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「一日一食」という習慣

2016-12-15 18:55:50 | 16期生のブログリレー

皆様、どうもお疲れ様です。塚本洋美です。

突然ですが、南雲吉則先生(ナグモクリニック総院長)をご存知ですか?

よくテレビにも出演しているので、お顔を拝見すれば、おわかりになる方も多いかと思います。独特の健康法である「一日一食健康法」を提唱しているアンチエイジングに成功した医師といった方がピンとくるでしょうか? 

実はこの「一日一食」という健康法を、私はある期間やっておりました。2012年の正月明けに放映されていた「ニッポンの極論」という番組をみたのがきっかけでした。「長生きしたければ1日4食にしろ!」という精神科医の和田秀樹先生と、「長生きしたければ1日1食にしろ!」という医学博士の南雲吉則先生との極論同士の対決の番組でした。

それぞれの臓器には働きがいい時間帯があり、肝臓の働きがいい朝にはステーキを食べ、昼は魚、間食はチョコレートやりんご、夜はワインにサラダという和田先生。一方、南雲先生はサーチュイン遺伝子をコントロールするのが長生きのカギであり、それには空腹でなければならないと主張しておりました。この極論に対し、ニッポンの正論にするか、ダメ論にするかをジャッジするのが、番組の主旨でした。 

どちらが勝つかということには、あまり関心はなかったのですが、この時、私を強く惹きつけたものが、南雲先生の「現在と20年前を比較した写真」でした。明らかに現在の方が、かなり若く、別人のように見えました。一日一食健康法を実践する前は、暴飲暴食で太り、身体の不調に悩まされていたとのこと。菜食中心の一日一食を長年続けた結果、体調不良も改善され、アンチエイジング(脳年齢38歳、骨年齢28歳、血管年齢26歳)に成功されました。このビフォーアフターの写真を見た瞬間、これはすぐにでも取り組むべき事項だと、私の思い込みスイッチが、自然と入ってしまいました。この時、テレビでは「一日一食であれば、好きなだけ、何を食べても良い。人間の体は慣れてくので、だんだんと食べる量も減ってくる。」と言っておられました。

 さっそく、翌日から、夕食だけをとる「一日一食」が始まりました。やってみるとほとんどストレスもなく、意外と簡単にできました。実践して気づいたこととしては、「時間が来たから」とか「食事は三食とるもの」という習慣により、食べ過ぎていたことが分かりました。メリットとしては、①約1カ月でベスト体重になったこと、②疲れにくく体調も良かったこと(この頃に中小企業診断士の勉強を朝型に切り替えて軌道に乗せることが出来ました)、③夕食のメニューを考えるのが楽しかったことなどがあげられます。 

ところが、私には目に見えない悪魔が迫ってきておりました。約2年近く経過した時点で、これまで問題のなかった糖尿病の数値が段階的に悪くなってきておりました。具体的には、糖尿病の診断や血糖コントロールの状態の目安としてよく用いられるHbA1C(ヘモグロビン・エイワンシー:過去約2カ月間の血糖値の平均を反映する数値)が基準値よりも高くなっておりました。自覚症状のない私の体内では、食後の血糖値の急上昇による糖化が進んでいたのです。「好きなだけ、何でも食べて良い」という上辺だけの情報を真に受け、夕食は、お腹が空いていることもあり、まずご飯から手をつけ、その後おかずを食し、最後はアイスクリームでしめるということを、日々繰り返しておりました。 

南雲先生の著書を調べてみると、確かに「一日一食」ではあるが、その方法は、「魚は頭ごと、すべて食べる」とか「野菜も葉ごと、皮ごと、根っこごと食べる」、「糖分、塩分、脂分を控える」など、かなり細かい秘訣が多数書いてありました。テレビ用だったので、「一日一食であれば、好きなだけ、何を食べても良い」というフレーズになっていたのです。普通なら疑ってかかっている私でしたが、南雲先生のビフォーアフターの写真に完全に引き込まれてしまい、情報を精査せず、実行に移してしまいました。このままでは糖尿病になる可能性が高かったので、「一日一食」という健康法は、ここでやめざるを得ませんでした。

 「きちんと調べてから実行に移す」という教訓は得られましたが、これでは中小企業診断士としては失格です。前回のブログで、運動面では「一日一万歩」を習慣とすることができたことを書きましたが、食事面ではこのようなしくじりを犯してしまいました。 

しかし、「一日一食」ということについては、もう少し深追いしてみようかと思います。習慣というには、短い期間でしたが、睡眠が少しの日でも、疲れにくく体調が良かったことは確かです。ちなみに、有名人では、ドクター中松やタモリ、ビートたけし、私と音楽性の合うGACKTなどが実践しておられます。

ちょっとした間食をとることや食べる順番に気を配るなど、血糖値の急上昇を抑える工夫をし、再度練り直して、チャレンジしてみようと考えております。

コメント (3)
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