超高齢化社会の生き方

こんにちは、松田越百（まつだ・こすも）です。

本日、所用で大学時代の後輩と久々に会いました。お互いの近況報告を済ませたあと、自然とお互いの将来についての話になりました。

私もその友人も九州の出身で、就職を機に上京してきた地方出身者です。地方出身・東京在住の会社員にとって、「老後をどこで、どのように過ごすか」というのは結構大きな問題です。地方は物価が安くのんびりしているのですが、仕事が極端に少ないです(だからこそ、こうやって上京してきているわけです)。ですので、仕事をせずにのんびりとした老後を過ごすのであれば、地元に帰るのも良いのですが、これからの社会では高齢者も働いていかないと成り立たなさそうです。

ただ、東京に住んでいれば老後も仕事ができるかと言うと、当然そう言う事もなくて、殆どの会社員は定年後は仕事を続ける事は不可能でしょう。

「就職」ではなく「就社」というこれまでの日本の雇用慣行は、今後の社会の構造変化に相応しくないものになっています。高齢者の再雇用も一部始まっていますが、竹に木を継ぎ足すようなもので、根本的な対応策とは思えません。やはり個々人がしっかりとした職を持つというのが、本来の姿ですから、我々自身がそういう姿を目指して人生設計を組んでゆく必要があるのでしょう。

今すぐに、と焦る必要はないですが、独立を目指すのは方向性としては間違っていないと思います。