9月25日、3連休最終日のランチタイムを迎えました。
11期生の小林です。
皆さま充実したお休みを過ごされましたでしょうか?
油断していると休みはあっという間に過ぎ去っていきますね。
さて、さて、今日は、マーケティングについてお話しです。
私は毎食後や仕事中、よくコーヒーを飲みます。ほとんど惰性でコーヒーを飲んでおり、そこに「飲む飲まない」「別の飲料」といった思考はありませんでした。
そんな私の固定化した思考を打ち砕いたドリンクがこちら、
「キリン午後の紅茶エスプレッソティー」です。
私のように無思考でコーヒーを選んでいたユーザーに受け入れられ記録的なヒット商品となっているようです。
売れた裏には緻密なマーケティング戦略がありました。
~キリン午後の紅茶エスプレッソティーのマーケティング戦略~
午後の紅茶と言えば紅茶飲料市場ではメジャーブランドであり、確固たる地位を確立しています。
しかし、紅茶飲料市場の規模はコーヒーの3分の1以下であり、今後さらなる成長は見込みにくい市場でした。
また、紅茶飲料市場には、リプトン、TER’s TERなど競合ブラントもあり一層の市場浸透も困難な状況でした。
そこで、キリン午後の紅茶はコーヒー市場に打って出ることを選択したのです。
コーヒーの中にある紅茶であればオンリーワンであり、目立つし、競合がないと考えたのです。
4Pの観点で分析してみると、以下の様に展開しています。
■プライス
これは他の飲料と同一(習慣価格)
■プレイス
流通は他の飲料と同様
コンビニなどではコーヒーコーナーまたは、コーヒーと紅茶の境目の棚割
■プロダクト
「エスプレッソ」というコーヒーライクな冠
コーヒーと同容量(コーヒーの様な見た目、コーヒーエリアの棚割確保)
■プロモーション
コーヒーを起相させる広告
1つの商品の裏側には、多様なマーケティング活動があるものです。
掘り下げて調べてみると面白いですよね。
それでは、本日はこのあたりで。
今週も一週間頑張りましょう!!