many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

交響曲第1番「巨人」

2014-08-14 21:37:24 | CD・DVD・ビデオ
マーラー レナード・バーンスタイン指揮/ニューヨーク・フィルハーモニック 1990年 CBSソニー
録音は1966年10月4日ニューヨーク。
「バーンスタイン名演集」っていうCD、バーンスタインの指揮のものもマーラー作曲のものも、これひとつしか持ってないけどね。
というわけで、前回のつづき。
というのも、小澤征爾×村上春樹のインタビューのなかで、まるまる一章を割いて「グスタフ・マーラーの音楽をめぐって」って章があったからね。
あと、小澤征爾さんはバーンスタインのアシスタント指揮者とかをしていたらしい。
どうでもいいけど、小澤さんは、あちこちで、いろんなひとから、高く評価されている、若いときから。やっぱ才能なんだろう。
で、マーラーの音楽ってのは、あまり一般的ぢゃなくて、バーンスタインが熱心に取り組むようになってから、次第にひろがってったものらしい。
なんでも、楽譜の指示とかが細かくて、とても難しいというか、注意力が必要で気が抜けないものだそうな。
私には、実際これ聴いても、どこのなにがどうなのか、まったくわからないけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小澤征爾さんと、音楽について話をする

2014-08-12 18:27:45 | 村上春樹
小澤征爾×村上春樹 平成26年7月 新潮文庫版
最近読んだ本。
単行本が出たときには、なかみも見ずに、迷ったんだが、買わなかった。
私はそれほど音楽に興味がないので。
小澤征爾さんの指揮する音楽は聴いたことないし、村上春樹さんは音楽を聴くことについてはプロだから。
私なんかが読んでもわからん話だろうなと思ったから。
で、今回、めでたく文庫になったので、とりあえず読んでみた。
意外とおもしろかった。
意外とというのは、著者たちが言ってることが予想よりおもしろかったという意味ぢゃなくて、読み手である私のほうが、勝手に難しいだろうと身構えてたのに比べたら、書いてあることをふむふむと受け取ることができたって程度の意味だけど。
対談を文章に起こしたものだけど、一読してまず私が感じたのは、村上さんって表現する言葉をいっぱい持ってて使い方が的確だな、っていう音楽とはなんも関係ないことだった。
冒頭に、長めのまえがきみたいなのがあるんだけど、そこで言ってることは、小澤さんってすごいってことの繰り返しみたいなものなんだが、いろんな言葉で書いてるんで、ボリュームがでてくるけど単調ぢゃないからグーッと入ってくるような感じを受けた。
で、本編での対談でも、音楽に関するいろんな状況を的確に言葉にしてみせるので、そういうふうに考えたりしてこなかった小澤さんだけど「なるほど」とか「そのとおり」とか言ってることが多いような気がする。
たとえば、「(略)カラヤンなんかは、マーラーの持つ雑多性、猥雑性、分裂性、みたいなものが長いあいだ、生理的に我慢できなかったんじゃないでしょうか?」なんて言うと、カラヤンを先生と呼ぶ小澤さんも「ああ、なるほどね」と答えてる。
ところが、音楽の肝心なところに関しては、私には皆目わからないことがある。
たとえば、小澤さんの発言のなかで、
>このオーケストラの演奏は、子音が出てこないですね
なんてとこ。
>(略)『あああ』というのは母音だけの音です。それに子音がつくと、たとえば『たかか』とか『はささ』という音になります。(略)
>音楽的に耳が良いというのは、その子音と母音のコントロールができるということです。(略)
ということで、耳がわるい私には、まったくわからないのもしかたないが。
そういう技術的なことみたいなんぢゃなくて、何を表現すべきかとかって話だと、すこし興味はもてる。
音楽の技術はあるけど、なにを聴くひとに伝えたいかが欠けてるか弱いことについて、小澤さんはこう言ってる。
>そういうのをやり始めると、音楽そのものの意味が失われてしまいます。本当に下手をすると、エレベーター音楽になってしまう。エレベーターに乗ったらどこからともなく流れてくる音楽。ああいうのがいちばん恐ろしい種類の音楽だと、僕は思うんです
うーむ、現在の日本には、そういう音楽があふれかえってるからなー。
もうひとつ、最後のほうに、若い演奏家たちを集めてセミナーをやるところがあるんだけど、そこも興味深かった。
それぞれは技術的には相当うまい奏者ばかりなんだけど、四重奏をやってみると、最初はあまり良くない(私にはわからないレベルだろうが)。
それがマエストロたちが指導して練習を重ねていくうちに、すばらしく改善される。
そこにあるのは、できあがってく過程で必要なのは、共感みたいなものなんだという。
そうかぁ、と思う。最近、ユニゾンのわりには私にとってはすごく聞き苦しい歌舞音曲が多いと思ってんだけど、あーゆーのには一緒に歌ってる他の人の声を聞こうとか共感をつくろうとかってのが無さそうだな、ってことをふと連想したもんで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風とおりすぎて強風のなか乗馬

2014-08-11 19:15:13 | 馬が好き
乗馬にいく。
週末の台風は、日本を縦断してったんだけど、不思議なことに私に直接影響を与えるラインからは外れてた。
あたりどころがわるいと、月曜日も仕事になるところだったので、個人的には助かったといえる。
さて、それでも、まだ風がビュービューと吹いていて、屋根のあたりのものが音を立てて揺れてたりして、馬が驚きゃしないかと、馬より先に人がビビる状態ではある。
きょうの馬は、ギルデッドエージ。

先週もそうなんだけど、もう、暑いから、むずかしいことは考えんのはヤメて、ただ馬の背中にいようと思う最近の乗馬なのだが、うーむ、むずかしい馬あたったぞ。
いや、いい馬なんだけどね、どうも私には、つかみどころがみえない。
強風吹いてもビビんないサラブレッドって偉いね、とかなんとか言いながら馬装。
馬場に入ったら、ウォーミングアップ、ひたすら常歩、前出たらホメる。
練習始まってからバッコンバッコン蹴っ飛ばすのはヤダ、疲れる汗かくことしたくない。幸い、ウォーミングアップの段階では、軽くギュッと挟むとスッと前に出る。
そこを大げさにホメて、馬が「こんなことでいいのかよ、お安い御用だよ」と思ってくれるように仕向ける。
とにかく前行ってくれたらジャマしないように心がける、でも背中も敏感な馬だから、私がグラグラしてると戸惑ってるかもしれないけど。

部班スタート。この馬では先頭に立ちたくないので逃げていたら、隊列の3頭目になる、まあ妥当なとこ。
速歩スタート。あまり隅角にこたわらず前に出す。ちっとやそっと内をまわったって気にしない。
それより、歩度のびたらホメる。馬が前につれてってくれる感じをつくらなくては。
輪乗りする、速歩と常歩の移行。
速歩も駈歩も、出たら、最初は前にでること優先、1,2,3,4,5歩くらい、とにかく前にだして、それに乗っていくように。
移行をくりかえす、一歩目から反応させること。
いつもいろいろ考えちゃうんだけど、きょうは手を前にだして、あまりハミうけは気にしない。
一旦、蹄跡にでて、速歩を詰め伸ばししたあと、再度輪乗り。
こんどは駈歩。って、出ないし。
グリグリやって、ようやく出す。
「身体を揺すらない!」って言われるんだけど、それはわかってるつもり、でも、なんか、あせって、動かしてる、というか動いてる、人が勝手に。
んー、駈歩でたかな、とおもって動いちゃうんだよね、駈歩の揺れに対応するべくの動きをしちゃう、障害の先飛びのようなものだ、馬には迷惑。
(独特の予令である)「『「駈歩、用意!』では、馬の速歩を遅くさせない、前に出てるのをおさえるだけ」と言われる。ムダに手の力が強い。
駈歩で蹄跡行進。歩度を伸ばすと、「そのくらいウケられるように」と。うん、いま、たしかに気持ちいい。

また輪乗り、手前替えての駈歩。今回の左手前のほうがラク。(右手前のほうが外にいっちゃいそうなところある。)
ちょっと勢いがおちそうになったら、すぐ内の脚ドンと使うようにして、前にだす。
何度かやってると、2,3回ハネそうになる。
そのときにきづくと、手綱、特に内が、強くて引っ張ってる。
馬の反応みて、これが引っ張ってることになるのか、と気づく。ほかの馬より微妙。
そのあとは、手を使わないようにして、前にいくのについていくことのほうに、重きを置く。
また蹄跡行進。あまり馬を丸くしようとか、ハミうけがどうのこうのとか考えない。
そうしてると、馬のうごきが大きく感じられる。それはいいんだけど、望んだこと、願ったり叶ったりなんだけど、うまくついていけない。
最後、また速歩。軽速歩をやめたからって、おそくならないように。
馬がめずらしく動いてくれるのはいいんだけど、動きについていけない。
すわろうとしてはいけない、前に動く馬についていくように、と思うんだけど、自分の予想より馬の動きが大きい感じ。
「スロースターターだけど、さいごはよく動いてました」と言われる。
動かせたのはよかったけど、うまく乗れなかったのは残念。
それでも、ちょっと、動かし方とか、動いたあとの(手綱ひっぱる)ジャマしないしかたとかに、気づくことができたのは、本日の収穫。

おわったら、まず水分補給。
それで落ち着いてるようだったら、放牧場につれてって、放してやる。

背中をドスンドスンやっちゃったかもしれないしね。
そういうときに、ブヒーっとかいいつつ、背中を伸ばしてる馬をみると、ああ放してやってよかった、って思う。

砂だらけなのをシャンプーでゴシゴシ洗ったら、乾かして、さいごリンゴやる。
けっこうリンゴ好きだよね、この馬。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MIND YOUR STEP!

2014-08-07 07:55:51 | CD・DVD・ビデオ
SNAIL RAMP 1999年 キングレコード
暑いし、なんか軽く勢いをつけて出かけたいなと思って。
ふとアタマんなかをよぎったメロディーをたよりに、これ出して聴いてみた。
なに歌ってんのとかイマイチわからんが、まあ聞いてると気持ちいい。
I'm gonna keep on dancing! This is my life
I wanna keep on dancing! I was at my best
1.MIND YOUR STEP!
2.GOING TO CHANGE
3.OFF WITH YOUR HAT!
4.SHE'S SO NICE(Live Version)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

叫ぶひと囁く

2014-08-06 20:35:15 | CD・DVD・ビデオ
泉谷しげる with LOSER 1991年 ビクター
あー、暑いねー。
なんか、活字を追って、本についてむずかしいこと書く気には、ぜんぜん、なれない。
というわけで、音楽でも聴くかー、と思うんだけど。
それでも、ここに書いたことのあるものは、採りあげてもしょうがないし。
ってことで、過去の記事を検索したうえで、これはどうだ? ちと暑苦しいか?(ジャケット写真が?)
泉谷とLOSERのアルバム。
んー、きょう、いま、たまたま「聴きてえなー」ってアタマのなかをよぎったのは、「夜の才気にふれて」と「愛を黙して」なんだけどね。
いいよねー。
1.叫ぶひと ささやく
2.深い殺人
3.青い火
4.失われた週末
5.裸のコワイヤツ
6.ムノウ
7.嵐のあとで
8.夜の才気にふれて
9.愛を黙して
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする