東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

知られざる新聞作成の工夫

2014-05-21 20:38:45 | 13期生のブログリレー

~ キッテから見下ろした東京駅 ~ <注>画像は投稿内容と関係ありません

5月20日(火)19時からTV朝日の「林修の今でしょ!講座」で、「新聞ってこうやってつくるんだ!」というテーマの放映がありました。参考になりそうなので、ご紹介します。 

以下の記事、普通に読めますが、致命的な問題があるそうです。

<記事例>

「今日6時ごろ新宿のビルで火災が発生2階の一部が燃える。

被害者は30代の男性で火傷を負うが命に別状はなし。」

 

実は「情報元」を明確にするのが必要だそうです。

「警察によると…」とか「…と警察が発表した」と入れるのが正解そうです。

論文だと「注記」で説明する手もありますが、新聞やテレビだと本文だけで全てを説明しないといけないからなのでしょう。

~ キッテの屋上庭園 ~ 

分かりやすい紙面の工夫としては、同一面の写真はサイズを変えて、

どれがこの紙面の主なのかメリハリをつけているようです。

我々が執筆するときにも、参考になりそうです。

 ~ キッテから見下ろした東京駅に入る電車 ~ 

タイトルの付け方についても紹介がありました。

例えば以下の記事があったとします。 

<記事例>

「15歳未満の子どもの数は1633万人(4月1日現在)で、前年より16万人減ったと総務省が4日発表した。

33年続けての減少。総人口に占める割合は12.8%と40年連続の下落で、世界でも最低水準だった。」

皆さんだったら、どんなタイトルにするでしょうか? 

<タイトル例1>

「子供の数減少 世界最低」 

<タイトル例2>

「止まらぬ子どもの減少 ~世界の最低水準に~」

実際に記事では以下だったそうです。

<実際のタイトル>

「子ども33年連続減少 総人口の12.8%、世界最低水準」

ここでのポイントは以下です。

(1)数値を入れることで、読者がイメージしやすくする

(2)「水準」を入れないと「唯一」になってしまうので、曖昧な場合は「この辺り」というニュアンスにする

他に紹介がありましたが、今回はここまで。

 

柴 太郎でした。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする