『銘酒の会』の西村です。
最近読んだ本の中で最も印象的な言葉に、世界で最も有名な投資家:ウォーレン・バフェットの
「ビジネスの世界で最も危険な言葉は”他の誰もがやっている”だ」
というものがありました。
この言葉は2006年に経営陣の不正が横行している時に、
「他社が問題含みの行動をしているからと言って我が社がそれを行って大丈夫だと思わないように」
とバフェット氏が部下を戒めるために使った言葉と言われております。
他の誰もがやっている
Everybody else is doing it.
コンプライアンスを厳しく戒めるための言葉です。
企業、しかも比較的大企業に勤めていると忘れてしまいがちな観点なのかもしれません。
一方、私はこの言葉を知り、逆説的に違う意味でとらえました。
現在私は、年明けから勤務先で部署異動になり、新規事業開発を行っております。
新規事業で最も重要な点は色々ありますが私が感じる一番重要なポイントは、
他の誰もがやっていなくて、自社(又は自分)ならそれができて儲かる
という点を見出すことだと思っております。
このバフェット氏の言葉から「オリジナリティの重要性」を感じ、他の誰もがやっていることは、新規事業では危険なことである
と肝に銘じております。
正に、
「(新規)ビジネスの世界で最も危険な言葉は”他の誰もがやっている”だ」
ということではないかと感じました。
診断士活動においてもできるだけ「オリジナル」なことをやっていきたいな、と思わせる言葉でした。