おはようございます、佐々木です。
「世界は言葉でできている」というフジテレビの番組を皆さんは知っていますでしょうか。
私は、以前、日曜日に、本番組の再放送を見たのですが
非常によくできている番組だなと思いました。
どのような番組か伝えますと
①偉人の言葉のあるフレーズを○○○と隠す。
例:「○○○な人間は、生きるにふさわしくない。 」by キング牧師
②○○○部分に、テレビ出演者(複数人)が自分が良いと思う言葉を入れて表現する。
例:「■▲★な人間は、生きるにふさわしくない。 」
③「■▲★な人間は、生きるにふさわしくない。 」に対して、会場のお客さんが良い言葉と思ったら点数つける。
④キング牧師の言葉を紹介する。
例:「何かのために死なない人間は、生きるにふさわしくない。 」by キング牧師
⑤「何かのために死なない人間は、生きるにふさわしくない。 」に対して、会場のお客さんが良い言葉と思ったら点数つける。
⑥③と⑤の点数を比べて、③が高ければ勝ち抜きとなり、最終的に優勝者を決める。
という流れです。
私が秀逸だなーと感じた、良い言葉という感覚値を点数に代替し評価し、ある程度の公平性透明性をもって
勝ち負けを決めていく仕組みです。
実際、私は偉人の方が良い言葉だと思っても、テレビ出演者が考えた言葉の方が得点が上だったりして
人間の感受性の違いっておもしろいなと感じさせてくれます。
また、その番組では、偉人がどのような背景で、そのような言葉を言ったのかも紹介してくれるので
人生の教養にもなるので、また見たくなります。
私も今後マーケティングを実践していく立場として、
こういう定性的なものを定量的に表現していくことも意識していこうと思わせてもらった作品でした。
※ちなみに、ゴールデン進出の初回放送は、視聴率がかなり低かったみたいです。なんでだろうなぁ・・・?人の気持ちを捉えるのはほんと難しいですね。