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メード・イン・ジャパンの信頼性

2013-05-21 12:05:15 | 講師田村からのメッセージ
皆さんこんにちは。田村隆一郎です。

私の自宅近くの商店街に、期間限定の催事をやっているスペースがあります。

先日は、タオルや寝間着などを販売している企業が出店していました。

市価の80%引き~半額程度の値段で販売していたため、私も思わず店に入ってしまいました。

タオルを買おうと、いくつかの商品を見て回っていると、外人のお客さんが入ってきました。

その外人のお客さんは、一つ一つのタオルを手に取って、「これは日本製?」と店主に尋ねていました。
ほとんどすべての物について、「これは日本製か?」と確認しています。

店主はその都度、「これは中国製だね」とか、「これはベトナム製だよ」とか答えます。

さらにその客は、「日本製はどれ?」と尋ねました。
店主がそれを紹介し、「日本製は少し高いよ」と言いました。

「他に日本製はないか」などと、余りにも日本製について聞かれるため、店主は「なんで、そんなに日本製にこだわるの?」と聞き返しました。

すると、その客は「やっぱり日本製が一番。日本製は良いよ。」と答えたのです。

日本人の私ですら、いまさら日本製も外国製も大して品質は変わらない。
外国製でも品質は悪くない、と思っています。

しかし、海外の人からすると、まだ「日本製」ということが信頼の証しになっているようです。

メード・イン・ジャパンという言葉が、日本の産業力衰退の象徴のように使われますが、まだまだメード・イン・ジャパンは信頼されているのだと実感させられた出来事でした。
コメント (1)
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