皆さん、こんにちは、富岡です。
ゴールデンウィークも今日で終わりですが、いかがお過ごしでしたか?
私は両親の住む熱海でのんびり過ごしていました。
そんななか、5月3日の夜テレビを観ていましたら、「体育会TV」という
番組で、あのロシアの天才スケーター皇帝プルシェンコが日本の子役で
フィギアスケーターでもある本多望結(みゆ)ちゃんを指導するというのを
やっていました。
望結ちゃんの演技を見てプルシェンコは「表現力が足らないな。もっと
体全体を使って表現するんだ」と言って自分でやって見せていました。
なるほどフィギアスケートというスポーツは、単にジャンプがちゃんと
飛べるということに留まらず演技で観衆を魅了する芸術的な要素も多分に
あるのだなと再認識した次第です。
われわれの話す仕事も内容を正確に伝えるということはもちろんですが、
聴き手の共感を得るために、表現を豊かにするということが非常に大切と
考えます。
私もふだん、なるべく素直に自分の気持ちを、体全体を使って、声もめりはりを
つけて表現するように心がけています。われわれはアナウンサーではないので、
一言一句間違えないなんて考えないで、多少かんでもいいから表現力豊かに
思い切り話したほうがよいと思っています。
富岡 淳