15期の小林です。
本日は、ベトナムのダナンからの投稿になります。
2月14日にカンボジアのプノンペンにて、
"Cambodia × JapanEntrepreneur Festival 2016"
というカンボジアの大学生、若手社会人約400名を対象とした、
起業啓蒙イベントを開催するための渡航ですが、その往路で視察におとづれました。
ベトナムといえば政治の中心 ハノイ、商業の中心 ホーチミンが有名です。
ダナンはベトナムの中部に位置する町で、最近は日本でもビーチリゾートとして知名度があがりつつあります。
しかし、私はバカンスに来たわけではありません。
ダナンは、空港・港湾・倉庫・銀行・工場・オフィスビルなどの建設が進み、
産業都市としての側面も有しているのです。
昨晩、の到着で、視察はこれからになりますが、
第一印象では、さながら日本の小型の地方都市といった感じです。
思いのほか、道路や電気等のインフラも整備されており、
ハノイやホーチミンといった大都市に続き、ベトナムの新天地として、
今後の発展が期待される都市のひとつだということが、なんとなく実感できます。
発展が見込まれる理由は、ASEANの統合やTPPにより、
域内の交流が活発化することがあげられます。
特にASEANの統合で、域内の関税が撤廃され、
メコンデルタ圏の各国の国境をまたぐ取引が活発化されることが予測されています。
そうなると、重要になるは、物流経路で、
ダナンは、西に位置するミャンマーからタイ、ラオスを経てダナンに至る、
東南アジアの物流の大動脈たる、東西経済回廊の東の終点に位置します。
将来は、港湾施設のあるダナンから太平洋を渡りアメリカ等への輸出の一大拠点になるといわれています。
そうした発展を見込み、周辺では工業団地等も開発され、日系企業の関心も高まっていいるようです。
近年では、日本国内でもベトナムから人材を求めるケースが多くなっていますが、
先日、ダナンにオフショア開発の拠点を設けた中小企業社長に、ベトナムでのSE獲得のお話を伺いました。
お話によると、昨今、IT企業等のオフショア開発において、ベトナムででエンジニアを探す企業が多くなり、ハノイやホーチミンで優秀な人材を探すのは、もはや難しいとのことでした。
その点、ダナンでは、そこまで人材の供給がひっ迫しておらず、募集をかけたら、比較的容易に優秀なエンジニアを採用することができた、とのことでした。
まずは、今後が期待される、ダナンの街を散策してみたいと思います。
(ハノイやホーチミンにあるコンビニ業態のお店が、商業地域にありません。オフィスのそばにはあるのだろうか?)
2016/02/11 AM7 worte