15期生の矢口です。
9月10日に起きた関東・東北豪雨の水害救援ボランティアで
茨城県常総市に行ってきました(9月20日、28日)。
現地に行ったと言っても、つながりのあるNPOが立ち上げたボランティアセンター運営のお手伝いでしたので、泥出しや掃除作業はしていません。
それでも現地に実際に行って見て分かったことや状況のまとめなどをお伝えしたいと思います。
・泥臭さ、土ほこりがあり、町全体的にセピア色っぽくなっている。
・人口の約4%が外国人で、その半数がブラジル人。外国人比率はつくば市より多く茨城県内で一位だが、情報提供はこのNPO運営のボランティアセンターがほぼ担っている。
・時間の経過と共にニーズは変化しており、例えば、支援物資(衣類)には、サイズが合わないものだったり、季節外れのものであふれている。
・支援のし過ぎは良くない。東日本大震災からの教訓も含め、地元住民が自立する手助けにはメリハリは必要。
・SNS(Facebook)での投稿では錯綜するので、いつの情報か明記することは大事。
・東日本大震災以降からの災害支援の専門組織間のネットワークが機能しており、ボランティアセンター運営が続けられているが、地域外組織への依存度は高い。
・被災から3週間経ってフェーズが変わりつつあり、罹災証明書発行からの家屋修理や災害弱者と言われる人への支援に重点が置かれるようになる。いわきでもそうだが、バラバラに活動していた市民団体が連合体を作るようになる。
東日本大震災ほどではないにしても、まだまだ地域外からによる生活再建の支援の必要性は感じています。
また、情報発信のSNS活用が飛躍的に広がっていること、普段からの他団体との連携活動の重要性も感じました。
個人的にも(実家から遠くないこともあり)まだまだ継続的に関わっていこうと思っています。