角は奥まで行ってまわる、直線で追いつくように急がせる。(ほんとは歩度伸ばしたいのだが、ストライド広がらない。)
だー、おもったいなー、こやつナメてんだろと、ドンドン脚でどつくんだが、「脚つかったら反応させる、反応のない扶助使わない!」とさっそく関係性にダメ出しされる。
しかたないんでムチちらちらさせる、脚→シカト→ムチ→シャンとして動く、ってできたら、その回数なるべく減らして、脚→動く→ホメる、のほうを増やしていきたい。

んぢゃ、速歩スタート。一発で出たら、とりあえずホメる。まだ本気の動きぢゃないので、脚で前出ろという、もう少しだけ動いたらホメる。動き出したら、なにもしない時間帯つくるようにする。
なんかねえ、いつもそうなんだけど、動いてるか前出てるか、ちょっとわかんない感触なんだよねえ、最初。
フワンフワンしててリズムとりにくい。やってるうちに勢い出て来るから、動いてないってことなんだろうけど。
軽速歩の座るときほんの軽く座るようにして、アブミに立った自分の股の下で馬の背中がスイスイ動くことを目指すんだけど、いやー、思った感じと違う、まだ後ろ肢の踏み込むパワーが足んないか。
さて、ぢゃあ前から順に番号、自分の番号おぼえたら、奇数偶数で分かれるよ。中央線を進んで、奇数番は右へ、偶数番は左へ、半周したらまた中央線の入り口から合流。
うまくできるまでやるぞと言われて、反対側の長蹄跡の様子を見て、私の前に入るべき馬の一馬身うしろくらいをキープするようにする。
だけど、あの馬はわりと内回りしやすいタイプだから、少し急いどかないと合流するとこで遅れるかなとか余計なこと考えてると、いざ中央線に入ったら距離が詰まっちゃったりする。本気出すと速いのよ、リッヒーライアン。
ときどき左右の回転方向を取り換えるたら、今度は斜めに手前を替えを入れる。右行った馬と左行った馬が斜線に入って真ん中で交差する。私は3頭目の馬が眼の前通り過ぎたあと、5頭目の馬が来る前に真ん中を通過する。

そしたら、また列になって蹄跡進んで、真ん中へんで巻乗り、蹄跡から駈歩。
この馬が得意なほうの左手前なので難なく出る、でも、やっぱ最初はリズムがつかみにくい。
上でグラグラ揺すっても馬駆けにくいだけだと思うので、とにかく鞍の真ん中に座ること心掛けて、動いてきてくれるのを待つ。
駈歩の勢いが出てきたようなので、馬の顔をちゃんと内に向けて隅角をしっかり曲がるようにする。
勢い出てくると、馬のアタマが下がってきたりする、はっきり言ってどこがベストポジションでバランスがいいのか皆目わからない、ジャマしないでテキトーに乗っていく。
こんどは右手前。逆手前で出かかったような気がしたので、速歩整えて、急がせないで出すと、まあふつうに出た。
あー、ダメだダメだ、こっちの手前は隅角超内回り、前のでかい馬のあと追っかけて、短蹄跡通らずにUターン状態。
あれこれいじると駈歩が途切れちゃいそうな感じなので、軽くあきらめて、前進すること優先でテキトーに乗ってく。おかげで長蹄跡ではかなり勢いだけはいい。
駈歩おしまい、最後の軽速歩では、手綱を伸ばす、クビすこし下がってく、急ぎそうになるのを、人間のほうから軽速歩のリズムをゆったりにしてやる、リラックスしてそうなとこをホメる。
おしまい、乗り替わり。
二鞍目のひとを見てると、最初やっぱかったるそうだったけど、やがて動いてくる。
駈歩でアタマ下げたりしてんのを見てるうちに、そうだ、この馬は手に重く出てきて弓を張ったような手応えになるときのほうがいいんだと以前の注意を思い出す。あー、いまから、もう一回乗りてえ、試してみたいこといっぱい。

練習おわったら、けっこう汗かいてたみたいだし、練習前から気になってた汚れはあるしで、ジャブジャブ洗う。
けっこうハエもいたりするんだが、そんな簡単にバタバタしない。人がなんかやってると口寄せてくる。まったくもって乗らないとカワイイ。
乾くのにちょっと時間かかったけど、おしまい、馬房に入れてから、リンゴやる。

いまリンゴのほうがニンジンより安いんぢゃない?
それにしても、いちばん高いのはキャベツだよねえ。

↑これは、リッヒーのちっちゃいとき、って筈もなく、となりにいたネロ。