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人間ドック

2015-10-05 17:58:46 | 15期生のブログリレー
15期生の田本秀行です。

合宿では大変お世話になりました。
皆様もお疲れ様でした。

 さて、二日酔いも冷めやらぬうちに合宿から中1日空けて人間ドック半日コースを受けました。シルバーウィーク前日から合宿の日曜日まで飲み続けた結果(かどうか定かではありませんが)、血液検査の数値が少々悪化してしまいました。ドクターからは様子見とのことですが、普段の生活を少し見直す必要が出てまいりました(飲まなければいいかどうかは定かではありませんが)。
 今回は、50歳の節目なのでMRIによる脳ドックを追加したい、また、いつも若干辛い口からの胃カメラを鼻からやってもらいたいと思い、両方できるところを探しました。そこで見たちょっと感心した仕組みについてお話ししたいと思います。
 人間ドックでいつも感じるのは待ち時間が長く、イライラしてしまうことです。エスコートの方々がパニックを起こしはじめると雰囲気も悪くなってきます。過去に受けた傾向としては、前半の測定、心電図あたりは早く終わり、中盤の目や耳の検査で停滞しはじめ、後半の胃のレントゲンや問診、エコーでかなり待たされます。今回も本を持ち込もうかと思ったくらいです。

 ところが非常にスムーズかつ穏やかに終わりました。時間にすると胃カメラとエコー入れて2時間弱。MRIは午後別枠でした。決して超高速ではないのですが、これまでの経験上最短です。過去に受けた施設の傾向としては、座る席は中央にあり検査の部屋はその周りに配置されています。検査を待つ間は中央の席に自由に座り、一人ずつ名前で呼ばれていました。今回、レイアウト的には変わりませんが、席に番号が振ってあり、受診者にも番号が割り振られ、それに従って決まった席に座らされました。そして、フレキシブルに可変の小ロット(2~5名)で検査の都度番号で呼ばれました。聞くところによると最適な割り当てを行うシステムを独自に開発しているとか。もう一つ、以前受けた施設は8時くらいから受付順でしたが、8時組と10時組に分かれていて、そんなところも混雑を緩和しているかもしれません。
 待ち行列やTOCの考え方から類推すると、ボトルネックになる検査は要員を増やし、それにあわせて全体を平準化しているのでしょう。それとも、その日の全体の人数をコントロールしているのかも知れません。仕組みだけでなく、ゆったりした雰囲気作りも大きかったように思います。エスコートする女性の振るまいが終始優雅でした。いずれにしても初めて人間ドックで待たされない感覚を体験しました。
 人間ドックは年に1回、しかも頻繁に健診先を変更することはないので、混んで当たり前と諦めていましたが、顧客獲得のための競争が激しく、改善にしのぎを削るようになったのでしょうか。来年もまた、この施設で受けようと思います。
 余談ですが、初めてMRIを受けて少々怖かったのですが、思ったよりすんなり終わりホッとしています(結果は2週間後です)。走査中の音はほんとにすごいですね。あの音を消す仕組みができたら売れるのではないでしょうか。
 
コメント (4)
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