15期生の田本です。
私、この7月から英会話に通っております。4か月目に入っても一向に上達しないのですが、先日、先生に褒められてとてもいい気分になり楽しくなってきた今日この頃です。
英語の勉強そのものは7年ほど前くらいから始めました。途中、診断士の勉強と実務補習も含めて4年ほど断続的に中断しているので、実質的に4、5年くらいになりましょうか。洋書をスラスラ読めるようになりたいと思ったのが始まりです。プログラミングやプロジェクトマネジメント関係の洋書は、翻訳されて日本で発売されるまで1~3年ほどかかります。翻訳本を読むころにはその技術や手法はすでに古いバージョンになりつつあることが多々ありました。これでは、最新技術の動向を追わねばならない私にとって致命的です。そこで、洋書のまま読めてしまえばいち早くキャッチできると考えました。TOEICを年に数回受けて、その間に対策本を読むということを繰り返しました。おかげで、辞書は必要ですが、今では、なんとか読めるようにはなってきました。
当初はこれで満足しようと思っていたのですが転機が訪れました。最近、外国の方が増えてきて街中で自然に英語が聞こえてきます。時々、お勉強を兼ねて聞き耳を立てて内容を理解しようと試みたりしますが、だいたい、あまりわかりません。そんなある朝ホームで、この電車でどこそこ行けるか?と聞かれました。この時に頭が真っ白になり、とっさに出てきたのは日本語でした。「行けますよ。横浜でオーケー」。相手の「サンキュー」に対して「どういたしまして」。脇の下に汗をかきながら、ふと思ったのです。「英語で話したい。。。」と。このままだと「難しい文章を読めるのに書けない、文法は詳しいけど話せない」典型的な英語の苦手な日本人から抜け出せません。ということで、一念発起して英会話に通いはじめました。
毎週1回、平日の夜20時から1時間です。これだけでがんがん話せるようになるとは思っていません。ですが、この30年近く、ほぼ毎日深夜近くまで残業で仕事漬けの私にしてみれば大きな前進です。この4か月、仕事で行けなかったのは2回だけと、なんとか継続できています。
こんなことを考えるようになったのは診断士になってからです。いろいろ活躍されている方々と出会ううちに、「インプットだけではだめ。表現したり実行できなければ、いくら知識を増やしても何の役にも立たない」と感じるようになりました。というわけで、私にとって今年は「アウトプット元年」と位置付けて、本塾も含めて外に出ていろいろ挑戦中です。(仕事は少し緩めて若い者にまかせて。。。)50肩がだいぶしんどくなってきましたが、これからもアウトプットする活動を広げていきたいと思います。