みなさん こんにちは。16期事務局の小野田です。
今日は、目利きについてです。
先日私は、東京ビックサイトで開催された、「中小企業 新ものづくり・新サービス展」にいってきました。
独自性の高い製品やサービスをもつ中小企業が、400社以上も出展していました。
ものづくり補助金で採択されたことのある企業ばかりとのことで、独自性が高い商品ということも納得できますね。
ところで、先日本ブログでご紹介した「ロカベン」をご記憶でしょうか?
経営力強化法による支援の一貫のローカルベンチマークのことでしたね。
このツールは、企業の財務診断が簡単に出来る用になっているのですが、単に財務的な内容だけでなく、「非財務的観点」でのヒアリングをすることにも重点が置かれています。
こちらにあるエクセルや記載例に書かれていますが、ロカベンには
非財務ヒアリングシートというのがあり、単に財務的な数値だけでなく、「事業性」を評価するきっかけに使って欲しいという経産省の意図がうかがえます。
12月3日の高橋さんのブログで、銀行にも「目利き」がもとめられているという話が出ていましたが、担保の有無だけを貸し出しの基準とするのではなく、どんな技術やサービスをもっているかという「稼ぐ力の源泉」を見極めることが、ここでもポイントとなってきます。
ものづくり補助金では新たな取り組みの革新性がないとなかなか採択されにくくなってきました。
私なども、補助金申請や経営革新計画を支援させて頂くものとしては当然ですが、
何が革新的かの判断が付かないと大変なことになると気づきました。
つまり、自分の良く知っている業界以外の業界での革新的な製品やサービスについて、日頃から情報収集しておいた方が良いと感じました。
例えば、私の場合は電子機器、製造業、工作機械、ソフトウェア、システム的なことなどについては、革新性の判断が付きます。しかし、介護福祉関係、アパレル関係などについての革新性の判断は、自信がありません。
コンサルでは、どのようなジャンルのお仕事を頂くかもわかりませんので、「全然わからない分野を無くしておく」ということも必要なことではないかと感じました。
補助金の申請支援関係の仕事は、革新性の「目利き」養うきっかけにもなるなあと感じております。
インフルエンザや風邪が流行しておりますが、体調にはお気をつけてお過ごしください。
小野田直人