さて、そういうわけで、めでたく2020年の東京オリンピック開催も決定したわけだが、そうであってもなくても淡々と(坦々と?)予定どおりに乗馬にいく。
ちなみに、私は、あそこの(どこのだよ?)芝馬場で馬に乗ったことは、3年前の一度しかない。
よっしゃー、今日はめでたいから、記念にみんなで芝のうえで乗るぞぉ! …とか言ってくれればいいんだけど、そんなはずもなく。
↑これは、私ぢゃなくて、馬が、先週で美浦をお役御免になったという、コンキスターというだけのこと。
コンキスターは県内の高校に行ったって。オリンピックを目指す未来のある高校生たちをよろしく指導してもらいたい。(コンキスターは高校生より年上!)
閑話休題。そして、私は、またまた天蓬に乗る。(もう最近ぢゃあ「てんほう」って入力すると一発で天蓬って変換されるよ。)
こうなると、まるで、愛馬状態? ちなみに愛馬状態ってのは、愛してるかどうかぢゃなくて、あまりに乗る機会が多いからアブミの長さを憶えてたりすることだったりする。
けど、以前は、この馬だったら(アブミの穴に番号がついてたりするんで)この長さ、とか決めてたような気もするけど、ここ2,3年の私はそのへんいい加減である。障害を飛ぶ時も含めて、毎回テキトー。(美浦で毎回違う馬乗ってて、憶えてらんなくなった、というのが実際なのかもしれないが。)
だけど、天蓬に関しては、なぜか憶えちゃってる。いつも苦労してるうちに、だんだん短くしてったせいなのかもしれない。
きょうは、最初は先週よりひとつ長くしてこうと思ったのに、跨って馬場まで歩ってくあいだに、やっぱ1コ短くして同じにしてしまった。長くして踏めないとめんどくせえんだもん。
そしたら、先週同様、部班に混ぜてもらう。先頭にされちゃうけど、天蓬半分号令で動くから問題ない(笑)
どーして部班に入るかっていうと、“間違っても障害飛ばないぞ”宣言って意味もあるんだが(笑)、ひとりだとちゃんと乗れないからである、この馬。隅角曲がれないっつーか、輪乗りできないっつーか。だから、狭い柵のなか入って、むりやりやったほうがいいんで。
隊列になる前の、準備の段階では、常歩で、脚ドンと入れたら前いってくれることだけ確かめといて、んぢゃ軽速歩スタート。
あらら、最初っから隅角が曲がれないよ。私の意図する地点よりずっと前から、馬がうちに入ってきちゃう。
動くことは動くんで、後続にはそんな迷惑かけてないつもりなんだけど、図形の書き方は先頭として失格だな。
そしたら輪乗り、ちょっと詰めたり伸ばしたりしたら、こんど駈歩。
駈歩は、まあふつうに出るんだけど、とにかく一回前に出す。2,3歩エンジンふかしたら、そのあとでスピード調整する。
「アブミが深い。もうちょっと爪先のほうで踏んで。」
「だいぶ爪先のほうで踏めるようになったけど、外に開いてるんで、進行方向に向けて。爪先開くとヒザががに股になって、騎座が安定しない。」
いっつも言われてる(そうさな、たっぷり3年間ぐらいは言われてる)こと、言われる。
脚使おうとするとき、カカトを後ろ上方に蹴り上げて馬体にめりこませるように動かすからそうなる。
駈歩伸ばしたり詰めたりしたら、また速歩で蹄跡まわる。駈歩したあとの天蓬は、私自身の比較のなかでは、最初より丸くなった感じがして、とても乗りやすい。
詰めたり伸ばしたり。詰めたとき、手で引っ張りっぱなしなのに気づく、気づくたびかえす。
腕のちからオフにしても、天蓬は詰めたままで歩いてくれて勝手に速くなったりしない。引っ張るから反対に引っ張り返されるんだよねえ。
あいかわらず隅角がうまく回れない。すこし内の手綱をオーバーに開いて、外の手綱にぶつけるべく内の脚で圧してくつもりなんだが、だめだねえ。
一応部班終了。あと15分くらい各個にやっていいというので、3分だけ休憩したら、速歩で外の手綱で回転する練習をする。人の肩が先に回ってっちゃだめだぞ、外のカベ、外の壁と念じながら回る。
「隅角で内に入ってきそうになると、外の手綱を開いてるけど、そうぢゃなくて内の脚で圧すこと。後肢をドリフトさせるようなイメージでもかまわない。そもそも馬がほんとに前に出てない、動いてないから隅角がまわれない。」
「内の脚で圧すのが効かないのは、脚への反応ができてないから。最初に脚を使ったとき、反応なければペナルティを出して、関係をつくっとくこと。」
質もーん、隅角の少し手前から馬を内に向けちゃってもいいですか。(馬の顔を内に向けて、外の肩から隅角奥へ突っ込んでくつもり。)
「長蹄跡上でも、過度な要求はしてはいけないが、内方姿勢を意識するのはかまわない。」
はい、次回はなんとしてでも最初っからコーナーの奥へ押し込んでやりたいと思います。
でも、そもそも、脚使えばそれなりに前に出てくれる気がしてはいるんだけど、まだちゃんと踏み込んでないんだよな、きっと。ハミに頭の重さは感じるから錯覚するけど、それはぶら下がってるだけで、後肢は踏み込んでない。
重心に向けて踏み込ませれば、もうちょっと違う動きするはず、それには隅角を利用するのがいいはずなんだけど、逆に前後バラバラというか伸びちゃったまま回ってしまってんだから情けない。
次回はそこもなんとかしたい、この馬は、きょうの私のようにダラッと前に出るだけぢゃなく、ちゃんとした馬場馬術用の一段上のギア持ってるはずなんで、そこに入るように。でも、それ入ったら、動き良すぎて、私は上で坐ってらんないかもしれないけど。
練習後は、白湯をご所望する天蓬。水だとパチャパチャ遊んで飲まないけど、ぬるま湯を差し上げるとゴクゴク飲む。
全身洗ってやる。気温28度までしか上がらないけど、心地よい日差しで、わりとじきに乾く。
きょうは、おやつに梨をやってみる。
食いなれない馬は目新しいもの食わないけど、天蓬みたいな馬は何でも食うはず。
と思ってやってみたが、腹減ってるから最初は食ったけど、そのうちそれほど喜ばなくなる。
しょーがないからリンゴ出したら、やっぱこっちのほうが好きみたい。
手入れ終わったころからマエガキしだす天蓬だけど、馬房に入れてやっても、昼飼い食いながら前肢持ちゃげてた、マエガキする必要ないはずなのに、ヘンな奴ぅ!?
ちなみに、私は、あそこの(どこのだよ?)芝馬場で馬に乗ったことは、3年前の一度しかない。
よっしゃー、今日はめでたいから、記念にみんなで芝のうえで乗るぞぉ! …とか言ってくれればいいんだけど、そんなはずもなく。
↑これは、私ぢゃなくて、馬が、先週で美浦をお役御免になったという、コンキスターというだけのこと。
コンキスターは県内の高校に行ったって。オリンピックを目指す未来のある高校生たちをよろしく指導してもらいたい。(コンキスターは高校生より年上!)
閑話休題。そして、私は、またまた天蓬に乗る。(もう最近ぢゃあ「てんほう」って入力すると一発で天蓬って変換されるよ。)
こうなると、まるで、愛馬状態? ちなみに愛馬状態ってのは、愛してるかどうかぢゃなくて、あまりに乗る機会が多いからアブミの長さを憶えてたりすることだったりする。
けど、以前は、この馬だったら(アブミの穴に番号がついてたりするんで)この長さ、とか決めてたような気もするけど、ここ2,3年の私はそのへんいい加減である。障害を飛ぶ時も含めて、毎回テキトー。(美浦で毎回違う馬乗ってて、憶えてらんなくなった、というのが実際なのかもしれないが。)
だけど、天蓬に関しては、なぜか憶えちゃってる。いつも苦労してるうちに、だんだん短くしてったせいなのかもしれない。
きょうは、最初は先週よりひとつ長くしてこうと思ったのに、跨って馬場まで歩ってくあいだに、やっぱ1コ短くして同じにしてしまった。長くして踏めないとめんどくせえんだもん。
そしたら、先週同様、部班に混ぜてもらう。先頭にされちゃうけど、天蓬半分号令で動くから問題ない(笑)
どーして部班に入るかっていうと、“間違っても障害飛ばないぞ”宣言って意味もあるんだが(笑)、ひとりだとちゃんと乗れないからである、この馬。隅角曲がれないっつーか、輪乗りできないっつーか。だから、狭い柵のなか入って、むりやりやったほうがいいんで。
隊列になる前の、準備の段階では、常歩で、脚ドンと入れたら前いってくれることだけ確かめといて、んぢゃ軽速歩スタート。
あらら、最初っから隅角が曲がれないよ。私の意図する地点よりずっと前から、馬がうちに入ってきちゃう。
動くことは動くんで、後続にはそんな迷惑かけてないつもりなんだけど、図形の書き方は先頭として失格だな。
そしたら輪乗り、ちょっと詰めたり伸ばしたりしたら、こんど駈歩。
駈歩は、まあふつうに出るんだけど、とにかく一回前に出す。2,3歩エンジンふかしたら、そのあとでスピード調整する。
「アブミが深い。もうちょっと爪先のほうで踏んで。」
「だいぶ爪先のほうで踏めるようになったけど、外に開いてるんで、進行方向に向けて。爪先開くとヒザががに股になって、騎座が安定しない。」
いっつも言われてる(そうさな、たっぷり3年間ぐらいは言われてる)こと、言われる。
脚使おうとするとき、カカトを後ろ上方に蹴り上げて馬体にめりこませるように動かすからそうなる。
駈歩伸ばしたり詰めたりしたら、また速歩で蹄跡まわる。駈歩したあとの天蓬は、私自身の比較のなかでは、最初より丸くなった感じがして、とても乗りやすい。
詰めたり伸ばしたり。詰めたとき、手で引っ張りっぱなしなのに気づく、気づくたびかえす。
腕のちからオフにしても、天蓬は詰めたままで歩いてくれて勝手に速くなったりしない。引っ張るから反対に引っ張り返されるんだよねえ。
あいかわらず隅角がうまく回れない。すこし内の手綱をオーバーに開いて、外の手綱にぶつけるべく内の脚で圧してくつもりなんだが、だめだねえ。
一応部班終了。あと15分くらい各個にやっていいというので、3分だけ休憩したら、速歩で外の手綱で回転する練習をする。人の肩が先に回ってっちゃだめだぞ、外のカベ、外の壁と念じながら回る。
「隅角で内に入ってきそうになると、外の手綱を開いてるけど、そうぢゃなくて内の脚で圧すこと。後肢をドリフトさせるようなイメージでもかまわない。そもそも馬がほんとに前に出てない、動いてないから隅角がまわれない。」
「内の脚で圧すのが効かないのは、脚への反応ができてないから。最初に脚を使ったとき、反応なければペナルティを出して、関係をつくっとくこと。」
質もーん、隅角の少し手前から馬を内に向けちゃってもいいですか。(馬の顔を内に向けて、外の肩から隅角奥へ突っ込んでくつもり。)
「長蹄跡上でも、過度な要求はしてはいけないが、内方姿勢を意識するのはかまわない。」
はい、次回はなんとしてでも最初っからコーナーの奥へ押し込んでやりたいと思います。
でも、そもそも、脚使えばそれなりに前に出てくれる気がしてはいるんだけど、まだちゃんと踏み込んでないんだよな、きっと。ハミに頭の重さは感じるから錯覚するけど、それはぶら下がってるだけで、後肢は踏み込んでない。
重心に向けて踏み込ませれば、もうちょっと違う動きするはず、それには隅角を利用するのがいいはずなんだけど、逆に前後バラバラというか伸びちゃったまま回ってしまってんだから情けない。
次回はそこもなんとかしたい、この馬は、きょうの私のようにダラッと前に出るだけぢゃなく、ちゃんとした馬場馬術用の一段上のギア持ってるはずなんで、そこに入るように。でも、それ入ったら、動き良すぎて、私は上で坐ってらんないかもしれないけど。
練習後は、白湯をご所望する天蓬。水だとパチャパチャ遊んで飲まないけど、ぬるま湯を差し上げるとゴクゴク飲む。
全身洗ってやる。気温28度までしか上がらないけど、心地よい日差しで、わりとじきに乾く。
きょうは、おやつに梨をやってみる。
食いなれない馬は目新しいもの食わないけど、天蓬みたいな馬は何でも食うはず。
と思ってやってみたが、腹減ってるから最初は食ったけど、そのうちそれほど喜ばなくなる。
しょーがないからリンゴ出したら、やっぱこっちのほうが好きみたい。
手入れ終わったころからマエガキしだす天蓬だけど、馬房に入れてやっても、昼飼い食いながら前肢持ちゃげてた、マエガキする必要ないはずなのに、ヘンな奴ぅ!?