この度女子サッカーがワールドカップで優勝したことは記憶に新しいと思います。しかし、女子サッカーは以前から男子サッカーやプロ野球に比べて冷遇を受けていることはテレビ報道などで大きく紹介されていました。
野球やサッカーでワールドカップに出る場合、100%に近い選手がプロ契約をしている選手です。野球では一部「アマ」ですが企業に所属していてフルタイムで働いてはいない「ノンプロ」でやっているのがほとんどです。今回の女子サッカーの選手とは明らかに待遇が違います。
アメリカでは女子のサッカーでもプロが二部まであってかなり人気があるようです。実際日本代表の選手も米リーグでプレーしています。女子最高峰のリーグであるとともに生活の糧を得るためには日本では難しいというのがあるのだと思います。
東京電力が女子チームを持っていたようですが、このような状態になり今シーズンは活動自粛。練習環境が整わないため移籍したり自分でやらなければいけない選手もいたようです。加えてアルバイトで生計を立てながら夢の実現のために働いている選手がいたことも報道されていました。このような状態でワールドカップで優勝するというのは本当にすごいことだと思います。
今年の陸上の世界選手権のマラソン代表に実業団に所属していない埼玉の公務員が選ばれました。フルタイムで働いて仕事の後や休日に練習をしているそうです。実業団のように全面的なバックアップがない中で競技をしていくというのは大変なことです。その中で結果を出していくというのは強い気持ちがあるからだと思います。実業団選手には負けたくないというハングリー精神があるかのかもしれません。
女子サッカー選手は自分達のためだけではなく「女子サッカーの未来のため」に戦った部分があったと新聞に書いてありました。前述の東京電力所属の選手は「自分だけサッカーをやっていていいのか…」と思い悩んだそうです。自分の身の回りは大変なことになっているのだからそういう思いが出てきても仕方ないかなと思います。それでも自分がサッカーを続けていくことで周りに何かを与えることが出来るのではないかという想いもあったはずです。
メジャースポーツ以外の選手の現状はそんなものです。日々の生活を送ることが大変な状態です。そんな中で世界大会で優勝するということがどれだけ大変なことなのかは考えればみえてくると思います。不可能を可能にしているのです。
陸上や水泳のような個人種目では特に顕著だと思います。短距離は長距離とは違って宣伝効果が低い(メディアに取り上げられる時間が短い)ので日本のトップであっても競技を続けていくのは本当に困難な状況となります。その受け皿が無いというのは間違いない事実です。これからの可能性にチャレンジしてみたいと思ってもそのチャンスすら与えられないのです。
企業が力を持っている時には大きな問題にはなりませんが、業績が悪化した場合は真っ先に打ち切られるのはスポーツの分野です。メジャー種目は考えられないような年俸をもらいますが、マイナー種目ではその日の生活に追われるような状態であるという現実から目を背けてはいけないと思いますね。
その中で自分達の存在をこの上なく示すことができた女子サッカー。本当にすごいことだと思いますね。今後の日本のスポーツに与える影響は大きいと思います。
話がいつもとは若干違いますが書きたかったので書いてしまいました。
野球やサッカーでワールドカップに出る場合、100%に近い選手がプロ契約をしている選手です。野球では一部「アマ」ですが企業に所属していてフルタイムで働いてはいない「ノンプロ」でやっているのがほとんどです。今回の女子サッカーの選手とは明らかに待遇が違います。
アメリカでは女子のサッカーでもプロが二部まであってかなり人気があるようです。実際日本代表の選手も米リーグでプレーしています。女子最高峰のリーグであるとともに生活の糧を得るためには日本では難しいというのがあるのだと思います。
東京電力が女子チームを持っていたようですが、このような状態になり今シーズンは活動自粛。練習環境が整わないため移籍したり自分でやらなければいけない選手もいたようです。加えてアルバイトで生計を立てながら夢の実現のために働いている選手がいたことも報道されていました。このような状態でワールドカップで優勝するというのは本当にすごいことだと思います。
今年の陸上の世界選手権のマラソン代表に実業団に所属していない埼玉の公務員が選ばれました。フルタイムで働いて仕事の後や休日に練習をしているそうです。実業団のように全面的なバックアップがない中で競技をしていくというのは大変なことです。その中で結果を出していくというのは強い気持ちがあるからだと思います。実業団選手には負けたくないというハングリー精神があるかのかもしれません。
女子サッカー選手は自分達のためだけではなく「女子サッカーの未来のため」に戦った部分があったと新聞に書いてありました。前述の東京電力所属の選手は「自分だけサッカーをやっていていいのか…」と思い悩んだそうです。自分の身の回りは大変なことになっているのだからそういう思いが出てきても仕方ないかなと思います。それでも自分がサッカーを続けていくことで周りに何かを与えることが出来るのではないかという想いもあったはずです。
メジャースポーツ以外の選手の現状はそんなものです。日々の生活を送ることが大変な状態です。そんな中で世界大会で優勝するということがどれだけ大変なことなのかは考えればみえてくると思います。不可能を可能にしているのです。
陸上や水泳のような個人種目では特に顕著だと思います。短距離は長距離とは違って宣伝効果が低い(メディアに取り上げられる時間が短い)ので日本のトップであっても競技を続けていくのは本当に困難な状況となります。その受け皿が無いというのは間違いない事実です。これからの可能性にチャレンジしてみたいと思ってもそのチャンスすら与えられないのです。
企業が力を持っている時には大きな問題にはなりませんが、業績が悪化した場合は真っ先に打ち切られるのはスポーツの分野です。メジャー種目は考えられないような年俸をもらいますが、マイナー種目ではその日の生活に追われるような状態であるという現実から目を背けてはいけないと思いますね。
その中で自分達の存在をこの上なく示すことができた女子サッカー。本当にすごいことだと思いますね。今後の日本のスポーツに与える影響は大きいと思います。
話がいつもとは若干違いますが書きたかったので書いてしまいました。