15期の川田です。
先日、育成塾の講座をドタキャンしてしまいました。
前日に急遽、海外出張することになってしまったためです。
当然のことながら、「約束を守る」ことは人として絶対です。
これまでの社会経験でもしかり。まして、独立してからは尚のこと、この大切さを実感します。
ご縁でいただいている約束ですので、それを反故にしてしまうとそのご縁はもう巡ってはこない、とも思っています。
仕事は自分できちんとコントロールする。
期日も内容もコミットする。
独立したプロとして、覚悟して実践しているつもりでした。
が、そのドタキャン。
実は海外出張のくだりで、もうお一社ご迷惑をおかけてしまいました。
社長あてにドタキャンのご連絡をメールでしたところ。
『お仕事がお忙しそうで何よりです!
こちらは大丈夫ですので、どうぞお気になさらないように。
ご連絡ありがとうございました。』
・・・「お仕事がお忙しそうで何よりです!」・・・こちらが罪悪感の中にあるときのこの一言。
「心がほろり」・・・す~っと気が楽になり、まさに救われたと同時に心が「じ~ん」と暖かくなりました。
おそらく先方はこの日の約束のために資料などいろいろご準備なさっていたに違いないのです。
にも拘わらず、相手にこんな気遣いの言葉がけ。
心に触れる、瞬間でした。
先日、お詫びで伺った折も、本当に素敵な笑顔でご対応いただき、
こちらが忙しいことを本当に喜んでくれている感が、すべての雰囲気から伝わってくるのです。
「この方のために、もっとお役に立ちたいな」、と思いました。
むろん、ドタキャンなどあってはならないのですが、
仮にわたしがどなたかにドタキャンをされても、本心から喜んであげられる、
そんなゆとりある成熟した大人になりたいな、と思いました。
人に助けられて生きているなぁ、と実感しています。
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