10月から転職したチチカカも力を入れていますし、本年度の中小企業診断士試験にも出題された「コーズ・マーケティング」について、触れてみたいと思います。
コーズ・マーケティングですが、「Cause Related Marketing」と英語では書きます。訳すならば、社会的な正義や大義・倫理と関連づけて、マーケティング活動を行うことを指します。
かつては、社会的な活動とマーケティングを関連づけることはタブーとされ、関連づけないことを明確にすることで、企業イメージをあげる、ブランディング活動を行っていました。
しかし、昨今では商品を買うことでその売上の一部がNPOなどに寄付をされて、結果、社会問題の解決に役立てられる、といった仕組みが、マーケティング手法として認められるようになってきました。これがコーズ・マーケティングになります。
日本で有名なコーズ・マーケティングの事例としては、ボルヴィックの「1ℓ for 10ℓ」プログラムがありました。
今後の企業のブランディング手法として、コーズ・マーケティングに注目していくと良いですね。
次回は、チチカカも取得しました、フェアトレードラベルについて、お話したいと思います。