かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

奈良散策

2023年02月21日 | Nara ( Japan )


今日は関西。
奈良中心部を散策した。その理由は、若宮の造り替えを機に、特別展示が開催中と知ったから。
ネット社会のおかげ?
米原付近は、雪がひどくて、徐行運転。
時間切れで、引き返すよりは、いいけど。



御旅所。
春日若宮おん祭の祭場。
毎年、12/17に、様々な神事が奉納される。



春日神社の宝物館では、気合いの入った企画展。
今だけ見れるお宝もたくさん展示されていて、素晴らしい。
現代芸術家の杉本さんの作品も。
時の流れと芸術の普遍性を感じる。
正倉院の次は、春日大社の時代だった?



ここは、唯一撮影可のだ太鼓ホール。
おん祭りの際使用されている。
これは、現在使用されているものだが、鎌倉時代から最近まで使われて来た太鼓も、展示されていた。



春日大社は、前にも紹介したと思うので、割愛するが、日本を代表する神社。
歴史的から見ても日本一?



著名人からの灯籠も残るが、この展示スペースは、前からあったかな?
暗がりで映える灯籠を再現している。
外国人が多かったが、神社と寺の違いは、なかなかわからないだろう。



目玉の造り替えなった若宮神社。
実況中継特番でいろいろ知識も得たので、ありがたみ大。



ついでに、三月堂(法華堂)へ。
以前にも行ったが、日光・月光像が、東大寺ミュージアムに移動したので、すっきりした。
不空羂索観音が一層映えるが、まだ、奥の方が見にくい。
なかなか難しい。



二月堂もたぶん2回目。
こちらは、入場料がないので、外国人も多い。



建物が舞台のようになっていて、そこからの景色も絶景。
大仏殿も眼下。



これは、今年用?
なかなか、関東だと行きにくい。



何と、アショカピラー!
サールナートに行った時、休館日で見られなかったインドを代表するお宝だ。



こちらは、目立つが、70年の大阪万博の古河パビリオンの七重塔の水輪をここに残したのだという。
大拍手だ。
こんなに大きかったのか?



大仏殿。
中には入らなかったが、流石の迫力。



白梅。
春も近い?



奈良国の前にある氷室神社。
平安時代からの、神社とされるが、ちょっとわからない。
御朱印いただくのに、切り貼火をいただいたり、おみくじを氷の上に置いたり、アトラクションも?



予定にはなかったのだが、時間があったので、奈良博の、お水取り展へ。
本尊2体が秘仏ということで、焼け残った光背とか、後代の絵巻とか、美術的には、そう凄い展示ではなかった。
それよりも、このお水取りの儀式が、1200年以上の長い年月の間、どう伝えられて来たのか、古文書的な展示が多かった。
毎年、この時期に行われる企画展らしい。

それよりも、同時開催の珠玉の仏教美術展が良かった。
見たことのない国宝、重文級がズラリ。
見たことのあるような仏舎利容器も。
パキスタン出土とあったが、デリーの博物館に展示されているものと比較研究してもらいたいものだ。



現物が、展示されていたが、流石に大きい。
いつか、実際の儀式を見てみたい。
毎年、私の誕生日から、2週間に渡って、執り行われる。



吉野の仁王門の力士像がまだ展示されていた。
大修理は、終わっていないのだろう。



中国古代青銅器館の方にも、久しぶりに。
個人のコレクションが寄贈されたものだが、凄い質量。
中国の政変時に大量流出したものか。



最後は、穴場でまだ訪れていなかった浮見堂。
由来は、よくわからないが、なかなかの風情。
背景に御蓋山が、見えたが。
ということで、再訪が多かったのだが、久しぶりだったので、ずいぶん変わっていた。
雪が降ったり、晴れたりの天気だったが、奈良の散策を満喫。
コメント
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