諸星大二郎 2021年2月 講談社モーニングKC
うかつだった、「火焔山の章」の第2巻が出てるのを知って、買いに走ったのは今週のこと。
2月には出てたんだという、いくらバタバタしてたにしろ、西遊妖猿伝の発売日をチェックしてなかったなんて、ボーっと生きてるにも程があると言われてもしかたない。
このマンガのつづきを読むことを一番の楽しみに生きている、とか言ってるわりにゃあ遅れをとるとは情けない。
なに、次巻は2021年秋に刊行予定、よし、それだけをたのしみに今年の夏を越そう。
さて、物語のほうは、火焔山近くの高昌国というとこで玄奘一行は歓迎されつつも足止めをくってるんだが。
前にとおった伊吾国から、ゾロアスター教寺院の見習いの子ども二人がやってきて、またなんだかんだと悟空にからんでくる。
こんなところでいちいち拘わりあってたら、いつまで経っても天竺になんか行き着きゃしないぞって心配になる。
早いとこ斉天大聖の力でもって、牛魔王でもなんでも倒しちゃってくれよ。(待てよ、西遊記だと、牛魔王とは兄弟分になるのかな。)
それにしても、寧戎窟寺という岩窟寺院で壁画の仏像が抜け出てくるっていうシーンがあるんだけど、モロホシらしい妖しさいっぱいで一発で気に入った。
第五回 高寧城に二童 師を訪ね 岩窟寺に行者 奇を見る
第六回 寧戎城に土民 水を争い 水流洞に群童 難を逃る
第七回 悟空 旧敵を索めて市を探り 八戒 妬心を抱いて跡を追う
第八回 悟空 児を捜して寧城に入り 牛王 威を顕して陋巷を震わす
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