監修/千葉猷道 作画/さとうたかし 一九八八年 平凡社
これまた、最近になって、30年ぶりくらいに(たぶん)、実家の押し入れから発掘したもの。
読んだ記憶なんか全然ないんだが、どういうわけか現物が存在してるんだから、人間というのはわからんものだ。
持ってるのは1990年の9刷、版を重ねてるってことは売れてるんだね、だから書店で目について手にとったのかも。(当時ネットなんてなかった。)
なかみは、タイトルのとおりで、お茶の入門書のマンガ、あたりまえだ。
(そういえば、子どものころは、入門書マンガ、好きだったかもしれない。)
若い男性社員二人組が、上司から代わりに茶席へ行ってこいって言われて、資料室の定年間近の大先輩社員にいろいろ教わるという筋立て。
読んでみたら、けっこうおもしろかった。
あまり知識・教養をおしつけるんぢゃなくて、「心を かたちで あらわす んだヨ」みたいな、やさしい解説のノリがいいんで。
んー、当時お茶に興味もってたのかな、俺?
そういやあ、どっか鎌倉の寺で拝観のついでにお茶ごちそうになったこともあったような気がする。
そういうとき、さりげに上手に立ち回れたらいいなとは思う、それはいまでも思う。
コンテンツは以下のとおり。
第一話 はじめはかたちから
第二話 茶の湯と露地
第三話 掃除が大事
第四話 点前
第五話 稽古はじめ(その一)
第六話 稽古はじめ(その二)
第七話 運び点前
第八話 茶事