年配から若者まで幅広い世代に受け入れらている稀有なタレントだろう。
ずっと見てたわけではないのだが、とってもうまく歳を重ねているような気がする。
商業主義のおかげというよりは、そもそも人間のレベルが高いキャラが集まったグループなのだと思う。
そういえば、昔ビストロスマップのレシピ本を買ったような気がするが、どこに行ったかな?
今日は、クリスマス。といっても、特に行事もないので、久し振りに原宿に行ってみた。ファッション競争は、ますます激化しているようで、まあすごい。エネルギッシュというか、パンクというか、表現が難しい。外国人観光客も多く、明治神宮と、原宿のファッションをセットで、見に来ているようだ。相当物珍しがっている。
竹下通りは、あいかわらずすごい人出。店もいろいろ入れ替わっているようだが、DAISOが大きな店を開いているのには、びっくり。ちょっと場違いな気もするが。
BEATLES グッズ専門店のGET BACKは、あいかわらずぱっとしない。どうしちゃったんだろう。大衆に迎合しすぎかな。
青木富貴子氏著の”731”を読了した。731部隊に特に深い関心があるわけではないが、昔、森村誠一氏著の”悪魔の飽食”を読んだ印象が強く、読んでみようと思ったわけだ。そういえば、森村誠一氏の悪魔の飽食では、まったく関係のない写真が多数使われ、問題になった。やはり、当事者ではない小説家や、ルポライターが、本を著すには、限界もある。
この”731”も、その限界を露呈してしまっている。一所懸命取材をして、資料を集めて、人にあって、書いたことはわかるのだが、時代があまりにも経ちすぎていることと、日本、アメリカ、ロシア等、この部隊の存在を否定しようとして証拠隠滅したり、その成果を戦後に独り占めしようとして、他国に隠密で事を図ろうとした輩ばかりであったわけだから、60年も経って事実を探ろうとすること自体にかなり無理がある。
ただ、きめ細かい取材により、当時のにおいが濃密に伝わってくるところは、見事だ。青木氏は、元々”ニューズウィーク誌日本版”のニューヨーク支局長だったそうであるから、取材したことをリアルに仕上げるのは、得意とすることだろう。
それにしても、取り上げた題材の難易度が高すぎたということか。
ただ、この731部隊のやったといわれている行為が、南京事件と共に、日本の中国で戦時中に行った悪事の象徴になっていることは、日本人として知っておくべきだろう。
北京滞在で時間が余った人は、盧溝橋の手前にある抗日戦争記念館を訪れることをお勧めする。不愉快になることは間違いないが。盧溝橋自体は、マルコポーロの東方見聞録にも紹介されているぐらい美しい橋です(念のため)。
"院展"が横浜に来た。横浜では1週間だが、全国各地を半年かけて回っている。
閉館間際に行ったので、人が少なくて、落ち着いて見れた。力作ぞろいだが、賞をもらっている絵ともらっていない絵とがあり、どうやって賞を選ぶのだろうかと思った。皆、一定のレベルをクリヤーした皆さんの絵であり(素人目には、技術の差はわからない)、残りは、好みの問題だと思うのだが。
内閣総理大臣賞の絵は、確かにすばらしいのだが、色合いや、雰囲気が、平山画伯の”仏教伝来”に似ているような気もする。なかなか見る者に、新鮮な驚き(インパクトともいう)を与える個性を出すのは、難しい。
平山画伯の絵は、シルクロード(楼蘭)の駱駝(キャラバン隊)の絵で、ワンパターンなのだが、インパクトはある。不思議だ。色の使い方のせいか?対になっていることによる対比の妙か。
個性のアピールと、(所謂)芸術性の高さの両立って、可能なのだろうかとふと思う。確かに、有名な画家は、自分のパターンを確立して、それを軸に、キャリアを展開しているような気もする。ピカソのように、時代によって、大きく作風が変わる画家もいるが。
やっぱり私は、音楽の方が合っているのかもしれない。音楽の方が、うならずに、理屈抜きに楽しめるもん。絵についても、好みは、ばらばらのばずなのだから、同人の好き嫌いで、賞を与えるようにしたらいいかも(○○画伯賞など)。ダブりありで