「お客様を捕まえるにはどうしたらよいか?」
「お客様からお金を回収するにはどうしたらよいか?」
「私は仲間と一緒に受験勉強はしたくない。その理由は、その仲間は合格したらみんなライバルになるのだから」
(商店街の事務所に行き)「何か、仕事はありませんか?」
最近、私が耳にした独立を目指す人の口から出てきた言葉です。
この発想では、独立しても成功しないだろうな? と思ってしまいました。
「この仕事を一緒にしませんか?」
「この仕事をしていただきたいのですが可能でしょうか?」
独立したら、仕事は、ほとんどが他の方の紹介により増えていきます。
だから、独立までの人脈づくりがとても大事だと思っています。
そのためには、どの人とつながることが望ましいのかということを意識して日々の活動を進める必要があります。そして、自分のアウトプットの質の高さを認めてもらうことも大事なことです。
私の独立1年目は、「独立祝い」にと何人かの方が紹介してくださった仕事がありました。とても有り難いことでした。お祝いの仕事をくださったのは、具体的には、大学時代の先輩(社長)、消費生活アドバイザーの先輩、育成塾の講師陣の方などです。一緒に勉強し、一緒に合格した仲間からは共著の本の執筆のお誘いを受けました。
冒頭のセリフを口にしている人は、何か、本質をはずしているように思えます。
本質をはずす人は、できれば、一緒に仕事をしたくない人ですね。
育成塾で伝えている「三意の姿勢」で仕事をすることで、お客様が評価をしてくださり、その結果、リピートの仕事や他のお客様の紹介につながります。
誠意……手を抜かない、最後まで責任を果たすこと
熱意……必要ならば、時間を惜しみなくかけること
創意……受け売りではなく、自分の言葉で語り、オリジナリティを高めること
これは、私の解釈ですので、皆さんも、自分で、三意について定義を行い、これに基いたご自身の行動を喚起してください。
独立を恐れず、そして今のうちに、良い人脈を構築しておきましょう。