乗馬にいく。2週間ぶり。馬にさわりたくて、ウズウズしてたところ。
きょうは、気候としてはいいんだけど、秋にしては陽射しがきついような気がしたんで、日焼け止めは必要。
きょうの馬は、コメット、だって。乗ったことないなあ?(←実は乗ったことあった、忘れてた。)
どこにいるか馬房割の地図をみて訪ねてったら、そこにはハフリンガーみたいな馬がいた。
コメットってどんな馬か知らんけど(←忘れてる)、さすがにこれは違うだろと思って、探し直す。
厩舎んなかの名札を見て、端っこのほうにいるのを見つけることができた。
朝晩寒いからかな、もう薄い馬着を着てた。
どうでもいいけど、なんだかハエが多くて、馬、大迷惑。
でも、となりの馬は、ハエがカラダにとまるたんびに、肢カツカツ鳴らして大騒ぎなんだけど、コメットはわりと悠然としてて、おとなしい。
さて、蹴飛ばされないか、シッポではたかれないかと注意しながら、馬装を終えて、最初に乗るのはもうひとりのうまいひとに譲って、馬場まで歩いてく途中で、過去日記検索したら、6月の試合の前の日に一回外で乗ったことがあったのを思い出した。
あー、先に乗せてもらって部班の一組目に入っちゃえばよかったな、部班の二組目は駈歩なさそうだしなあ、とか思いながら、先に乗ってるひとを見てる。
ひとが乗ってるとイイ馬だなあ、と思う。下顎のゆずりもよくて馬がとても丸くなってる、それに、なにしろ歩度伸ばしたときの踏込と肩の出、浮き上がるような動きがすばらしい。
私が乗ったら、ああはいかんな。なんせ前に乗ったとき、ブレーキ効かなくなりそうで危なかったもんな。背中をちょっと圧すと走りそうになったし。
「初めて乗ったけど、イイ馬です。体重移動に敏感で、騎座に反応してスッと出ます、そういう練習にいいですよ。」という言葉とともに手綱を引き継ぐ。
そうそう、騎座で推進というか、馬と重心が一致すると自然に前に出るってのは、やりたいことではあるんだけど。
あれって自分で力入れてないのに馬がスピードアップするから、ちょっと怖いんだよね。スキーでまっすぐ滑ってくような(←生まれてから2回しかやったことないんだけどね、スキーは)無力な感じがあって、一瞬コントロールを失ってるような気がするから。
さてさて、そうはいうものの、乗って常歩で馬のご機嫌をうかがってると、そんな簡単ぢゃないよ、馬の動きについてくのも、馬の口とコンタクトをとるのも。のびのびとした常歩には程遠いなあ。
ぢゃあ速歩しますか。軽速歩で、とにかく最初は馬を動かす、前に出す。
でも脚でバンバンやってると、「前に出す、急がせるんぢゃなくて、大きな動きをさせて」と言われちゃう。たしかに踏み込んでないなあ、受け止められてもいないし。
前に動かしたなかで、引っ張り続けるんぢゃなくて、コツンコツンとハミを当てるのを確かめるように、と言われて拳をつかってみるが、どうもうまくない。
軽速歩より正反撞のほうがやりやすいし、直線より円運動のほうがやりやすいし、と言われて、正反撞で輪乗りをして、ハミうけができるかひさしぶりにプチ特訓の開始。
開き手綱をつかって、馬がゆずったらこっちもかえす、ってのを繰り返すんだけど、なかなか形にならない。
「身体を傾けない、内に倒れない、真っ直ぐ乗る、馬が歪まないように、真っ直ぐ乗ったうえで内向ける」ということで、手綱を開こうとするときに前下方にバランスを崩すことを指摘される。
「アブミに立たない、しっかり座る」と言われて、正反撞なんだけど足に力を入れてアブミ踏んでるのを直す。脚使わなくても十分前に出てくれる馬なので、足に力入れずに膝と足首の関節を開閉するようにして柔らかく座ろうとする。
指を握る、馬が反応したら、力を入れない、馬が頭を上げたり下げたりしたらジッと耐える、望む位置に馬がきたらガチャガチャ余計なことは一切しないようにする、そんなことの繰りかえし。
力入れて引っ張るんぢゃなくて、馬に遅れないように人も動いてくなかで、拳を安定させるようにする。
無理強いするんぢゃなくて、そこにいてほしいとこでオフにする、それで馬にそこにいることがラクだと感じさせるように。
だんだん、できてきたかな。ムダに力入れる場面が減ってくる、乗ってて気持ちいい。たぶん馬もすこし納得してるから、このほうがラクだろう。まずまずコンタクトがとれてるように思える。
(あとで思い出したけど、ホントに完璧なハミうけだと、ふわっと手綱持ってるだけぢゃなくて、もっと手の中に馬の全身の力が伝わってくるもんだったけど。)
できると思い出すんだけど、「1.とにかく馬を前に出す 2.ちゃんと座る 3.拳を自由に、かつ安定させる」というようにすればハミうけはできるってのが基本なんだけど、ついついそれを忘れて、いきなり手だけで馬の口を何とかしちゃおうとかするから、おかしくなるんだよね、いつも。
「馬に気づかれないように少しだけ手綱伸ばしてみて」と珍しいこと言われて、そーっと伸ばすと、意外と馬の位置は変わらない、馬が自分で姿勢を保ってる証拠だ。
だいたいOK、私にしては上出来。ここでやめてもいいんだけど、やっぱちょっとだけ駈歩もする。
駈歩も坐りを大事に、どちらかというと速歩より人間が安定しやすいけどね私の場合は、馬の動き止めないように人間も動いてく。
どちらかというと左に傾くかな、左手前の輪乗りだと内に入りがち、右手前だと外にふくれがち。
輪乗りがグチャグチャなのでキレイに図形を描きなさい、手だけで方向をつけようとしない、真っ直ぐ座ってそのなかで、ということで輪に気をとられていると、前に出して!と振り出しに戻っちゃうんだけど。
でも、ちょと促せば、すぐ前に出てくれるんで、馬が人の前にいるというイメージはすぐできる、こういうのってすごい乗りやすい。
ちょっと詰めたり伸ばしたりして、最後は輪乗りを詰めて開いて、おしまい。
あー、楽しかった。ひさしぶりに、馬に乗ったぁ!って感じがしたねえ。
手入れしてるとき、やっぱりハエが止まるせいで馬が気にしてるから、こっちも気をつけてたんだけど、最後に後ろ肢の蹄油ぬってるときに、左足から右足に移ろうとしたとき、ガツンとヒザ蹴りを脳天に喰らってしまった。「蹴らないでくれよー」って言いながら、やってたんだけどねえ。
きょうは、気候としてはいいんだけど、秋にしては陽射しがきついような気がしたんで、日焼け止めは必要。
きょうの馬は、コメット、だって。乗ったことないなあ?(←実は乗ったことあった、忘れてた。)
どこにいるか馬房割の地図をみて訪ねてったら、そこにはハフリンガーみたいな馬がいた。
コメットってどんな馬か知らんけど(←忘れてる)、さすがにこれは違うだろと思って、探し直す。
厩舎んなかの名札を見て、端っこのほうにいるのを見つけることができた。
朝晩寒いからかな、もう薄い馬着を着てた。
どうでもいいけど、なんだかハエが多くて、馬、大迷惑。
でも、となりの馬は、ハエがカラダにとまるたんびに、肢カツカツ鳴らして大騒ぎなんだけど、コメットはわりと悠然としてて、おとなしい。
さて、蹴飛ばされないか、シッポではたかれないかと注意しながら、馬装を終えて、最初に乗るのはもうひとりのうまいひとに譲って、馬場まで歩いてく途中で、過去日記検索したら、6月の試合の前の日に一回外で乗ったことがあったのを思い出した。
あー、先に乗せてもらって部班の一組目に入っちゃえばよかったな、部班の二組目は駈歩なさそうだしなあ、とか思いながら、先に乗ってるひとを見てる。
ひとが乗ってるとイイ馬だなあ、と思う。下顎のゆずりもよくて馬がとても丸くなってる、それに、なにしろ歩度伸ばしたときの踏込と肩の出、浮き上がるような動きがすばらしい。
私が乗ったら、ああはいかんな。なんせ前に乗ったとき、ブレーキ効かなくなりそうで危なかったもんな。背中をちょっと圧すと走りそうになったし。
「初めて乗ったけど、イイ馬です。体重移動に敏感で、騎座に反応してスッと出ます、そういう練習にいいですよ。」という言葉とともに手綱を引き継ぐ。
そうそう、騎座で推進というか、馬と重心が一致すると自然に前に出るってのは、やりたいことではあるんだけど。
あれって自分で力入れてないのに馬がスピードアップするから、ちょっと怖いんだよね。スキーでまっすぐ滑ってくような(←生まれてから2回しかやったことないんだけどね、スキーは)無力な感じがあって、一瞬コントロールを失ってるような気がするから。
さてさて、そうはいうものの、乗って常歩で馬のご機嫌をうかがってると、そんな簡単ぢゃないよ、馬の動きについてくのも、馬の口とコンタクトをとるのも。のびのびとした常歩には程遠いなあ。
ぢゃあ速歩しますか。軽速歩で、とにかく最初は馬を動かす、前に出す。
でも脚でバンバンやってると、「前に出す、急がせるんぢゃなくて、大きな動きをさせて」と言われちゃう。たしかに踏み込んでないなあ、受け止められてもいないし。
前に動かしたなかで、引っ張り続けるんぢゃなくて、コツンコツンとハミを当てるのを確かめるように、と言われて拳をつかってみるが、どうもうまくない。
軽速歩より正反撞のほうがやりやすいし、直線より円運動のほうがやりやすいし、と言われて、正反撞で輪乗りをして、ハミうけができるかひさしぶりにプチ特訓の開始。
開き手綱をつかって、馬がゆずったらこっちもかえす、ってのを繰り返すんだけど、なかなか形にならない。
「身体を傾けない、内に倒れない、真っ直ぐ乗る、馬が歪まないように、真っ直ぐ乗ったうえで内向ける」ということで、手綱を開こうとするときに前下方にバランスを崩すことを指摘される。
「アブミに立たない、しっかり座る」と言われて、正反撞なんだけど足に力を入れてアブミ踏んでるのを直す。脚使わなくても十分前に出てくれる馬なので、足に力入れずに膝と足首の関節を開閉するようにして柔らかく座ろうとする。
指を握る、馬が反応したら、力を入れない、馬が頭を上げたり下げたりしたらジッと耐える、望む位置に馬がきたらガチャガチャ余計なことは一切しないようにする、そんなことの繰りかえし。
力入れて引っ張るんぢゃなくて、馬に遅れないように人も動いてくなかで、拳を安定させるようにする。
無理強いするんぢゃなくて、そこにいてほしいとこでオフにする、それで馬にそこにいることがラクだと感じさせるように。
だんだん、できてきたかな。ムダに力入れる場面が減ってくる、乗ってて気持ちいい。たぶん馬もすこし納得してるから、このほうがラクだろう。まずまずコンタクトがとれてるように思える。
(あとで思い出したけど、ホントに完璧なハミうけだと、ふわっと手綱持ってるだけぢゃなくて、もっと手の中に馬の全身の力が伝わってくるもんだったけど。)
できると思い出すんだけど、「1.とにかく馬を前に出す 2.ちゃんと座る 3.拳を自由に、かつ安定させる」というようにすればハミうけはできるってのが基本なんだけど、ついついそれを忘れて、いきなり手だけで馬の口を何とかしちゃおうとかするから、おかしくなるんだよね、いつも。
「馬に気づかれないように少しだけ手綱伸ばしてみて」と珍しいこと言われて、そーっと伸ばすと、意外と馬の位置は変わらない、馬が自分で姿勢を保ってる証拠だ。
だいたいOK、私にしては上出来。ここでやめてもいいんだけど、やっぱちょっとだけ駈歩もする。
駈歩も坐りを大事に、どちらかというと速歩より人間が安定しやすいけどね私の場合は、馬の動き止めないように人間も動いてく。
どちらかというと左に傾くかな、左手前の輪乗りだと内に入りがち、右手前だと外にふくれがち。
輪乗りがグチャグチャなのでキレイに図形を描きなさい、手だけで方向をつけようとしない、真っ直ぐ座ってそのなかで、ということで輪に気をとられていると、前に出して!と振り出しに戻っちゃうんだけど。
でも、ちょと促せば、すぐ前に出てくれるんで、馬が人の前にいるというイメージはすぐできる、こういうのってすごい乗りやすい。
ちょっと詰めたり伸ばしたりして、最後は輪乗りを詰めて開いて、おしまい。
あー、楽しかった。ひさしぶりに、馬に乗ったぁ!って感じがしたねえ。
手入れしてるとき、やっぱりハエが止まるせいで馬が気にしてるから、こっちも気をつけてたんだけど、最後に後ろ肢の蹄油ぬってるときに、左足から右足に移ろうとしたとき、ガツンとヒザ蹴りを脳天に喰らってしまった。「蹴らないでくれよー」って言いながら、やってたんだけどねえ。