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足で情報を取りに行く 販路開拓アドバイザーの経験から

2014-09-01 13:27:22 | 塾長からのメッセージ

塾長の鴨志田です。
昨日と一昨日の合宿に参加された皆さん、お疲れさまでした。まだ、その余韻が残っています。

ところで、最近、インタビューの仕事の機会を提供しましたが、インタビュー先を自分で見つけられない…という方が多かったので、私の販路開拓アドバイザーの経験を少し紹介いたします。

独立して2年目に、新潟県の仕事で、販路開拓アドバイザーの活動をしました。
新潟県内の企業様のカタログや技術カタログを持って、関東地区の企業様を訪問します。新潟県内の技術を紹介し、そして、外注する工程などありましたら、是非、外注先の候補としてご検討していただけないかという営業活動です。 訪問先は、自分で見つけてこなければなりません。当時の私には、該当する企業様とのネットワークは、皆無でした。前職はSEですし、営業経験もほとんどありません。

訪問先企業をどうやって見つけたのかを紹介することが、今日のブログの狙いです。

(1)まず、最初に、展示会に行き、該当する加工技術を必要とするであろう製品や、その企業様を探し、「後日、あらためてご挨拶させていただきます」と添えて、展示会場で名刺交換をする。

(2)展示会でいただいた名刺の会社に、改めて、電話をかけて、面談のアポをとる。

(3)企業訪問をすることで、その移動中にXX工業団地の存在を知ることができた。

(4)インターネットなどで、その工業団地に、どのような企業があるのかを調べ、1社ずつ、該当する企業かどうか、製品チェックをする。

(5)該当する企業には、電話を入れて、主旨を話して、面談の申し入れを行う。

(6)訪問した企業様に、このようなニーズをもった企業様を紹介してもらえないかを尋ねる。

これが基本行動でした。これ以外は、知人・友人のネットワークを紹介していただくというものです。
したがって、展示会は、企業様との接点をつくる良い機会です。

上記の方法で、年間、述べ150社を訪問しました。
情報は、足でとってくるもの、これは、私が大切にしていることです。 
足でとりにいくと、顔と顔が見える関係になりますね。その後は、電話でもメールでもコミュニケーションしやすくなります。
そして、情報収集のアンテナをたてているので、そのほかにも思いがけない情報を得ることもあります。

楽な仕事はありません。自分の足で集めた情報だからこそ、それを活用しようという気持ちも強くなります。

ご参考まで。 

 

 

コメント (5)
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