こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今月2度目のベトナムに来ています。
今回は、2日間のセミナーなので、2泊1機中泊というトンボがえりです。
手前味噌ですが、主催者(ベトナムの会社)が、なぜ、私に声をかけてくれるのか、昨日、こちらでお会いした別の日本人講師の方から伺いました。その型は、主催する会社から伺ったそうです。
鴨志田の講座は人気があり、好評で、今回も、前回の受講生からの口コミの人もいるとか。
その理由は
(1)受講生の話を良く聞く
(2)ひとつひとつの質問に丁寧に答える
(3)受講生は、幸せな気持ちで帰れる
と聞きました。
これを聞いて、私自身が、海外の研修講師をする際に気をつけていることが、評価されたことを実感しました。
(1)受講生の発言は否定しない。訊く→聞く→聴くに徹する
通訳さんから「鴨志田先生は、こちらの人が発言しているとき、言葉(意味)がわからないのに、頷くの?」言われたことがあります。言語はわからなくても、相手の気持ちを受け止めようとすると、自然にその人の側に行き頷いてしまいます。
(2)質問に丁寧に答えるときのポイントは、「私があなたの立場ならこうする」を基本とする。
すなわち、客観的に、この場合はこうなるが、この場合はこうなるというような答え方は正しくてもしないようにこころがけています。
他にも、答えはあるけど、「私があなたの立場ならこうする」とこれが一番適切ですよと言い切ることが望ましいのです。
※この場合は、この場合は、と風呂敷を広げると、この講師は、わからないから、いろいろな答えをすると受け取られるリスクがあることを、過去の経験から学びました。
(3)目が点になるような意見や返事があっても、否定しない。
「あなたの考え方は、初めて聞きました。または、あなての言うことは、たしかに正しいですね。そういう考え方もありますね。勉強になりました」とまずは、肯定することにしています。決して私は同意をしているわけではありません。そして、講義の流れの中で、どこで、この考え方は改めた方が良いということを気づかせようか、探りながら進めていき、受講生の発言の中に、そのきっかけを見つけた時に、pushして、その時に、「そうでしょ!」と突っ込みをいれて「それが一番大切なことですよね」と受講生の共感を得ることを意識しています。そのあとで、否定したかった発言について、「私はそうは考えていない。理由はこうだから」と説明をすると、聞いてもらえます。
このような講義をできるようにするために心がけてきたことは、以下のことです。
(1)講師はカウンセラーである
受講生を受け止めて、気づきを引き出すのが、研修講師の仕事であるという考え方を持っていることです。
そのためにカウンセリング(キャリアカウンセリング)を学び、傾聴セミナーなど機会があれば、今でも受講しにいきます。
(2)ボイスコミュニケーション
ボイストレーニング効果は海外でも実感します。私の日本語は、受講生は理解できませんが、声の大きさや抑揚で、声にのせた私の気持ちは伝えることができます。
いかがでしょうか?
6月13日の国際部サロンで、独立してからの海外業務展開というテーマで、スピーカーをします。
※現役時代に海外業務経験皆無だった私が、独立して毎年のように海外での仕事をつないできている背景について話をします。
もしご関心があれば、ご参加ください。
今月2度目のベトナムに来ています。
今回は、2日間のセミナーなので、2泊1機中泊というトンボがえりです。
手前味噌ですが、主催者(ベトナムの会社)が、なぜ、私に声をかけてくれるのか、昨日、こちらでお会いした別の日本人講師の方から伺いました。その型は、主催する会社から伺ったそうです。
鴨志田の講座は人気があり、好評で、今回も、前回の受講生からの口コミの人もいるとか。
その理由は
(1)受講生の話を良く聞く
(2)ひとつひとつの質問に丁寧に答える
(3)受講生は、幸せな気持ちで帰れる
と聞きました。
これを聞いて、私自身が、海外の研修講師をする際に気をつけていることが、評価されたことを実感しました。
(1)受講生の発言は否定しない。訊く→聞く→聴くに徹する
通訳さんから「鴨志田先生は、こちらの人が発言しているとき、言葉(意味)がわからないのに、頷くの?」言われたことがあります。言語はわからなくても、相手の気持ちを受け止めようとすると、自然にその人の側に行き頷いてしまいます。
(2)質問に丁寧に答えるときのポイントは、「私があなたの立場ならこうする」を基本とする。
すなわち、客観的に、この場合はこうなるが、この場合はこうなるというような答え方は正しくてもしないようにこころがけています。
他にも、答えはあるけど、「私があなたの立場ならこうする」とこれが一番適切ですよと言い切ることが望ましいのです。
※この場合は、この場合は、と風呂敷を広げると、この講師は、わからないから、いろいろな答えをすると受け取られるリスクがあることを、過去の経験から学びました。
(3)目が点になるような意見や返事があっても、否定しない。
「あなたの考え方は、初めて聞きました。または、あなての言うことは、たしかに正しいですね。そういう考え方もありますね。勉強になりました」とまずは、肯定することにしています。決して私は同意をしているわけではありません。そして、講義の流れの中で、どこで、この考え方は改めた方が良いということを気づかせようか、探りながら進めていき、受講生の発言の中に、そのきっかけを見つけた時に、pushして、その時に、「そうでしょ!」と突っ込みをいれて「それが一番大切なことですよね」と受講生の共感を得ることを意識しています。そのあとで、否定したかった発言について、「私はそうは考えていない。理由はこうだから」と説明をすると、聞いてもらえます。
このような講義をできるようにするために心がけてきたことは、以下のことです。
(1)講師はカウンセラーである
受講生を受け止めて、気づきを引き出すのが、研修講師の仕事であるという考え方を持っていることです。
そのためにカウンセリング(キャリアカウンセリング)を学び、傾聴セミナーなど機会があれば、今でも受講しにいきます。
(2)ボイスコミュニケーション
ボイストレーニング効果は海外でも実感します。私の日本語は、受講生は理解できませんが、声の大きさや抑揚で、声にのせた私の気持ちは伝えることができます。
いかがでしょうか?
6月13日の国際部サロンで、独立してからの海外業務展開というテーマで、スピーカーをします。
※現役時代に海外業務経験皆無だった私が、独立して毎年のように海外での仕事をつないできている背景について話をします。
もしご関心があれば、ご参加ください。