kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スタンプラリー

2011-07-25 | 陸上競技
土日の合宿がセミナーパークで行われました。普段は近くから高速道路を使って行くのですがこの日は時間に余裕があったので2号線をひたすら走っていく事に。途中コーヒーを飲もうとセブンイレブンへ。車を運転するときには必ずといって良いほどコーヒーを飲みます。眠くなるわけではないのですが癖みたいなものですね。

寄ってみると入口の所にポケモンのスタンプが。どうもスタンプラリーが実施されている様子でした。夏休みや冬休み等ではよく行われています。前は仮面ライダーだったような…。数日間家にいませんから子供達に何かお土産をと思い、スタンプを押していくことに。セミナーパークに往復する間にかなり多くのセブンイレブンがあります。図々しいので全ての店舗に寄ってスタンプを押して回ることにしました。

8つ集めないといけないのでかなりの店を回らないといけません。買い物をしないのに寄るのは申し訳ないなという想いもありましたが、寄る度に買い物をするとかなりの出費になりますから心を鬼にしてスタンプだけ押すことに(笑)。日本人は遠慮をするタイプが多いですからこういうビジネスが成立します。スタンプを押すだけは申し訳ないから何か買わないと…と思って買うのです。狙いは明確ですね。そういいながらカルピスウォーターを2本買ったら付いてくるピカチュウのおもちゃ目当てに買ってしまいました(笑)。結局貢献してます。

4つ集めてシール、8つ集めてポケモンポスター(152匹載っているらしい)。子供が3人いますからケンカにならないように3つスタンプを押して回りました。本当は子供と一緒に回る方が良いのかなとは思いますが土日はなかなか時間が取れません。平日は勤務がありますから難しくなります。子供に寂しい想いをさせているのは間違いないですね。だからこそ少しだけでも笑顔になれるように何かをしてあげたいなと。

真ん中の息子は絵を書くのが大好きですからポスターを見ながら絵を描いていました。下の息子はノートにシールを貼っていました。「これは飛ぶポケモン」と言いながら自分で分類してシールを貼っていました。微笑ましい風景でした。回って良かった(笑)。
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本当の感動とは何か

2011-07-25 | 陸上競技
合宿終了後、帰宅して久々にテレビを見ました。アナログ放送終了してました。が、ほとんどのチャンネルで今まで通り映っている感じがありました。その中で27時間テレビをやっているので少し見ることに。うちの家族は昔からナイナイが好きで土曜日は必ずと言っていいほどめちゃイケを見ています(笑)。最後のほうでやべっちが100キロマラソンを走り完走するという場面がありました。やべっちは誕生日が同じ事もあり、以前から好きなたタレントでした。明らかに間に合いそうにない場面で「相方を想う言葉」の場面が放映されました。この時岡村さんが珍しく涙を流していました。最初から見ていたわけではありませんから全体の流れがどうなっているのかは分かりませんが、この場面を見て感動していました。

ご存じの通り岡村さんはしばらくの間体調を崩してテレビに全く出ない時期がありました。この時期にやべっちが一人で多くのレギュラー番組に出続けて乗り切っていました。「自分がお笑いの世界に誘ったから(こんなことになった)」「もう戻って来れないのではないかという覚悟もあった」とやべっちが真剣に話している姿を見て岡村さんが涙を流し、走っているやべっちの所に迎えに行くという姿がありました。迎えに行くための自転車が準備してあったことから「最初からこういう予定だった」という部分もありますが、自分のことを真剣に想ってくれている相方の存在は岡村さんにとって本当に大きな事だと想います。再会してからは走るペースも上がり、何とか放送時間内に間に合ったという感じでした。迎えに行っていなければ絶対に間に合わないと思います。

24時間テレビのマラソンとは違う部分があります。どちらも意味も分からず長い距離を走っています。しかし、今回のやべっちのマラソン挑戦は「苦しんできた岡村さんのために」という部分が強くあるのではないかと勝手に推測します。上手く言葉にできませんが「言葉にはできないメッセージ」が含まれているのではないかと考えています。ある意味作られた「ドラマ」であることには変わりないかもしれません。しかし、そこには「一人の人間に対する想い」が存在したのは事実です。多くの人にメッセージを送るのではなくたった一人にメッセージを送るために走ったからこそ多くの人の心に訴えるものがあったのではないかと思います。

部活動を真剣にやっているくと考えられないドラマが生まれることがあります。それなりにやっていたのでは絶対に感じられないドラマと感動です。何となく、何も考えずに「楽しいから」でやっているだけでは得るものはありません。強い「想い」を持って何かに取り組むから他者の「心」を動かすのです。先日のなでしこジャパンも同様だと思います。こちらはスポーツですから作られた感動は絶対に存在しません。その場で起きている現象が全てですから。県総体、中国大会も同様です。こうなるだろうという予測通りに行くことはありません。だからこそ全ての結果を見たり、自分の持っている力を最大限に発揮したときに大きな感動が生まれるのです。「心」を動かすためにはやっている本人がどれだけの「想い」を持っているかだと思います。

中国大会のマイルで7位となったとき本当に泣き崩れました。感動とは違います。喪失感とも違います。上手く表現できませんが最後まで一生懸命に走る姿、それを全力で応援する姿、結果を受け入れることができなくて全員が泣き崩れて立てなくなる姿、作ることはできない現実。こういう場面を経験することができるからこそ「想い」を持って何かに打ち込むことは大事なのです。ナイナイはお笑いに対して真剣に打ち込んでいるのでしょう。だからこそ相方に対する「想い」も人一倍大きい。これが一部作られた番組であっても「想い」は嘘ではないと思います。だからこそ見ている人間の「心」を動かす。そう思っています。

競技に対してどれだけ真剣に取り組めるか。何を「想い」、何を「感じ」ながらやっていくか。本当に大きな事だと思います。そういう経験は必ず人を育てます。テレビを見ながら強く感じました。特に大好きなやべっちでしたからそう感じたのかもしれません。普段そんなにテレビは見ませんが、今回感じたことは多くのことにつながっていくと思います。見れて良かったと思いますね。
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インターハイのスタートリスト

2011-07-25 | 陸上競技
先日から東北インターハイのサイトにスタートリストが出ているという話を聞いていました。見つけてダウンロードしようと思って試みましたがびっくりするほどファイルが重くて開けない状態が続いていました。こんな状態なら1種目ずつアップロードする方がいいのではないかと思いますね。このご時世、1つのPDFのダウンロードに10分近くかかるような事はありませんからね。しばらく諦めていました。

先ほどもう一度挑戦してみると何とかダウンロードできました。



女子200mのスタートリスト見てみるとなんといきなりランキング1番と同じ組です(笑)。ラッキーといえばラッキーかもしれません。なかなかこういう機会はありませんから。同じ組には2年生が複数居ます。9人中3人が3年生、残り6人が2年生です。持ちタイムは組で6番目ですが、目標とする25秒20前後のタイムを持っている選手が2人います。この2人ときちんと勝負していくことができれば来年のインターハイでの戦いが見えてきます。簡単なことではありませんがチャレンジャーとして臨むこの大会をしっかりと楽しめたらと思います。外側のレーンに24秒台が3人います。内側から一気に抜かれて硬くなるよりは自分のレースができるのではないかと考えています。

8組2着+8で組まれています。準決勝24人に残るためには持ちタイム24秒台は必要だと思います。今の力では少し厳しい部分がありますが、「走って帰ってくる」だけは避けたいと思っています。ラウンドを進むことを真剣に考えています。インターハイの舞台で25秒20を切るレベルまで行けば可能性はあると思っています。そのためには今できることをしっかりとやっていきたいと思います。残された時間で課題を1つずつ克服していって可能性を高めていきたいと思います。

うちの学校の代表としての誇りを持って取り組んでもらいたいですね。
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tabe合宿2日目

2011-07-25 | 陸上競技
日曜日、tabe合宿の2日目。この日も暑くなりそうだという雰囲気がありましたが風が吹いていて結構過ごしやすかったですね。1週間前の国体合宿と比べると全く違います。日差しは強いですが過ごしやすい。これなら熱中症という感じにはなりません。

短距離の練習は前日同様動きの確認をしてから短い距離を。その後インターハイ組を除いて坂道に行きました。今回私はインターハイに行く選手の練習についていました。そのため他の選手の練習は見に行っていません。申し訳ないなという気持ちもありますが、この合宿の意味を考えると自分達のためにどれだけできるのかとい部分は大きい。自分達で雰囲気作り等ができなければ今後の活躍はできません。冷たいかもしれませんがここで練習ができないようであればそこまでです。苦しくても言い訳をせずにしっかりと走ることが大事だと思います。「インターハイ選手だけが優遇されている」と感じる部分があるかもしれません。人間ですから当然起こりうる感情だと思います。しかし、高いレベルを目指して動きを見ていくことで他の選手にも最終的にプラスになります。指導する私が色々と勉強することができるからです。その辺りは高校生では理解が難しいかもしれませんが・・・。

別メニューでインターハイ選手の動きを見ることに。動きのタイミングがずれているという指摘を受けていました。この日のドリルの時から少し遅れ気味の所がありました。元々その部分の動きは少し遅れ気味で回転が後になります。この部分をパワーで持って行くことで走っていました。しかし、これから先上のレベルで戦っていくためには細かい動きを修正していく必要があります。左の足首に痛みがあるので我慢できずに潰れてしまう部分もありました。ここまできたらしっかりと我慢してやっていかないとけません。ここの部分があるのでどうしても最初の動きでもたつきます。
少し意識させてから今度はSDの確認。いつの間にかスタートの構えが若干変わっていました。後のブロックの位置が狭くなっている&腰の位置が高くなっていました。最も信頼できる方にスタートを見てもらい色々と修正をしていきました。スタートのポイントになる部分を教えていただき、1つ1つ改善していくようにしました。スタンディングからの運びでは上に抜けてしまう部分があります。また後ろ足の動きでは膝の締めが甘くなり重心が移動できない。これを繰り返し繰り返しやっていきました。簡単にできることではありませんが、スタートのもたつきは致命的です。この部分の遅れは取り戻せない遅れへとつながっていきます。ある程度は改善されてきたと思いますが上のレベルで戦うには不十分です。

その後はカーブのSDを数本。やはりもたつきます。進まないといけない部分が進まない。これにより大きなロスを生みます。何度か繰り返していく中で3本に1本は流れに乗れるスタートができるようになりました。しかし、前足側の意識が強く1歩目で止まってしまいます。うーん、なかなか難しいですね。スタート終了後は120m+60mを。他校の投擲選手が引っ張ってくれました。こういう部分でも感謝しなければいけません。多くの人の力を借りて練習をしているのです。自分一人では質の高い練習をするのは難しい。指導に関しても多くの人が手を貸してくれるからここまでのレベルに来たのです。戦うために高い意識を持ってもらいたいですね。

午後はひたすら補強をやることに。完全に私に任せられましたから2時間程度みっちり体幹中心の補強を。最初の20分はうちのキャプテンに任せました。こういう場面で自分の考えを示して指示を出すというのは大きな勉強になります。普段ではできない経験をさせることで多くのことを学べると思います。補強は自分自身の意識の問題です。これまでは大半の選手が「やるだけ」でしたが今回は半分以上はきちんと目的意識をもって取り組むことができていました。炎天下の中で補強をしていたのですがある意味楽しくやってくれたのではないかと思います。

この合宿の参加チームからインターハイに行くのが「当たり前」の状態になってきました。今後は「入賞するのが当たり前」というレベルに行けばと思います。全員の意識レベルが大きく上がることは難しいかもしれませんが、中心となるチームが自覚を持って全力で取り組んでいくことで雰囲気は変わっていきます。良い練習ができたと思います。
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