kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿2日目

2011-07-18 | 陸上競技
日曜日、国体合宿の2日目でした。この日の午前中はトライアルを実施するということでした。あるのではないかという噂はあったのですが具体的な部分は分かりませんでした。そのため先週記録会に参加させてもらって走っています。今回は練習の一環として走っていくことにしました。ハードル選手も走るということだったのでその手伝いもやりました。

400mH選手は室内での練習としました。逆脚の導入をしているという段階なのでそのための練習。ハイスピードでのハードリングを繰り返し練習させました。ゆっくりとしたハードリングではあまり意味はありません。実践的な練習になりませんからね。ひたすら200mHをやるというのも1つの手段かもしれませんがこれでは疲労度が増していって質が落ちてしまいます。ここは工夫をしています。室内極秘練習(笑)でした。本当はゆっくり時間をかけて練習を見たかったのですが記録会のハードル設置のためにほとんどは外にいないといけませんでした。意識レベルは高いですから課題を示しておけばある程度はできるはずです。細かく指導できたら良かったのですが…。

うちから合宿に参加した選手は100mの記録会に参加。緊張感が高まるようなレースではないので走っていく中で動きの課題を見つけて修正していくことにしました。前日のスタート練習でかなり崩れていたようです。金曜日に走った時は良かったのですが…。まだまだ安定しませんね。3本走りましたが、12秒71、12秒61、12秒59といった感じです。少しずつ改善されていくにつれてタイムが上がっていく。走りとしては不十分ですがこの条件の中で12秒5台まで上がってきたのは地力がついてきた証拠でしょうか。

午後からはなんと「フリー」でした。国体合宿なのでもう少し技術的な指導をしていかないといけないのではないかと思います。速い者が集まって一緒にSDをするだけでは…。これに関してはかなり思うことがありますが、書くことではないので控えます。それなりに短距離指導にも自信が持てるようになってきました。「やっておけ」で速くなるのかなと思います。中学生には実情を見極めてもらいたいなと思います。多分無理でしょうが…。

ということでハードルとうちの選手に関しては室内での自分で指導することに。せっかくの機会ですからもったいない。じっくり時間をかけることが出来るので動きの修正が可能です。段階を追っていけば必ず走りは変わります。いつもお世話になっている先生の所の選手だったのでしっかりと走りの組み立てから教えていくことにしました。うちの選手も確認になりますから。局面を分割して意識するポイントを絞って流れを作っていきました。上に抜けるような走りをする選手がいたのでそこは出来るだけ改善できるように持っていきました。基本は走りです。ここが変わらないと走れませんから。60mまでの組み立てをしっかりとやりました。うちの選手も加速段階から中間へ持っていく部分が良くなってきました。時間をかければ…ですね。
他の選手を見ていると「これは…」と思うことが多々ありました。スタブロや加速段階で「?」と思う部分が。心が狭いですから放っておいたのですがあまりにも…なので少し指示をしました。指導者がいる所の選手にあれこれ言うほど図々しくはありません。自分のチームの指導者に指導を受けて修正していけば良いと思います。普段と違うことを指導して「動きが崩れた」と言われるのは心外ですからね。

ある選手がなかなか指導を受けられないと話してたというのを聞きました。走っていて「今のはダメ」と言われて終わり。どうダメなのか、どうやったら修正できるのか分からない、と。自分で選んで進んでいった進路のはずです。うちの選手も私の指導が合わないと思っている者もいるでしょう。冷たいようですが自分の選んだ道です。無い物ねだりは良くないと思います。冷たいですね(笑)。

それぞれ事情があります。私は基本的に預かった選手が人間的に成長していくために指導をします。細かいこともかなり言います。が、練習でも指導はしています。見ているだけで速くなるとは思えません。国体スタッフですから全体の指導もしていかないといけないかなとは思うので少しずつは指導をします。細かいところまでは…ですね。

批判されるかもしれませんが、やはり「うちでやりたい」と思って来てくれた者が最優先だと思います。あとは人間関係でお世話になっている所には恩返しの意味で関わります。今回はある程度指導できていると思います。一応全体も…とは思っています(笑)。

暑さに負けました。ぐったりです。
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国体合宿

2011-07-18 | 陸上競技
土曜日から2泊3日で山口で国体合宿が実施されました。今年は地元で国体がありますから月1回は合宿を実施するという形でやってきました。

今回はショートハードルが数人とヨンパが2人でしたが、バトン練習もあるということでしたから土曜日の午前中は中学生のハードル練習を指導することに。この選手はかなり力があります。もう全国標準を突破していますし、混成では優勝候補の一角に挙げられる選手です。この日も本人と課題の分析をしてそこを克服するための練習をすることに。
抜き足の動きを最初に修正してから実際にハードルを跳びました。抜き足ばかりを意識しても動きは改善されません。軌道の確認は何度もやりますがこれはあくまで「意識づけ」であり、これだけをやったからといって改善されるわけではありません。そこの細かいことを本人に言っても今は分からないですから。リードの動きも気になったので少し修正。難しいことではなくシンプルに話しました。
中学生にあれこれ技術的な事を伝えても理解できないと考えていますし、必要はないかなと。まだ身体が出来ていない段階ですからその時の動きを見ながらポイントを絞ってやっていくのが大切かなと。持っている知識を詰め込むことが選手のためになるわけではありません。指導者が「知らない」のは問題ですが、「聞いてきたこと」「知っていること」をそのまま選手に伝えるというのでは成長にはつながりません。判断をしないといけませんね。中学生の指導をするとそこが分かります。多くの事はできませんから、大切なことをきちんと絞って身に付けさせていかないと。

運良く成年選手が一緒にハードルを跳ぶというので1台目、3台目を一緒に走ることになりました。中学生にとっては大きいことです。普段は自分より強い選手や同じリズムで走る選手はいません。全国に行けばこのレベルのレースが実際にありますから大会前にきちんと高いレベルの練習が出来るというのは大きいですね。14秒2~3の走りは出来ていたと思います。やはり強い。今後が楽しみです。

午後からは私用のため一旦合宿を抜けることになりました。後の事をお願いしてから山口を出ました。山口→徳山→福岡→徳山→山口と強行。戻ってきたのは日付が変わる直前。すごく悲しい出来事がありました。今を大切にしていきたいなと思っています。

ひとまず書いておきます。
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すごい

2011-07-18 | 陸上競技
今、女子のワールドカップ見てました。スゴい!!!!

土壇場で追い付いてPK勝利。感動しますね。

今合宿で1人で見ているので誰にも言えないからblogに書いておきます(笑)。
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