こんばんは、16期生の水口(みなぐち)です。
クリスマスのイルミネーションがきらきらと輝く季節になってきました。
さて、今日はクルーズトレインについてです。
クルーズトレインといえば・・・、真っ先に思い浮かべるのは、やはりJR九州の「ななつ星」でしょうか。
来年は、JR九州以外にもクルーズドトレインが新たにデビューします。
既に駅のポスターなどに掲載されたりしていますので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、JR東日本、JR西日本の下記のクルーズトレインです。
JR東日本 「TRAIN SUITE 四季島」
JR西日本 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」
いつかはこのようなクルーズトレインに乗ってみたい気持ちに駆られております。
さて、これらの高付加価値商品は、「誰に」「どのように」を訴求していくかがカギとなりますね。
<誰に>
考えられる対象顧客は、・・・
列車を通じて、ラグジュアリーな非日常的空間を楽しみたい層
地域の魅力を堪能したい、日本人のシニア世代(富裕層)など。
そこに加えて、昨今はアジアなどの訪日旅行客が利用するケースも増えているため、
今後はより一層、海外の富裕層が対象になります。
<どのように>
日本人向けのパンフレット、旅行情報誌、ツアーデスクなど。そのほか、
対象顧客が海外に拡大しつつあるので、海外向けイベント、展示会などでPRすることも考えられます。
実際にJR九州は、世界のラグジュアリートラベル業界最大級の展示会「ILTM(International Luxury Travel Market Cannes)」へPRを行っています。
今年のILTMは、先日2016/12/5~12/8にフランス・カンヌで開催され、JR東日本、JR西日本との3社共同出展を行い、大規模にPRを行いました。
日本のクルーズトレインを海外に情報発信することで、海外メディアやILTM来場者に関心を持ってもらえますね。
このようなPR活動の効果は、クルーズトレインの利用増のみならず、地域の文化・伝統などの地域資源のすばらしさも知ってもらえるため、沿線地域の需要増大や地域活性化にもつながると思います。
私は、訪日旅行を促進するためのイベントや取組みなどの情報を得ていきながら、地域の中小企業の活性化につながる支援がしていけたら、と思っています。
水口