美宅です。
少し前になりますが、3月末、
木曽路の宿場巡りに行ったときのことです。
時期的にやっと雪がなくなったところで
観光客は少なく静かに過ごせました。
まず奈良井宿(ならいじゅく)。
奈良井宿は日本最長の宿場町で、中山道沿いに南北約1kmにわたり
伝統的建造物が保存されています。
NHK連続テレビ小説「おひさま」のロケにも使われたところです。
宿場に足を踏み入れたとたん、空気が一変しました。
昔の町並みが一面に広がっており、
メインストリートには車といった
今を感じさせる余計なものが本当に少なく、
雰囲気を堪能することが出来ました。
深い谷間にあるため周りは山のみ。
現実感がなくなるほどでした。
妻籠宿(つまごじゅく)、馬籠宿(まごめじゅく)も素晴らしかったです。
特に妻籠宿は日本で初めての町並み保存の試みとのこと。
50年をかけて限界集落から再生。
家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」という3原則
を作り、守りぬいているそうです。
(妻籠宿を守る住民憲章)
どんな苦労があったのか…
インタビュー記事などから想像するしかありませんが、
並大抵ではないことは分かります。
その町にはどんな歴史があるのか。
興味を持つと旅がまた違ったものになります。