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クルーズトレインの魅力を世界へ

2016-12-10 23:50:27 | 16期生のブログリレー

こんばんは、16期生の水口(みなぐち)です。
クリスマスのイルミネーションがきらきらと輝く季節になってきました。

 

さて、今日はクルーズトレインについてです。
クルーズトレインといえば・・・、真っ先に思い浮かべるのは、やはりJR九州の「ななつ星」でしょうか。

 

来年は、JR九州以外にもクルーズドトレインが新たにデビューします。
既に駅のポスターなどに掲載されたりしていますので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、JR東日本、JR西日本の下記のクルーズトレインです。


JR東日本 「TRAIN SUITE 四季島」  

JR西日本 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 

いつかはこのようなクルーズトレインに乗ってみたい気持ちに駆られております。

さて、これらの高付加価値商品は、「誰に」「どのように」を訴求していくかがカギとなりますね。


<誰に>
考えられる対象顧客は、・・・
列車を通じて、ラグジュアリーな非日常的空間を楽しみたい層
地域の魅力を堪能したい、日本人のシニア世代(富裕層)など。
そこに加えて、昨今はアジアなどの訪日旅行客が利用するケースも増えているため、
今後はより一層、海外の富裕層が対象になります。

<どのように>
日本人向けのパンフレット、旅行情報誌、ツアーデスクなど。そのほか、
対象顧客が海外に拡大しつつあるので、海外向けイベント、展示会などでPRすることも考えられます。

実際にJR九州は、世界のラグジュアリートラベル業界最大級の展示会「ILTM(International Luxury Travel Market Cannes)」へPRを行っています。

今年のILTMは、先日2016/12/5~12/8にフランス・カンヌで開催され、JR東日本、JR西日本との3社共同出展を行い、大規模にPRを行いました。

日本のクルーズトレインを海外に情報発信することで、海外メディアやILTM来場者に関心を持ってもらえますね。

このようなPR活動の効果は、クルーズトレインの利用増のみならず、地域の文化・伝統などの地域資源のすばらしさも知ってもらえるため、沿線地域の需要増大や地域活性化にもつながると思います。

私は、訪日旅行を促進するためのイベントや取組みなどの情報を得ていきながら、地域の中小企業の活性化につながる支援がしていけたら、と思っています。

水口

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干しイモには気をつけて

2016-12-10 03:11:09 | 16期生のブログリレー

16期生鯉沼です。こんばんは。

近所にスーパーのイオンがあるんですが、その入り口に秋口から焼き芋が売ってるんですよね。
イモ大好き!というわけではないのですが、いい香りに誘われてたまに買ったりします。

そういえば、若いころは全く食べた記憶がない「干しイモ」も食べるようになりました。
幸田商店の茨城県産べにはるかの干しイモは、定期的に買うほどのファンです。(amazonで買えます)
ただ、この干しイモ、ねっとりしててホントに美味しいんですが、私の場合1%位の確率でその「ねっとり」にくっついて虫歯治療のかぶせたやつが取れちゃうのが悩ましいところです。

....そろそろ皆様お気づきかもしれませんが、書くことがないんです。ブログに。
でも、さすがにお芋で最後までは引っ張れませんので、今日は少し「介護」のお話をしようと思います。

---

私は、16期生の皆様にはプレゼン演習やキャリア・プランの講義の機会にお伝えしておりますとおり、将来、介護業界に何かしらかかわりたいという希望があります。
そのため、ここ2年の間に介護職員初任者および実務者という資格を専門学校に通い取得しました。

そこで学んだことの中には、私生活や現業、あるいは将来の診断士活動に向けて参考になることもありました。今回はそれについてお話しします。
 →考え始めるといくつかあるのですが、今回は1つにします。

コミュニケーションにおける「励まし」の方法とバイスティックの7原則

介護において、コミュニケーション技術は非常に重要なものです。
ご利用者様やそのご家族と介護職のコミュニケーションはもちろん、チームケアの視点でもその関係者間のコミュニケーションは正確性を要求されます。

その講義の中で、講師が私たち生徒に以下の質問を投げかけました。

  「例えばお父様の介護で疲れ果ててしまっている娘さんに、どのような言葉で励ましてあげますか?」

娘さんは、すでに十分にがんばっていて、「がんばってくださいね」はNGワードです。

生徒からは、

  「そんなにがんばらなくてもいいんですよ」
  「お父様よくなるといいですね」
  「無理しないでくださいね」

などと色々な答えが出た中で、絶対的な正解は無いとしつつも一番良いのではないかと講師が挙げたのは、

  「xxさん(娘さんの名前)、がんばってますね」

でした。相手の話に傾聴したからこそ言えるものであり、相手に共感し、そして相手をあるがままに受け入れ(受容)それを言葉にして励ましとする、シンプルで素敵な対応だということです。
(言い方もありますけど....)

ここで講師から併せて伝えられたのが、社会福祉におけるコミュニケーション(対人援助)の原則である、バイスティックの7原則です。
少し言葉が固いですが、以下に挙げてみます。

  1. 「個別化の原則」
     利用者・家族をかけがえのない個人として尊重し問題状況に応じて個別的な対応をすること
  2. 「自己決定の原則」
     利用者・家族の自己決定をうながし尊重すること
  3. 「受容の原則」
     利用者・家族の姿や気持ちをあるがままに受けとめること
  4. 「非審判的態度の原則」
     援助者の価値観で利用者・家族を非難しないこと
  5. 「統制された情緒関与の原則」
     援助者は自身の感情を自覚し吟味しながら、援助者が利用者の表出した感情を受容的・共感的に受け止めること
  6. 「意図的な感情表現の原則」
     援助者が利用者の考えや感情(肯定的な感情も否定的な感情も)を自由に表現できるように働きかけ、その感情表現を大切に扱わなければならないこと
  7. 「秘密保持の原則」
     秘密を保持することで信頼関係を構築すること。これが実現されることで「意図的な感情表現」も可能となる。

私は、稼プロ一回目の講義後のブログで、「三意を自分の言葉で表す」という宿題への回答を書きましたが、「誠意」については以下の定義としました。

  誠意:常に相手の理解に努め、気持ちに寄り添い、夢やビジョンを安易に否定することなく前進することに寄与したいと思う心のこと

今から思えば、バイスティックの7原則が頭になんとなーく残っていたのかもしれないなと感じてます。

このように、他の場面でも応用できる介護の講義で学んだことが、上のケース以外にもたくさんありました。
機会があれば、また、お話ししたいと思います。

鯉沼和久

コメント (6)
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