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お気に入りの本

2012-11-07 21:39:19 | 12期生のブログリレー

12期生 岡本卓馬です。
今日から7週目のブログリレーに入りました。

前回は企業の強みを形にする「知的資産経営」を勉強会で
しっかり学んでくると書きましたが、急な仕事で行けませんでした・・・


そのため、今回は私のお気に入りの本の紹介です。

 『仕事は楽しいかね?』 (デイル・ドーテン著、野津智子訳 きこ書房)

10年以上前に出た本ですが、最近Amazonのブックランキングに突然
ランクインしてきたので、懐かしくて再度読み直してみました。

小説形式のビジネス書ですぐ読めてしまうのですが、

   「彼らはね、他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを
    他人と同じような人間になることで達成しようとしているんだ。」

   「目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、
    じーっと待っていたりしないということだよ。」

   「きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。
    試すこと自体が欠落してたんだ。」

といったように、結構ドキっとするような文言があったりします。


これを最初に読んだのは、ちょうどプロジェクトが失敗に終わって
落ち込んでいた時だったのですが、

    「試してみることに失敗はない

という言葉がものすごく印象に残って、「間違っているかもしれないけど、
自分はこう考えた」と明確に打ち出して仕事をするようにしてきました。


そんな感じで当時の自分の考えを振り返りながら読み直していたところ、
目に入った次の言葉が印象に残りました。

    「アイデアがほかのアイデアを引き寄せる

前回のブログでは、思いや考えを見える形にして共有する仕事と書きましたが、
見える形になっていると新しい意見やアイデアをもらえることが非常に多いです。
とにかく間違っててもいいから形にして議論するんだという意識は持っていましたが、
本に書かれていたこの言葉が影響していたのかもしれません。


改めて見える化って大事だよなと思いながら、結局、知的資産経営を勉強しようという
結論に戻ってしまいました。
それにしても見える化という言葉はよく聞きますが、学問として体系化されているんでしょうか?
最近、見える化に関する本が出ていましたが、書評を見ると厳しいことを書かれていました。
便利な言葉として使われていて、人によってイメージするものが異なるせいかもしれません。
そのあたりも今後考えていこうと思います。

コメント (3)
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