稲刈りの話や、イナゴを見たりすると
毎年思い出すことがあります。
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小学生の頃、昭和30年ごろだったか?
学校の生徒全員でのイナゴ獲りの思い出です。
授業の変わりにやるわけですが
みんな、親の手作りの袋とお弁当を持って登校しまします。
うまく描けていませんが
手ぬぐいを輪にして縫って
口の部分は、すぼめて10センチくらいの
細竹をくくり付けます。
イナゴを捕まえたら
竹筒の中に入れて、手ぬぐいの袋の中に落ちていくんですよ。
うまく考えられたものだと、今でも思います。
袋の中では、イナゴがもぞもぞ動いていて
なんとも、気持ち悪かったような?・・・
そして
学校に戻って獲ったイナゴを集め、業者に売って
校内の資金にしていたようです。
今で言えば、子供会で廃品回収をしているようなものだったのでしょう。
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今ではイナゴも少なくなったとか聞きますし
秋の虫の声も変わってきていると夫がなげいています。
生態系が変わってきているのは確かなようですね。
イナゴ獲りのホンワカ思い出にふけりながら
いろいろ考えた夜でした。