堀江でございます。
本日のお題は、「メッセージを一つに絞る」です。プレゼンや、講義資料作成においてです。
私は社会に出て最初の数年間、来る日も来る日も上司が使うプレゼン(提案書)を作っていました。プレゼン作成を学ぶために、新人は全員2か月の研修プログラムにたたきこまれました。それくらいプレゼンを重視していました。
しつこく言われたのは「一ページ(スライド)には一メッセージだけ」ということ。何を伝えたいか、一つだけを選び、そのページの中で説明する。最初のうちは毎回、「このページのメッセージは何?」と確認を求められました。
メッセージをサポートする根拠はいくつかあってもいいが、情報を盛り込み過ぎない。調べれば調べるほど、伝えたい情報が増えていきます。もちろんそれらの情報にも価値がありますが、それを全て書き加えていくと、ぶくぶくとメタボになり、混み合った伝わらないプレゼンになります。
明快な一メッセージであれば説得力が増し相手は提言を理解しやすくなり、議論においては論点が明確になり効率的な討論を短時間で行うことが可能になります。
この一年間、ブログリレーでも「一メッセージ」を守り、毎回何を伝えたいか意識して書いてきました。
はい、今回は、「伝えたければ、メッセージは一つに絞ろう」です。