かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

おくのほそ道2007 その6 無量光院 & 柳之御所

2007年10月01日 | Tohoku ( Japan )
おくのほそ道2007では、まだ、平泉近辺をうろちょろしている。今日は、芭蕉さんの頃、既に忘れ去られていたと思われる場所。



これは、無量光院跡。発掘中。庭園であったと思われる部分は、既に芝生が植えられていて、建物があったと思われる部分には、発掘途上らしくシートがかぶされていた。回りの田んぼの下に埋もれたままの部分もまだ相当あると思われる。



平等院のような姿で、規模もこちらの方が大きかったらしい。

柳之御所跡も、発掘中。こちらの方がもっと広大だ。かつて、ここに、藤原氏代々の館と役所群があったと考えられている。





隣には、御所跡を見晴らせる小山付の、立派な博物館があり、ここで、発掘されたものが展示されている。すごいというものはないが、面白いものはある。
へらみたいのがたくさん展示されいたが、これは、TOILET PAPERならぬTOILET WOODだそうだ。TOILET ROPEのことは、小さい頃聞いたことがあったがTOILET WOODとは...

何故、こんなに、そこかしこで、発掘が進められているかというと、当地区全体として、世界遺産の指定を受けようとしているからのようだ。京都からこんな離れた東北の果て(みちのく)に、中尊寺を核としたぎんぎらぎんの華やかな文化が花開いていた。
当時の人口は、10万人以上だったらしいが、今の人口は、1万人強に過ぎない。
コメント
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